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2025.10.23フード・ドリンク

[更新] PR TIMES主催 合同試食会 第5回「おいしい博覧会2025 秋冬」に行ってきました!

■編集部注

農心ジャパンの「もっちりノグリ」が情報解禁となりましたので、該当箇所に解禁情報を追記しました。(10月 23日)

 

 

先日、PR TIMESが主催する多数の食品メーカーが一堂に会する合同試食会 「おいしい博覧会」の第5回目となる「秋冬」が先日開催されました。

テーマに沿った4つのテーマブースと「さかな展」をテーマに出展されていました。

 

■ 2025年ヒットした商品 & 2026年注力新商品

 

 

「プレスリリース配信のその後」=「新商品発売のその後」、今年ヒットした新商品の展示が行われていました。

 

■ ロングセラーブランド

 

 

ロングセラーブランドの魅力を再発見するために、ブランドの変遷、新たな魅力、新たな挑戦などが紹介されていました。

 

■ 秋冬におすすめしたい○○グルメ

 

 

あったかグルメ、免疫ケア、冬野菜大量消費、特別な時を彩るプレミアムグルメ、帰省おすすめ手土産など、秋冬シーズンにおすすめしたい、新商品・既存商品が紹介されていました。

 

■ 「さかな展」

 

 

日本国内で お魚の消費量は大幅に減少し、2001年と比較すると半分程度まで落ちています。
水産業の縮小や不漁などによる価格の高騰や、食文化として喫食機会が減少していることなどが原因とされ、国内で深刻な社会課題となっています。(参考:水産庁)
このような課題への解決策として、各メーカーや自治体が垣根を超え、アイディアやそれが形になった商品やプロジェクトを11月の「さかなの日」強化月間に向けて展示されていました。

 

それでは、各ブースの展示をみていきましょう。

 

■株式会社コスモス食品

 

杢田さん

 

うんと健康AWATAMA オニオンスープ

 

しあわせいっぱい じゅわ~っと揚げたな すのおみそ汁 他

 

味噌と具材を別々にフリーズドライされたブロックが1つのパッケージに入っています

 

56年前からフリーズドライ一筋で歩み、業界の草分け的存在としてOEMの実績を重ねながら、自社ブランドも展開してきました。
「うんと健康 AWATAMA」のオニオンスープは、飴色に炒めた玉ねぎの旨みを凝縮した一杯です。

子供が描いたような玉ねぎの絵は、実はコスモス食品のデザナーさんが描いたものだそうで、よく見ると玉ねぎの絵柄も15種類がありました。
「しあわせいっぱい」ブランドのお味噌汁は、独自の「ニコニコ製法®」により味噌と具材を別々にフリーズドライし、お湯を注いで混ぜ合わせることで、家庭で作りたての味噌汁を作る工程やできたての味わいを再現ています。

2個入っているからニコニコ製法だそうです(笑)

 

■エスビー食品株式会社

 

SPICE&HERB シーズニング 韓国風チーズポテト、ケイジャンポテト 他

 

こんなに少ない量の「SPICE&HERB シーズニング 韓国風チーズポテト」をフライドポテトに入れて…

 

…シャカシャカすると、あっという間に韓国風チーズポテトが出来上がり!

(白い色のシーズニングのため、写真では混ざった感じが判別できませんが、しっかり混ざっていました)

 

ジャマイカの代表するスパイシーなチキン、ジャークチキンが流行っていることでシーズニングがメディアで取り上げられることが多くなりました。

この秋冬に向けて、シーズニングのパッケージがリニューアルされたこともあり、今回シーズニングの出展となりました。

「SPICE&HERB シーズニング」は、発売15周年を迎えました。

「あの料理が自分で作れる!」をコンセプトに、世界各地のメニューを身近な材料と2~3ステップで再現できるシリーズです。

今回は冷凍フライドポテトにも使えるポテト用シーズニングの新製品が紹介されていました。

みんなでポテトをシャカシャカしながらいろいろな味を楽しめる、これからのパーティシーズンにぴったりの商品です。

 

■株式会社 農心ジャパン

 

大沼さん

 

 

