4月10日(木)より読売テレビ・ドラマDiVE枠(毎週木曜深夜0時59分~)にて放送がスタートします。
『子宮恋愛』©佐々江典子/ぶんか社/「子宮恋愛」製作委員会
ドラマ『子宮恋愛』は、そのインパクト大なタイトルとは裏腹に、2人の男性の間で揺れる主人公の繊細な感情描写がSNSで大反響を呼んだ、2021年より配信開始された同作名の漫画(佐々江典子/ぶんか社刊)を実写ドラマ化した作品です。
結婚して6年が経つにも関わらず、夫にすら本音が言えない日々に悩む主人公。
そんな彼女が、“子宮が恋をした”男性に出会ってしまい…。
「ホルモンバランスも理想の夫婦像も崩れた」女性の、“切ない大人のラブストーリー”となっています。
自分の気持ちを主張できない主人公が、葛藤しながらも変わっていく様子にも注目です。
主演を、「ゼクシィ」6代目CMガールに抜擢され、以降、モデル・女優と幅広く活躍する松井愛莉さんが務めます。
左から 吉本実憂さん、松井愛莉さん、大貫勇輔さん、沢村玲さん(ONE N’ ONLY)
放送前日の本日 4月9日(水) ドラマの制作発表会が開催され、松井愛莉さん、大貫勇輔さん、沢村玲さん(ONE N’ ONLY)、吉本実憂さんが登壇されてトークセッションが繰り広げられました。
自身初となる大人のラブストーリーに挑戦した主演の松井さん。
- オファーを受けたときの感想は?
松井さん:
正直すごく悩みましたが、台本を読んでみるともちろん少なからずドロドロしている部分もあるんですが、それよりも、メインキャラクター4人の感情やしがらみがすごく繊細に描かれている人間ドラマだなという印象を持ちました。
実際に演じた感想としては、まきは自分の言いたいことが人に伝えられない、そして人の顔色を伺って生きている女性なので、人のちょっとした変化、声のトーンとか表情にすごく気がつく人間だなぁと思ったので、そういった変化を聞き逃さないように、まきを演じるときは気をつけていました。
大貫さん:
僕は普段、突然踊ったり歌ったりする変わった役をする事が多いんですが、今回は普通のサラリーマンで、本当に人たらしと言うか女たらしの役で、ある意味“普通の”お芝居を1話から12話まで通してやってみて、本当に純粋にお芝居って楽しいなと思いましたし、山手旭としては、頭から最後まで、まきに、そして愛莉ちゃんに恋をできた撮影期間で、充実した撮影期間を過ごせました。
沢村さん:
台本を読ませていただいたときは、自分にこの役ができるのかなというくらい、心情が複雑なキャラクターだったのですが、実際に現場に入ってみて、撮影から得られるものがたくさんありました。
そこで恭一というキャラクターがだんだん完成していって、充実した日々になりました。
恭一は表情ではっきりわかるタイプではなく、何を考えているかわからないというのも僕の中で大事にしていた部分で、一貫性を持って撮影に臨みました。
吉本さん:
原作と脚本を読ませていただいて、寄島という役は、大人っぽくて色っぽい部分があって、私にはない部分なのでそこは不安でした。
でも、それ以外に内面の部分で、自立している部分と未熟さを両極端に持ち、それがすごく交わってる性格だったので、そこに魅力を感じて挑戦してみたいなと思いました。
私は役を演じるとき、この役を誰よりも愛そうって決めてるんですけど、寄島は本当に初めて愛せないかもしれない、と思ってたんです。
でも、演じさせていただく中で、すごく孤独と向き合って、戦っている女性なんだなと言う部分から最後は愛せるようになりました。
- 現場で印象に残っていることは?
松井さん:
これは多分、大貫さんと私は一緒だと思うんですけど…
大貫さん:
ね!そうだね!
松井さん:
八景島ですね!
八景島に1日撮影で行ったんですよ。その時に結構空き時間があって、その間に…
大貫さん:
一緒にアトラクションのバイキングに乗ったりね!
あとクレープを皆で食べたりして!
松井さん:
あと、劇中でチンアナゴ可愛かったね~というようなセリフがあったのですが、大貫さんが休憩中にトイレから戻ってきたと思ったら、チンアナゴのキーホルダーを買ってきてくださって!
しかも2種類ですよ!どっちがいい?って選ばせてくれたんです。
“もう山手さんじゃん!”と思って!嬉しかったです。
大貫さん:
未だに僕カバンに付けていますよ。
松井さん:
あぁ~嬉しい!
大貫さん:
ドラマの放送が終わるまでは付けておこうと思って。
松井さん:
お守りですね。
大貫さん:
デートだったよね!撮影という名の。
沢村さん:
僕は撮影でいろいろな場所に行ったわけではないのですが、印象的だったのは、大貫さんとの病院のシーンで…
大貫さん:
(ネタバレ的に)言って大丈夫なの~?
