横浜国際映画祭の最終日 5月 6日(月)は、アニヴェルセル みなとみらい横浜にて、「東京彼女presents新人女優公開オーディション2025」と「クロージングパーティー」が開催されました。
映画業界への貢献を目的に、港町・横浜から幅広い業界で活躍し、世界に通用する新たなスターを発掘する本オーディション。
約 1,150名もの応募者から、一次・二次審査を勝ち上がった総勢 15名のファイナリストが最終審査に挑みました。
日本アカデミー賞を受賞した一流の映画監督や芸能事務所、スポンサー企業など、様々なジャンルから審査員を招き、自己PRや演技審査、質疑応答が行われました。
特別審査員 矢田 亜希子さん:
本日はこのような場に、参加できてとても光栄です。
ファイナリストのみなさま、おめでとうございます。立ち姿が堂々としていて、とても素敵です。
みなさまのフレッシュさを分けていただき、楽しませていただきたいなと思います。
審査は難しいと思いますが、精一杯頑張ります。よろしくお願いします。頑張ってください。
審査員 安田 淳一監督:
最終審査に残ったみなさん、おめでとうございます。とても緊張していると思いますが、僕もとても緊張しています。
一生懸命みなさんのお芝居を観させていただいて、一生懸命審査をさせていただきます。
どうぞよろしくお願いいたします。
お笑いコンビ「まんざらでもねぇ」で俳優の涼平さんを相手役にした課題演技では、緊張感溢れる中で、ファイナリストが熱意が込もった個性溢れる演技を披露しました。
緊張感に包まれる中、公開オーディションは無事終了し、クロージングパーティーで審査結果の発表と表彰式が行われました。
グランプリを獲得したのはエントリーNO.7 萩野桜さん。
見事、安田淳一賞とあわせてW受賞しました。映画の出演権と第4回横浜国際映画祭のオフィシャルレポーターの権利を手にしました。
最優秀賞 エントリーNO.7 萩野 桜さん(安田淳一賞とW受賞)
萩野 桜さん:
…いただけると思ってなかったので、うまく言葉にならないです。
本当に映画が好きです。自分が辛いときに支えてくれたのも映画の作品で、頑張ろうと思えたのも映画の作品だったので。今度は自分がスクリーンの中に飛び込んで、そんな存在になれるように精一杯頑張ります。
東京彼女賞 エントリーNO.12 坂本 葡乃香さん
坂本 葡乃香さん:
正直、東京彼女章をいただけると思っていなかったので、とてもビックリしているのと、すごく嬉しく思っています。
小さい時から女優さんを目指していて、人生で大きな挑戦となる初めてのオーディション。
演技経験もなく、どうしたらいいかわからないことも沢山あったのですが、このような賞をいただけて光栄に思います。
これをキッカケに、もっと羽ばたいていけるように努力したいと思います。
KATE賞 エントリーNO.10 山下 栞奈さん(成田洋一賞とW受賞)
山下 栞奈さん:
1週間前まで演技に憧れる一人の大学生だった私が、大勢の方々の前でこのような素晴らしい賞をいただけることを本当に光栄に思っております。
私自身、KATEさんの商品を使わせていただいているので、この賞をいただけて本当に嬉しいです。
遠方から応援してくれている家族に感謝。
そして、不安に屈さずに3日間頑張った自分を今日は褒めてあげたいと思います。
エイベックス・ AY・ファクトリー賞 エントリーNO.8 高智 愛さん
高智 愛さん:
このような素敵な場所に立てていること、素敵な賞がいただけたこと本当に感謝しております。
大阪から応援してくれている家族と友人に感謝しています。
みんなの応援が私の力になりました。この賞にふさわしい女優になりますので、よろしくお願いいたします。
クロージングパーティーの最後は、実行委員長 菅野 充さんからの閉会の挨拶で、3日間に渡り開催された第3回横浜国際映画祭のフィナーレを締めくくりました。
横浜国際映画祭実行委員会 実行委員長 菅野 充さん:
みなさま、横浜国際映画祭にご参加いただきありがとうございます。
なんとか、この日を迎えることができました。横浜市のみなさま、一緒に作り上げていただきありがとうございました。
スポンサーのみなさま、ご支援いただきありがとうございました。
本当に多くの方に支えていただき、関わっていただいた全てのみなさまに感謝します。
この場に立つと、横浜国際映画祭を立ち上げようと思った2021年の頃を思い出します。
映画祭をやろうと決めて、横浜の方々に挨拶をしに行ったとき。
「本当にやるんですか?」『やります。』
「国体を目指すんですか?オリンピックを目指すんですか?」『オリンピックを目指します。』
「その映画祭に、誰が来るんですか?」『世界中から映画人が集まります。』
こんな会話を繰り返すたびに、自分の首を締めていき、このプレッシャーに自分は耐えられるのだろうか、ちょっと苦しい決断をしたなと思いながら、第1回横浜国際映画祭を開催したことを覚えています。
映画と横浜の魅力を国内外に発信することをテーマに、この映画祭は立ち上がりました。
「春には横浜国際映画祭があるよね」と世界中の映画人に言っていただけるように、この横浜国際映画祭を育てていけたらいいなと思っております。
”GWの横浜に世界中から映画人が集まる”。そんな、文化を創っていきたいです。
来年はブラッドピットを呼びます。この映画祭は大きくなります。来年は5日間開催になります。
大きなことを言いましたがまずは地元・横浜のみなさまに愛され、日本の映画人の方に楽しんでいただく、そんな映画祭にすることを目標にしたいと思います。これからも横浜国際映画祭をよろしくお願いします。
■開催概要
名称:第3回 横浜国際映画祭
日時:2025年 5月 4日(日)・5日(月祝)・6日(火祝)
会場:横浜みなとみらいエリア
主催:横浜国際映画祭実行委員会
共催:横浜市 にぎわいスポーツ文化局
後援:文化庁、神奈川県、横浜商工会議所、一般社団法人横浜青年会議所、公益財団法人横浜観光協会、一般社団法人横浜港振興協会
協賛:東京彼女、KATE、広島八谷建設、センス・トラスト 他
公式サイト:http://yiff.jp