今回の農心ジャパンのブースでは、「辛ラーメン トゥーンバ」と、10月 27日に発売される日本向けに開発されたリリース前の「ノグリ」が展示されていました。

リリース前なので、パッケージもすべて黒塗りされて秘密のベール(?)に包まれていました。

ブランドネームの「ノグリ」は、韓国語で「たぬき」という意味で、丸くてぽっちゃりとした麺が、たぬきをイメージさせるということで名づけられたそうです。

「ノグリ」は、カップラーメンですが、電子レンジでの調理が可能です。

その「ノグリ」を一足お先に試食させていただきました。海鮮ベースのスープでもちもちの太麺で、代表的な「辛ラーメン」に比べて、辛さも控えめで、辛いのが苦手な人にも食べられる麺に仕上がっていました。

 

編集部追記 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「もっちりノグリ」は、本日 10月 23日 10:00に情報解禁となりました。

韓国風海鮮味 カップ (ピリ辛)「もっちりノグリ」は、全国のコンビニで 10月 27日 発売されます。

 

特長は、以下の3点です。

 

① 韓国の国民的ラーメン「ノグリ」から誕生した、初の“日本向け”製品

日本での消費者調査をもとに、昆布の旨味が効いた海鮮ベースのスープと、辛さを抑えた「ピリ辛」味を開発。

本場韓国の味とは一味違う、日本でしか味わえない限定製品です。

 

② レンジ調理で“もっちり”食感がさらに進化!まるで煮込んだような本格的な一杯に

日本で発売されるノグリシリーズで初めてレンジ調理に対応しました。

電子レンジで加熱することで麺の透明感が増し、まるでお鍋でじっくり煮込んだような、より一層もっちりとした食感を手軽に楽しめます。

 

③ かわいい「ノグリくん」のかまぼこ入り!キャラクターも日本向けにリニューアル

具材にはたっぷりの昆布やワカメに加え、かわいい「ノグリくん」をかたどったキャラクターかまぼこが入っており、見た目も楽しめます。

 

電子レンジで温めたところ

 

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■カゴメ株式会社

 

 

「アーモンド・ブリーズ®」から、新商品「濃厚アーモンドミルク」が登場。

「アー モンド・ブリーズ 濃厚アーモンドミルク」は、カリフォルニア契約農園のアーモンドを使用し、ペースト量を既存品の1.3倍 に増量。

濃厚な味わいと、1本(200ml)あたり75kcalという低糖質を両立した、満足感のあるアーモンドミルクです。

全国のスーパーマーケット・コンビニストア などで、10月14日(火)より発売開始です。

 

■森永乳業株式会社

 

 

森永乳業のブースでは、ラクトフェリン配合「森永ラクトフェリン200ドリンクタイプ」を展示していました。
秋冬になると空気が乾燥し、それに伴いのどの乾燥感が気になり始める時期です。

「森永ラクトフェリン200ドリンクタイプ」は、日本で唯一(※1)「のどの乾燥感軽減」と、「免疫機能の維持」のWケアができる機能性表示食品として、10月 7日(火)に新発売します。

※1 のどの乾燥感軽減の機能性についてパッケージ上で表示した飲料。(先行技術調査およびMintel GNPDを活用した森永乳業調 べ 2025年4月)

ラクトフェリンは人などの哺乳類の乳や涙、唾液などに元々含まれるたんぱく質で、中でも母乳、特に初乳に多く含まれていることがわかっています。

森永乳業は約 60年にわたりラクトフェリンの研究を行い、「ラクトフェリン」の製造量において世界トップシェア※2を誇っています。

実際に試飲させていただきましたが、ヨーグルトドリンクのような印象でしたが、乳酸菌ではなく、ラクトフェリンというたんぱく質を使った免疫機能の維持ができる商品は、珍しいと思います。

 

■霧島酒造株式会社

 

 

来年 2026年に創業 110周年を迎える霧島酒造。

発売から今年で 28周年目を迎えたロングセラーブランド『黒霧島』の展示(写真左)に加え、「これまでにない焼酎をつくりたい」という想いのもと生まれたのが、『KIRISHIMA No.8』(写真右)です。

