
和食<かがり> 外観

懐石<蒼樹庵> 外観
京王プラザホテルの和食<かがり>と懐石<蒼樹庵>は、2025年7月14日(月)開業20周年を迎えました。
8月31日(日)までの期間中には、開業時から好評をいただいた食材や、復刻料理を取り入れたランチ&ディナーメニューを提供しています。
https://www.keioplaza.co.jp/event/kagari_soujuan_20th/
■料理長自ら漁港や農家に赴き食材を吟味。開業時からのこだわりと20年の歴史

和食<かがり>と懐石<蒼樹庵>は、安全・新鮮・季節感をモットーに全国の素材を活かした和食の新しいスタイルを提案するため、2005年7月14日に開業しました。
開業以来徹底したのは、生産地に直接足を運び、食材を厳選すること。
20年前、魚市場を通さず漁港で直接買い付けることは異端とされていましたが、当時の<かがり>料理長で、2025年5月に黄綬褒章を受章した加藤敏之さんの鮮度への強いこだわりから実現しました。
加藤さん自らが日本全国の漁港へ出向いて魚介類の目利きをするほか、各地の農家にも赴いて有機栽培の朝採れ野菜を吟味。
納得のできる食材を取り寄せ、各地における地域経済の発展に貢献するとともに、その土地らしさ、ひいては日本らしさを感じさせる料理を提供してきました。
■20年の歴史で紡がれたこだわりの味を特別賞味会&期間限定メニューで表現
7月 1日(火)~8月 31日(日)には期間限定の御膳やコース料理を提供中です。
7~8月限定のメニューは、地域の厳選食材を大切にしてきた伝統を踏まえ、東京の食材に目を向けて「江戸東京野菜」を用いるなど、開業時の料理長・加藤さんのこだわりと現料理長・八木澤大輔さんの思いを統合した料理を用意。
また、かつての人気メニューを復刻するなど、<かがり>と<蒼樹庵>が紡いできた 20年の歴史を表現しています。

左から 店長 井澤晴子さん、料理長 八木澤大輔さん
店長 井澤晴子さん:
<かがり>と<蒼樹庵>は開業以来多くのお客様に愛され、また、コロナ禍の苦しい時期にも支えていただき、この度、晴れて20周年を迎えることができました。
2025年の夏の思い出に<かがり>での賞味会で楽しい時間を過ごしていただければ幸いです。
料理長 八木澤大輔さん:
先代の料理長から受け継ぐ重圧もありましたが、多くのお客様やスタッフに支えられ、ここまでやってまいりました。
今も常にお客様の笑顔を思い浮かべながら調理場に立っております。
和食スタッフ一同、20年分の感謝の思いとともに<かがり>でお待ちしております。
■7月1日(火)~8月31日(日)の期間限定メニュー

ランチメニュー「かがり御膳」お一人様5,600円(サービス料・税金込)
開業20周年を迎える<かがり>がお届けするおすすめランチ御膳。開業時より好評の食材やお料理を含む<かがり>ならではの懐かしの味や旬の食材を楽しめます。
小鉢として「胡麻豆富」「薫鮭と蓴菜の涼風じゅれ 天、いくら」「江戸芯取菜(※1)胡麻和え」の3品、揚げ物としては、サクサクとした食感と素材の旨味を楽しめる「海老の葦火(あしび)揚げ(※2)、揚げ野菜」を用意。
また、ひんやりとした食感と清涼な味わいの冷やし鉢「蝦夷鮑と夏やさいの豆乳蒸し ~生姜餡~」を提供する他、焼き物は「柳の舞柚庵焼き(※3) 付け合わせ」「鶏照り焼き 添え野菜」の2種から選べます。
※1 江戸芯取菜=東京の野菜のおいしさをお客様にお届けしたいという料理長の思いから使用。
※2 葦火揚げ=湯葉を細かく刻み衣にまぶして揚げる方法で、<かがり>の前身となる和食<あしび>の時代から人気であったオリジナルの調理法です。
※3 柳の舞柚庵焼き=開業時から好評の食材であるメバル属の魚「柳の舞」を、醤油・酒・みりん・柑橘類を混ぜた調味液に漬けて焼き上げました。

ランチ&ディナーコース「祝祭」お一人様23,000円(サービス料・税金込)
開業20周年を迎える<かがり><蒼樹庵>がお届けする、料理長おすすめコース。
蓴菜や鮎など旬の食材の他、「柳の舞」という開業時から好評の魚を使ったお料理を用意。
代々の料理長が紡いだ逸品の数々をお楽しみください。

「祝祭」コースをご注文のお客様へ、兵左衛門のお箸(※4)のプチギフトをプレゼントします。
■和食<かがり>

京都や神楽坂の町並みを彷彿とさせる趣深い空間。
店内には伝統的な日本家屋の装飾を施した他、わくわくするような「路地」をテーマとして多彩なインテリアを配備するなど、様々な和の雰囲気を味わうことができ、さらには日本酒バー<天乃川>を併設しています。
■懐石<蒼樹庵>

