アーモンドミルクの魅力を知って・味わえる『至福のアーモンドミルク試飲会』が、本日 4月 15日に東京・京橋の「トシ・ヨロイヅカ東京」で開催されました。
試飲会では、4月 23日からトシ・ヨロイヅカ東京でスタートする、オリジナルのアーモンドミルクメニューを試食するともに、鎧塚俊彦シェフによるアーモンドミルクづくりの実演や、アーモンドミルクの味しさの魅力が紹介されました。
また、アーモンドミルク研究会メンバーのである皮膚科医 髙瀬聡子先生、管理栄養士 柴田真希先生より、アーモンドミルクの健康・美容価値・楽しみ方が紹介されました。
左から 髙瀬聡子先生、鎧塚俊彦シェフ、柴田真希先生
『至福のアーモンドミルク試飲会』の内容
・柴田真希先生による、最新実態調査とアーモンドミルクの楽しみ方
・髙瀬聡子先生による、アーモンドミルクの嬉しい健康・美容効果
・鎧塚俊彦シェフによる、アーモンドミルクづくりのデモンストレーション
■最新実態調査とアーモンドミルクの楽しみ方(要旨)
アーモンドミルクは、家庭で作る場合は水に浸したアーモンドをミキサーなどで細かく砕いた細片を濾した飲料》です。
乳白色をしていて「アーモンドの入った牛乳?」と思う人もいるかもしれませんが、原料はアーモンドと水からなる植物性飲料。
美容と健康に良いといわれるアーモンドの栄養素をまるごと摂れるヘルシーな飲料です。
今回、トシ・ヨロイヅカ東京で用意されたケーキには、アーモンドミルクを作るときに出るアーモンドパルプ(かす)も使っています。
市販のアーモンドミルクは、皮ごと使って製造しているので、アーモンドパルプもミルクになっています。
アーモンドミルクの栄養は、牛乳、豆乳などと比べて、カロリーや脂肪が低く、食物繊維が豊富で低糖質です。
また、抗酸化作用のあるビタミンEが含まれています。
AI味覚センサーによってアーモンドミルクの味を解析してみると、旨味と甘味のバランスが良い味わいで、後味はコクがありながら、すっきりとした味、香りは、アーモンド特有の旨香ばしい香りという結果になりました。
アーモンドミルクとのお勧めの組み合わせは、味噌、梅干し、加熱調理です。
味噌を合わせると、まるで卵かけごはんにトリュフをかけたような贅沢な味わいになります。
梅干しを合わせると、まるでクリームチーズにキャビアを合わせたアクセントある味わいになります。
加熱調理をすると、「旨香ばしい」特徴をさらに強く感じられます。
■アーモンドミルクの嬉しい健康・美容効果(要旨)
アーモンドはさまざまな栄養素がバランス良く含まれていますが、なんといってもビタミンEの含有量が他の食品に比べても豊富です。
ビタミンEを豊富に含む食品には、ほかにもアボカド、カボチャなどがありますが、アーモンドはその中でもトップクラス。
しかも、粉砕して液体のアーモンドミルクにすると、体への吸収率はさらにアップします。
アーモンドミルクをふだんの生活に取り入れることで、ビタミンEの頼もしい美容・健康効果を実感できます。
常日頃から、私たちは酸化ストレスにさらされています。
体内に取り込んだ酸素の数%は活性酸素に変化するといわれますが、体内で活性酸素が過剰に発生すると、体の細胞を傷つけてしまいます。
紫外線やストレス、喫煙、大気汚染物質などは活性酸素の過剰発生を招く原因となります。
ビタミンEはそれ自体が活性酸素と結びつきやすい性質を持っているため、活性酸素とすばやく結合して活性酸素を除去し、細胞が酸化されるのを防ぎます。
体内ではビタミンEは細胞膜に多く存在し、細胞を活性酸素の攻撃から守ってくれます。
紫外線が気になる季節にぜひ気を付けて摂って欲しい栄養素は、ビタミンCとEです。
ビタミンEには抗酸化の働きがあります。