マスカットやみかんを思わせる新鮮な果実感と華やかな香りが最大の特長です。

発売から約 2年で490ml瓶と900ml瓶合わせた販売本数は累計 42万本を突破しました。

「さつまいもの自社単独育種」により生まれた「霧島8(エイト)」という新しい品種のさつまいもが原料となっています。

これまで焼酎が提供されることが少なかったフレンチやイタリアンのレストランでも採用されています。

『KIRISHIMA No.8』は、味もフルーティーですが、ボトルデザインも女性にも受け入れられやすいおしゃれなものになっていました。

 

■キーコーヒー株式会社

 

(上下に振るというのが、写真ではわかりにくいので、動画でご紹介します)

 

9月 1日(月)より新発売した「最短 10秒!手軽に楽しめるレギュラーコーヒー」をコンセプトとした簡易抽出型コーヒー『KEY DOORS+ JET BREW』を出展していました。

カップにセットしてお湯を注ぎ、取っ手を持って上下に振ることで特許技術を取得したフィルターが広がりコーヒーの粉全体にお湯が浸透し、最短 10秒からレギュラーコーヒーが楽しめます。

振る時間の長さでお好みの味わいに調節も可能で、濃い味が好みの場合は、20~30秒程度振るとよいそうです。

飽きのこない味わいの『オリジナルテイスト』、季節に合わせた味わいを楽しめる『季節限定ブレンド』、カフェインが気になる方の『カフェインレス』の 3つのラインアップから異なる味わいを選択できます。

 

■株式会社おやつカンパニー

 

 

前回の「おいしい博覧会」でご紹介した魚のスナック菓子『素材市場』シリーズに新商品が登場。

水産庁の『さかなの日』企画に賛同し、魚食を応援。

10月 27日から期間限定で発売されるのは、持続可能な漁業を応援するプロジェクト『モッタイナイおさかな活用計画』の一環として、未流通魚「コノシロ」(コハダが成長した名称で、コノシロは、小骨が目立つためなかなか流通しない魚です)を使用した「素材市場さかなのスナック」です。

実際に試食させていただきましたが、味はベビースターラーメンのような風味で、大人から子供まで美味しく食べられそうな印象でした。

 

■キユーピー株式会社

 

森さん

 

 

キユーピーは家庭での魚料理のハードルを下げる新商品として、「アクアパッツァの素」を今年 8月に発売開始しました。

試食で提供されていた「鮭のアクアパッツァの素 3種のハーブ&ガーリック」は、鮭に合うよう厳選した 3種のハーブと、ソテーしたガーリックの風味豊かなうま味が特長です。

「アクアパッツァの素」を使うことで、調理に手間を感じたりすることなく、フライパンや電子レンジで手軽に本格的な一品が完成します。

実際に試食させていただきましたが、レストランで食べるような本格的なアクアパッツァの味で、ビックリしました。

水産庁の「さかなの日」に賛同し、「やさかな」(やさいとさかなの造語)というキャッチフレーズで健康的な食生活を提案する、キユーピーのブランド姿勢を体現する商品となっています。

 

■水産庁

 

 

■農林水産省

 

 

■和歌山県

 

 

和歌山県では、これまで「おいしい博覧会」で、梅、みかん、醤油をテーマに出展してきました。

和歌山県は生鮪の水揚げ量が日本一ということと、「さかな展」にちなみ、今回は、鮪(まぐろ)が出展されていました。

写真にある那智勝浦町の生鮪(ビンナガ)を試食させていただきましたが、生鮪と冷凍ものとの食感の違いがはっきりわかりました。

 

■ポッカサッポロフード&ビバレッジ株式会社

 

 

1食でより満足感を味わえるように「じっくりコトコトこんがりパン」ブランド史上最高のパン量(通常のじっくりコトコトこんがりパンシリーズとの比較で)が入ったパンが主役の「超盛」シリーズが昨年 2024年より新登場しました。

これまで女性購入者が多かった「じっくりコトコトこんがりパン」も男性が多く購入されるようになったそうです。

今年 8月 25日からは「じっくりコトコトこんがりパン 超盛 燻製香じゃがいもポタージュ」の新フレーバーをラインナップに加えました。
また、新たにパイ具材を使った「じっくりコトコト BISTRO 仕立て デミグラススープ」も新発売。

