下関春帆楼(しゅんぱんろう)東京店では、2025年 7月 1日(火)より9月 30日(火)までの期間限定で『やまぐち和牛燦(きらめき)×とらふぐ会席 18,000円(税・サービス料別)』を販売します。
特別会席では、A4等級以上のやまぐち和牛燦(きらめき)※1 のサーロインステーキをはじめ、下関から直送される春帆楼自慢のとらふぐ料理、さらには山口県産の長州黒かしわを使用したお料理など、山口県の豊かな食材を心ゆくまで楽しめます。
メディア試食会に参加してきました。
※1 やまぐち和牛燦(きらめき):2020年12月にブランド化された、A4等級以上の山口県産黒毛和牛です。
下関春帆楼東京店 外観
店内には ふぐの照明やオブジェの装飾も。
山口県(長州藩)にゆかりのある伊藤博文の自筆の書も飾られています。
(春帆楼という屋号は、春うららかな眼下の海にたくさんの帆船が浮かんでいる様から、伊藤博文が名付けられたそうです。)
春帆楼本店に昭和天皇・皇后両陛下がご宿泊された際に使用されたお皿も展示されています。
部屋ごとに絵画や屏風もあって、食べるだけでなく、お店の雰囲気も楽しめます。
それでは、お料理についてみていこうと思います。
瀬戸内レモンジュース
コースとは別ですが、瀬戸内レモンジュースを注文しました。
レモンの酸味はあるものの果糖の甘みもあって、まろやかでさわやかなジュースになっていました。
前菜 旬の盛り合わせ
鱧鮨は、香ばしさが口に広がりました。
才巻海老芝煮は、プリプリとした弾力の海老でした。
梅貝醤油煮は、磯の香りを感じられました。
玉蜀黍真丈は、真丈(しんじょ)という魚のすり身の周りに玉蜀黍(とうもろこし)が付いていて、一見すると芯のように見えて食べられないように思いましたが、真丈がかまぼこのような味で美味しかったです。
スナップエンドウは、歯ごたえも感じられるほどフレッシュでした。
酢取茗荷は、茗荷を酢で味付けされていて、初めて食べたこともあり、新鮮な感覚で楽しめました。
切りとろろは、酸味が効いていて、食欲をそそられる味付けになっていました。
造り とらふく薄造り
ふく(ふぐ)のコリコリとした食感を下関市安岡地区で栽培されている柔らかくて極細の安岡ねぎなどの薬味でいただきます。
仲居さんに安岡ねぎを巻いて食べることをお勧めされました。こんな感じが正解の巻き方でしょうか?
巻いても巻かなくても、ふくは美味しくいただきました(笑)
強肴 長州黒かしわカナッペ・長州黒かしわ油焼き
和食テイストの料理が続いていたのですが、お肉料理からはフレンチ料理のようなメニューが登場しました。
和食と洋食をどちらも楽しめるようなコースですね。
長州黒かしわカナッペは、煮こごりを食べているような食感、味わいでした。
長州黒かしわ油焼きは、表面の皮はパリパリとしていて、中は弾力のあるお肉でした。
写真で茶色っぽく見える醤油塩やわさび、そして、緑の小皿にある山口県産天日塩などで味変と楽しみながらいただきました。
箸洗い 玉蜀黍摺り流し
写真では冷製コーンスープのように見えますが、コーンのフレッシュジュースで、これ単品でドリンクとして市販しても売れそうな美味しい味でした。
焼物 やまぐち和牛燦 サーロインステーキ
やまぐち和牛燦の柔らかい食感を楽しめます。写真ではちょっとわかりにくいですが、玉葱ソースがトッピングされていて、玉葱の甘みもあって、和風テイストに仕上がっていました。
食事 とらふく手毬寿司
先ほどお造りで食べたふくを酢飯に巻いた手毬寿司です。一口で食べられるようなサイズになっています。
赤出し
赤出しの中にも ふくのアラが入っています。最後の最後まで ふくを堪能できます。
水菓子
デザートは、シャインマスカット、干し杏子、ブルーベリー、ナッツの上にリコッタチーズがトッピングされていました。
フルーツの甘みとリコッタ―チーズの塩味で、甘じょっぱい味をコースの最後に楽しむことができました。
下関では昔から「ふぐ」のことを福(ふく)として縁起をかつぐ意味を込めて「ふく」と呼んでいます。
今回ご紹介した『やまぐち和牛燦(きらめき)×とらふぐ会席』も福を呼び寄せるという意味で、ハレの日や、日頃の感謝を込めた食事会などに利用してみてはいかがでしょうか。
料理の美味しさだけでなく、お店の内装を含めた雰囲気も合わせて楽しむことができます。
3000円台のメニューもありますので、まず試してみてからというもの良いかもしれません。
■下関春帆楼東京店
東京都千代田区平河町2-7-9 JA共済ビル
営業時間
平日 昼食 11:30-14:15(LO 13:45)、夕食 17:30-22:00(LO 21:00)
土曜 昼食 11:30-14:30(LO 14:00)、夕食 17:00-22:00(LO 21:00)
定休日 水曜・日曜・祝日・お盆休業(8/12-8/17)
電話予約 050-1722-0151 (2名様から承ります。2日前までの予約制です。)
受付時間 10:00~21:00(水日祝祭日除く)
Web予約 https://res-reserve.com/ja/restaurants/shunpanrotokyoten
公式HP https://www.shunpanro.com/location/tokyo/
(取材: 森川 創)