紫外線を浴びると、肌の奥に『活性酸素』と呼ばれる物質が発生して、シワやたるみなどの肌老化を招く原因となりますが、ビタミンEはは活性酸素を減少させる物質であるグルタチオンを増加させ、活性酸素の悪影響から肌を守ってくれます。
ビタミンCとはああわせて摂ることで抗酸化作用が高まります。
ビタミンEは、血流を改善して細胞のすみずみに栄養を行き渡らせ、細胞の生まれ変わりを促進します。
食品からビタミンEを摂るなら、アーモンドが手軽です。
腹持ちが良く、食物繊維も豊富。糖質が少なくて、コレステロールゼロというのも嬉しいところです。
■アーモンドミルクづくりのデモンストレーション
朝から水に浸された皮なしのアーモンド
ミキサーで攪拌してピューレ状にします
濾します
右が濾した直後のアーモンドパルプ、左がそれをオーブンで乾燥させたアーモンドパルプ
乾燥させたアーモンドパルプ
温めたケーキに仕上げにチーズクリームをトッピングする鎧塚シェフ
■オリジナルアーモンドミルク&スイーツセット 1400円(税込)
(至福のアーモンドミルク・アールグレイシロップ・ 焼き菓子のセット)
左 アールグレイのシロップ、右 アーモンドミルク
まずはシロップを入れずに、ピュアなアーモンドミルクをいただき、そのあとでシロップを入れて味変を楽しみます。
焼き菓子
1階イートイン限定メニュー
販売期間: 2025年 4月23日(水)~ 6月 30日(月)
アーモンドの味を最大限生かした風味豊かなアーモンドミルクと相性が良いアールグレイのシロップを加えると味わいの変化も楽しめます。
ケーキにはアーモンドミルクを絞った後に残る「アーモンドパルプ」をふんだんに利用。
アーモンドの食感を活かした生地にレモンを合わせ、トッピングに添えるチーズクリームが爽やかさを加えます。
ほんのり温め、アーモンドの香りを立たせています。
食レポ:
アーモンドミルクは、豆乳よりもまろやかな味でアールグレイのシロップを入れることで爽やかさを感じました。
アーモンドパウダーが入ったケーキ生地のほうは、サクサクとした食感で甘味を強く感じたのですが、酸味のあるクリームと混ぜて食べることで、甘さと酸味がうまくバランスの取れた味わいに仕上がっていました。
アーモンドミルクで 乾杯~っ!
Toshi Yoroizukaでは「畑からの菓子作り」を軸に、おいしい素材の持ち味を生かすように、無理に複雑にしたり捻りすぎ たりしないという考えを大切にしながらメニューを開発しています。
私自身も普段からアーモンドミルクを飲んでいますし、菓子作りにアーモンドは欠かせませんが、実はお店でアーモンドミルクを提供するのは初めてです。
アーモンドミルクそのものの風味も、紅茶が加わえた際の味の変化も楽しめるToshi Yoroizuka風“至福のアーモンドミルク”を作り上げました。
■トシ・ヨロイヅカ東京
「Toshi Yoroizuka 東京」(中央区京橋2丁⽬2−1 京橋エドグラン 1F)は、気パティシエのオーナーシェフ のパティスリー。
厳選素材を活かした繊細なスイーツを提供。
1階のパティスリーとカフェ、開放的なテラス、2のデザートサロンにて、出来立てのデザートをしめます。
■ 5月 30日はアーモンドミルクの日
アーモンドミルク研究会( https://www.almondm-labo.jp ) が、アーモンドミルクの原材料であるアーモンドが、5月下旬から実がなり始めることから、アーモンドの実(3)が丸く(0 = ○)なる、実 (3)が大きく(0 = Oオー)なる 5月 30日を「アーモンドミルクの日」として制定しています。
(情報提供: アーモンドミルク研究会、取材: 森川 創)