下関春帆楼 日本橋髙島屋店は、期間限定「桜ふぐフェア」を 4月 13日まで開催中です。
下関春帆楼 日本橋髙島屋店 店長 石原 利光さん
桜ふぐフェアでは、「桜の開花に合わせて、春の季節を存分に愉しんでいただきたい」という想いから、期間限定で桜ふぐメニュー(テイクアウト2商品、イートイン1商品)を販売しています。
「桜ふぐ」とは、ふぐの女王と呼ばれる「真ふぐ」の春にかけての愛称です。
河津桜が咲く頃から、萩沖で水揚げされる漁の最盛期を迎えることから、冬だけでなく春もおいしいふぐの品種があることを多くの方に知っていただくために名づけられました。
桜ふぐの特徴1 春までおいしいその味は、とらふぐに勝るという声も
旬の季節の萩の真ふぐは、地元漁師の間ではとらふぐに勝るという方もいるほどです。
桜ふぐの特徴2 流通しているものすべてが天然もの
とらふぐは流通量のほとんどが養殖ものですが、萩の真ふぐはすべて天然ものです。
桜ふぐの特徴3 活きたまま水揚げだから鮮度ばつぐん
山口県の天然ふぐの大半を漁獲する地元漁師が一匹一匹活きたまま水揚げするため、鮮度は折り紙つきです。
■桜ふぐフェアイベント概要
開催期間: 4月13日(日)まで
開催店舗: 下関春帆楼日本橋髙島屋店(日本橋髙島屋地下1階)
営業時間: 10:30~19:30(イートインラストオーダー19:00)
※イートインスペースは4席です。
予約方法: 03-3211-4111 ※日本橋髙島屋S.C.に繋がります。※イートインの予約はできません
https://www.shunpanro.com/location/nihonbashi/
■天然真ふぐチゲセット 2,970円(税込) ※イートインメニュー
春帆楼特製だいだいぽん酢と紅葉おろしでさっぱりとお召し上がりいただく真ふぐの刺身と、味噌ベースのピリ辛の味付けがクセになる真ふぐチゲのセットです。
食レポ:
まずは、桜ふぐ(真ふぐ)をいただきました。
ふぐ特有のコリコリとした食感がありつつも、普通のふぐよりも柔らかな印象でした。
付け合わせられていた極細のネギも下関産で辛味があるので、味のアクセントになっていました。
写真中央の煮凝り(にこごり)は、桜ふぐではなく、とらふぐを使った醤油ベースの煮凝りだそうです。
桜ふぐのチゲは、例えて言うなら、ふぐは上質な柔らかな鶏肉のささ身のような食感でした。
チゲのピリ辛の味付けにすることで、食欲も増して、ごはんが進みました(笑)
■天然真ふぐの刺身 3,240円(税込) ※テイクアウトメニュー
福岡県糸島の橙(だいだい)を絞り、無添加の本醸造醤油、北海道産羅臼昆布、鹿児島枕崎産の鰹節を絶妙なバランスで調合した特製だいだいぽん酢と紅葉おろしでさっぱりとお召し上がりいただく真ふぐの刺身です。
真ふぐの甘みをしっかりと感じられるおすすめ商品です。
■天然真ふぐの唐揚げ 1,944円(税込) ※テイクアウトメニュー
写真右 天然真ふぐの唐揚げ
とらふぐよりも小ぶりな真ふぐの特徴を生かし、柔らかくジューシーな唐揚げに仕上げました。
脂質が少ないのでヘルシーです。お手頃価格で食べやすいサイズ感で、お酒にもよく合う一品です。
その他のイートインメニュー例
その他のテイクアウトメニュー例
■桜ふぐ について
萩市や漁協などでつくる「萩の魚ブランド化推進協議会」では、春の真ふぐの美味しさを多くの人に知っていただこうと「桜ふぐ」と愛称をつけ、萩市内の飲食店が参加して桜ふぐメニューを販売しています。
華やかなイメージと日本らしさを感じる「桜ふぐ」という愛称をつけることで、国内だけでなくインバウンドも含めた観光客の誘客にもつなげたいという思いが込められています。
公式ウェブサイト: https://hagi-gochi.jp/food/sakurafugu
Instagram公式アカウント: https://www.instagram.com/sakura.hugu
■下関春帆楼
初代内閣総理大臣伊藤博文公の命名により創業の老舗旅館。
1888年に伊藤博文公により、ふぐ料理公許第一号に認定され、1895年、日清戦争の終盤、日清講和条約(下関条約)の締結会場となりました。
1958年、1963年には二度の昭和天皇皇后両陛下のご宿泊の栄を賜り、現在も下関の迎賓館として、多くのお客さまに愛される施設です。
(取材・食レポ: 森川 創)