世界中の美味しい食べ物や名店が集結している都市・東京。
そんな東京では、地元の懐かしいあの味を堪能することもできます。
そこで!愛知県出身の私がオススメする、東京で食べられる名古屋めしをご紹介します( ´ ▽ ` )ノ
歴史あるキング・オブ・名古屋めしといえば、やっぱりひつまぶしです!
ひつまぶしといえば、名古屋の熱田神宮のすぐ近くにある「あつた蓬莱軒(ほうらいけん)」や「いば昇(いばしょう)」が思い浮かびます。ともに、ひつまぶし発祥の店と言われる老舗店です。
それでは、東京の元祖ひつまぶしのお店はどこでしょう?
名古屋の名物グルメひつまぶしを東京で初めて提供したのは、港区・赤坂にある大正12年(1923年)創業の「赤坂ふきぬき」だそうです(*゚∀゚*)
ということで、行ってきました!
うな重の方がメジャーな東京で、ひつまぶしにこだわり、看板メニューとして提供し続けているうなぎの名店。
90年以上続く、歴史ある東京のひつまぶし元祖をいただきます!
おひつで提供されます。肝吸いと香の物も付いてきますよ。
今回に限らず、ひつまぶしを見るといつも思うのですが、結構量が多いです。ただ、名古屋流の食べ方をすると、飽きずに完食できますよ!
詳しくはのちほど(^^)
うなぎの調理法は、お腹を開いて焼く「関西風」と、背中を開いて蒸してから焼く「関東風」があります。関西風はカリッと、関東風はふっくらとした食感が特徴です。
こちらは関東風で調理していて、ふっくら柔らかいうなぎを味わうことができますよ。
ちなみに、お腹を開くのは切腹を連想するため、武家社会の関東では縁起が悪いとされて、背中を開くようになったそうです。
いざ実食!
それでは、名古屋流のひつまぶしの食べ方をご紹介します(・∀・)
まずは、しゃもじを十字に入れて、4分の1をお茶碗によそいます。
1杯目は、そのままで。
こちらのタレは、創業大正12年から継ぎ足して作られているそうです!門外不出の味!!
90年以上の歴史がある熟成したタレは、甘さと香ばしさのバランスが良く、ふっくらしたうなぎとの相性バッチリです。
2杯目は、薬味をのせていただきます。
提供される薬味は、わさび、ねぎ、のりの3種類です。
薬味を乗せることで、さっぱりといただけますよ。特に、わさびの辛みはうなぎの旨味を引き立てます♪
3杯目は、お茶漬けにします。出汁をかけると、味も風味も変わりますよ。
出汁とタレのハーモニーがたまりません♪
さらさらと食べられます。
そして、最後の4杯目は、1〜3杯目の中で自分が好きな食べ方でいただきます!
私は、2杯目の薬味を乗せる食べ方が好きです。
このように味を変えながら食べると、飽きずにペロッと完食できますよ(≧∇≦)
みなさんは3つの食べ方のどれに惹かれますか?
また、ひつまぶし以外にも魅力的なうなぎグルメがありました!
出し巻き卵でうなぎを巻いた「う巻」です。卵の甘さとうなぎの香ばしさは、良い組み合わせです。他にも、きも焼や骨せんべいなどのサイドメニューがあります。うなぎの逸品料理を食べながら、ひつまぶしを待つのも良いですよ。
名古屋のキング・オブ・グルメを、東京でもいただくことができて大満足です。
地元・愛知県民オススメの「東京でめぐる名古屋めしシリーズ」次回もお楽しみに!
関連リンク:
▼赤坂ふきぬき 創業大正十二年 鰻料理専門店
http://www.fukinuki.jp/
▼久保井朝美プロフィール
http://www.weathermap.co.jp/caster/kuboi-asami/