桃山文化から江戸文化へと継承された装飾美に優れる「琳派」をコンセプトとし、伝統的な日本の座敷空間をモダンに再現。
厳選された装飾や調度品に彩られた店内は、中庭を囲んで個室を配しており、高級料亭さながらの侘び寂びを感じさせる佇まいが特長です。
・営業時間:
和食<かがり>
平日 11:30~15:00(ラストオーダー 14:30)、17:00~22:00(ラストオーダー お料理21:00 お飲物21:30)
土日祝日 11:30~22:00(ラストオーダー お料理21:00 お飲物21:30)
※土日祝日の14:30~17:00は甘味セットのみ
懐石<蒼樹庵>
平日 11:30~15:00(ラストオーダー 14:30)、17:00~21:00(最終入店19:00)
土日祝日 11:30~21:00(最終入店19:00)
・店舗URL:
和食<かがり> https://www.keioplaza.co.jp/restaurant/list/kagari/
懐石<蒼樹庵> https://www.keioplaza.co.jp/restaurant/list/soujuan/
■提供場所と時間帯
「かがり御膳」は和食<かがり>のランチタイムのみ提供。
「祝祭」は和食<かがり>・懐石<蒼樹庵> のランチ&ディナータイムで提供。
※<蒼樹庵>は 2 日前までの予約制
※「祝祭」を<かがり>でランチタイムにお召し上がりの 際は要予約
■和食<かがり>の「かがり御膳」を試食しました!
編集部では、和食<かがり>の「かがり御膳」を実際に試食させていただきました。

※日本酒はオプションです

小鉢 胡麻豆腐 紅白海老
海老のシャキシャキとした食感と胡麻豆腐の柔らかな食感が調和していました。
胡麻豆腐はほんのり甘みも感じました。

小鉢 薫鮭と蓴菜の涼風じゅれ
鮭の燻製がジュレに閉じ込められていました。夏らしい爽やかな味でした。

小鉢 江戸芯取菜胡麻和え
東京に住んでいても今まで知らなかった江戸芯取菜という東京野菜は初めて食しました。
食べやすさとシャリシャリとした食感が共存していて、くせのない野菜という印象でした。

お造り

揚げ物 海老の葦火揚げ 揚げ野菜
メニューの説明にもあるように湯葉で揚げられていて、なかなか味わえない食感でした。

冷やし鉢 蝦夷鮑(えぞあわび)と夏やさいの豆乳蒸し
例えていうなら、茶わん蒸しの冷製バージョンといった感じで、ほんのりと生姜の味も感じられます。
鮑のコリコリとした食感と豆乳蒸しの柔らかな食感が楽しい一品でした。

焼き物 (2品のうち1品を選択) 柳の舞柚庵焼き 付け合わせ
「柳の舞」という魚を初めて食しました。
メバルの仲間ということで味はメバルに近いそうですが、個人的には ほっけを肉厚にしたような食感でした。
脂がしっかりのっていて、食べ応えもありました。

お食事 (3品の中から1品を選択) 海鮮ちらし(+700円)

お椀 海老枝豆真丈のお吸い物
昆布だしがよく効いていて海老の真丈も美味しかったです。

デザート 小玉スイカと抹茶の羊羹
料理長の八木澤大輔さんにお話を伺いました。
- 「かがり御膳」について簡単に説明をしてください
八木澤大輔さん:
「かがり御膳」は、和食<かがり>開業 20周年をコンセプトに考えました。
海老は湯葉で揚げています。通常ですと、海老の東寺揚げと呼ぶのですが、<かがり>の前にあった店舗<葦火(あしび)>で出していたメニューですので、その名前をとって あしび揚げと呼んでいます。
「柳の舞」は、<かがり>の初代料理長が北海道まで赴いて見出したものを北海道から産地直送で復活させました。
昼の和食といえば「胡麻豆富」というぐらい、何十年も前から提供しています。
「江戸芯取菜」(えどしんとりな)は、東京の伝統野菜です。
ちんげん菜よりも薄く小松菜よりも茎が厚いのが特徴です。
- 過去の人気メニューや定番メニューを集めてオールスター大集合にしたのが 20周年記念の「かがり御膳」なんですね
八木澤大輔さん:
はい、私もこれまでいろいろな料理長の下についてやってきました。
その料理長たちが、自分の頭の中で円卓会議をしていて、それをメニューに落とし込みました(笑)
- 料理長として、こういう時が一番楽しいというのはどんな時ですか?
八木澤大輔さん:
料理を作っているときが、本当に楽しいですね。
スタッフたちに恵まれていまして、ああしたほうがいい、こうしたほうがいいと意見を出し合ってスタッフ全員と料理を作り上げていくのが楽しいです。
8月 24日に「特別賞味会」があるのですが、その料理メニューを考えるためにみんなで笑顔で話し合っている瞬間が一番楽しいです。
- ありがとうございました
(取材: 森川 創)