ビストロで長時間煮込んだかのようなトマトの旨味が溶け出した濃厚なデミグラススープと、しっかり寝かせた生地を何層に も折り重ね、こんがりときつね色になるまで焼き上げてた当社オリジナル具材のパイで、「パイとスープが一体になったおい しさ」や「スープに入れた時の適度な食感」にこだわり、秋冬に食べたくなるような贅沢な味わいになっています。

 

■トーラク株式会社

 

 

箱から出してしぼるだけでホイップが完成。1991年の発売以来、改良を重ねてきた「らくらくホイップ」。

クリスマスケーキのデコレーションはもちろん、パンにトッピングしたり、パンケーキやクレープ、パフェ等幅広いメニューに使用されています。

また、コーヒーにのせて、ウインナーコーヒーなどにすることもできます。

「らくらく ホイップ」シリーズに、乳製品不使用の「らくらくホイップ 豆乳クリーム仕立て」が 11月 17日に発売されます。

開発では、豆乳の豆臭さを抑え、従来品のようなテキスチャーを維持するのに苦労しました。

展示ブースでは「らくらくホイップ」と「らくらくホイップ 豆乳クリーム仕立て」が展示されていました。

また、写真のように女子高生が作るケーキ(通称 JKケーキ)のサンプルも展示されていました。

JKケーキは、女子高生が友達とスーパーに買い出しに行って、スーパーにある食材だけで作るケーキのことです。

 

■株式会社中村屋

 

3つの個包装された中華まんのうち、電子レンジで温められた写真左と中央のものはパッケージがパンパンになり、湯気が出ているのがわかります。(写真右は温める前の中華まん)

 

中村屋の中華まんは、より簡単に食べられるように 2021年から個包装のまま電子レンジで温められる中華まんを開発。

個包装化することで、忙しい朝の朝食として手軽に食べたり、常温で持ち運べることから職場でのランチに会社に持って行って食べるような活用方法増えてきたそうです。

ロングセラー商品として展開してきた中村屋の中華まんの新商品として、 11月 1日から期間限定で「焦がし醤油とにんにくのチーズ肉まん」を発売します。

香ばしい焦がし醤油と炒め玉ねぎの甘み、にんにくのパンチを加えた濃厚な醤油ダレで豚肉の旨味を引き立てた具と、ゴーダ・パルメザン・モッツァレラをブレンドしたチーズを包餡技術で三重になるよう包んで、それぞれの味と食感が楽しめる仕立てになっています。

実際に「焦がし醤油とにんにくのチーズ肉まん」を試食させていただきました。

濃いめのしっかりとした味付けで、これまでの既製品の中華まんを凌駕するほどの美味しさでした。

個人的には、まだ発売前ですが、期間限定品から定番商品に昇格してほしいと思いました。

 

■株式会社ロイズコンフェクト

 

写真左が「ファームトゥーバー」の生チョコレート、写真右が看板商品の[オーレ]

 

ロングセラーとして愛されているロイズの生チョコレートは、通年販売開始から今年 2025年で 30周年を迎えました。

昨年 2024年には南米コロンビアにあるロイズの自社農園で採れたカカオ豆を使ってつくった「ファームトゥーバー」の生チョコレートを発売。

農園づくりからチョコレートになるまでを自社で一貫して手掛けるという夢を叶えた生チョコレートが誕生しました。

実際に「ファームトゥーバー」の生チョコレートを試食させていただきました。

定番の[オーレ]に比べて、フルーティーで酸味を感じる味わいとなっていました。

「ファームトゥーバー」は、北海道の直売店でしか販売していないそうですが、来年のバレンタインの時期には通販で期間限定販売されるそうです。

さらに30周年を記念して今年 7月には[キャラメルミルク]が新たにレギュラーとして加わり、今では通年販売のラインナップは 10種類、そのほか季節限定のフレーバーも登場します。

その中核にあるのは看板商品の[オーレ]です。

 

(取材: 森川 創)