沢村さん:
シーンの内容はあんまり言えないんですけど(笑)
大貫さん:
服を引っ張る場面で、引き寄せる時に監督から“キレ”が欲しいとリクエストされたんですけど、大貫さんは長年ダンスをされていて、僕もダンス&ボーカルグループに所属しているので、僕ら2人の“キレ”の共通認識がアーティストの方になっていて(笑)
沢村さん:
ステップインこう入って…って2人で段取り決めて、実際にお芝居中にスッと入ったら“ダンス過ぎる!”って言われてしまって(笑)
- ここでダンスを再現してください
沢村さん:
シャツが破れちゃう!(笑)
吉本さん:
私は愛ちゃん(松井)と話している時間がすごく幸せでした。
撮影以外の話になっちゃうんですけど、お昼ごはんを一緒に食べたり、休憩時間もお菓子食べながらだったり、結構ずっと話していた印象があって、勝手に双子みたいな、出会ったときから姉妹みたいな感覚になっていました。
勝手にね!勝手にね!
松井さん:
嬉しい~! 私も思ってるよ!
- 松井さん、沢村さん、吉本さんが同級生というで、学生時代にハマっていたことは?
大貫さん:
僕だけ(年齢が)違うんですよ・・・。
撮影中は知らなくて先ほど知ってびっくりしました。
撮影中に知っていたらしょげていました(笑)
吉本さん:
ゲームにハマっていた。
松井さん:
女子の間では携帯小説が流行っていたよね。
沢村さん:
小学生の頃は、ムシキングにハマっていた。
松井さんと吉本さん:
女子はラブandベリーだよね。
松井さん:
大貫さんごめんなさい(笑)
大貫さん:
ほんとにわからない・・・ここで孤独を感じるとは思わなかった(笑)
- 『子宮恋愛』にかけて、ハマってしまって、辞めたくても辞められないことは?
沢村さん:
野球が好きでプロ野球速報というプロ野球の試合に点が入ったときに通知が来るアプリにハマっていて、通知が来ると気が散ってしまうくらいです(笑)
大貫さん:
ワインソムリエのエキスパートを取るくらいワインが好きで、ワインに合う食事を考えたり、チョコと一緒に飲んだりと楽しんでいます。
吉本さん:
お芝居を始めてからずっとお芝居以上に好きなものが見つからないです。
松井さん:
この後に話すのは絶対に違うのですが・・・今一周回ってキャラクターものにハマっていて、かわいいガチャガチャがあるとつい回しちゃうんです!
ほしいものはなかなか出なくて悔しい(笑)
吉本さん:
一緒に行って、分け合おう!
- 最後に松井さんから視聴者へメッセージを
松井さん:
このドラマの一番の見どころは、それぞれ異なる価値観や感情を持つ4人が、しがらみや悩みの中で揺れ動く人間ドラマだと思います。
どんな選択をし、どう成長していくのか、ぜひ見守っていただけると嬉しいです。
【ストーリー】
苫田まき(松井愛莉)は、ハウスメーカーの営業事務として働く29歳。
仕事をテキパキとこなして同僚からも信頼されるまきだが、自分の気持ちを主張できない性格で、結婚して6年が経つ夫にも本音が言えない日々に悩んでいた。
ある日、上司からの失礼な質問に愛想笑いしかできないまきを見ていた会社の同僚・山手旭(大貫勇輔)から、「見ていてイライラする」と言われてしまう。
だが、冷たく突き放したと思えば、体調を気遣う優しさも見せる山手の距離感に戸惑うまきだが、山手から突然キスされてしまい――!
本能的に恋をしてしまった山手と、既婚者としての立場の間でまきの心は大きく揺れ動く。
一方、まきにそっけない態度をとる夫の苫田恭一(沢村玲)は、まきの憧れの先輩・寄島みゆみ(吉本実憂)と――?
ホルモンバランスも理想の夫婦像も崩れてしまったまきの婚外恋愛の行方は――?
番組概要
■タイトル:『子宮恋愛』
読売テレビ 4月10日(木) 第1話放送 深夜0:59~
FBS福岡放送での放送開始決定! 4月12日(土) 第1話放送 深夜0:55~
※放送時間は変更になる可能性があります
■出演:松井愛莉/大貫勇輔/沢村玲(ONE N’ ONLY)/吉本実憂
■スタッフ:
監督:樹下直美 伊藤彰記 保母海里風
脚本:山﨑佐保子
制作プロダクション:日テレアックスオン
製作:「子宮恋愛」製作委員会
読売テレビ/エイベックス・ピクチャーズ/ytvメディアデザイン
■原作:佐々江典子「子宮恋愛」ぶんか社
オフィシャルページ: https://www.ytv.co.jp/shikyurenai/
(取材: 森川 創)