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2019.05.09ご当地・観光, 話題・おもしろ

フランス チーズ熟成士が開発した「モンス デイリー ヨーグルト」が日本に登場!

 

ヨーグルトといえば、味だけでなく、最近は ビフィズス菌の種類にこだわった機能性食品としてもすっかりおなじみになりました。

健康志向なヨーグルトもよいですが、食の原点に立ち返り、美味しさを追求したものも楽しみたいですよね。

 

チーズ熟成士 エルベ・モンスさん

 

乳を通して おいしさと健康に貢献するオーム乳業では、フランスの国家最優秀職人 M.O.Fチーズ熟成士エルベ・モンスさんが率いるメゾンモンスとの技術提携を行って、「モンス デイリー ヨーグルト」の今年1月より販売開始しました。

 

左 オーム乳業 代表取締役社長 清木場 広光(せいこば ひろみつ)さん

 

エルベ・モンスさんは、現在、フランス国内の有名レストラン(約100軒)をはじめ、ヨーロッパ・北欧・アメリカ・日本など25ヵ国に輸出する、チーズや乳製品熟成のスペシャリストです。

今回、 販売を記念し、エルベ・モンスさんも来日し、モンス デイリー ヨーグルトの試食説明会が開催されましたので、参加してきました。

 

エルベ・モンスさんの説明によると、メゾンモンスでは、生産者とのつながり・関係性、季節性、伝統、環境の尊重、製品の品質にこだわって生産しているそうです。

具体的には、伝統的なレシピを守り、粉乳、着色料、増粘剤、香料を入れないで ナチュラルなヨーグルトを作ること、農薬や化学肥料を使わないBIO認証を得た環境にやさしい生産者に近いところで生産すること、プラスチックに比べて、外気温の影響が少ないガラスビンをあえて使用していること等々にこだわっているそうです。

 

 

オーム乳業とのパートナーシップを結んだ理由は、実際に日本で来て、牛乳はフランスと同じような高い品質で生産されていて、オーム乳業の生クリームの質もすばらしく、品質が確保できると考え、業務提携をしたとのこと。

 

 

エルベ・モンスさん自身による モンス デイリー ヨーグルトの食べ方講座も開催されました。

 

 

 

昔、牛乳瓶をフタを空けるときに使う道具も登場。「これは素晴らしい!」とエルベ・モンスさんも大絶賛(笑)

まずは、ひとすくいで、ミルクを噛んでいるような、酸味のない、なめらかでありつつ、フレッシュなちょうどよいテクスチャー(食感)を感じてほしいとのこと。

 

 

現在発売中のモンス デイリー ヨーグルトの種類は、5つ。

プレーン、ストロベリー、ブルーベリー、アプリコット、そして、ミラベル(西洋すもも)のジャムが入ったヨーグルトです。

 

いよいよ実食タイムです!

 

 

ヨーグルト自体は、粘性があって、水っぽさがなく、クリーミーな口どけです。

酸味がきつくなく、そのまま(プレーン)でも食べられるという印象ですが、やはりジャムと一緒に食べるほうが美味しいです。

 

 

 

ジャムはヨーグルトの下にありますので、混ぜて食べる前に最初にプレーンで楽ししむこともできます。

熊本県の荒尾酪農の生乳を使用し、オーガニック果物から作られたフランスから輸入されたフルーティーなジャムと相まって、今までにない風味を表現したヨーグルトになっています。

日本では馴染みのないミラベルは どちらかというと日本のあんずジャムに近い味でした。

 

 

エルベ・モンスさんにお聞きしました。

 

—– フランスでは、どのタイプに人気がありますか? また、日本は5種類が販売中ですが、フランスでは何種類が販売されていますか?

 

ミラベルが一番人気です。

フランスでは、12種類を販売しています。日本で発売している5種類の他に、フランボワーズやチェリー、栗ピューレなどがあります。

今後、ジャムの開発も日本で協業したいと思っています。たとえば、ゆずなど。

 

 

清木場 広光さんにもお聞きしました。

 

—– どんな人がターゲットですか? 日本で販売開始して間もないですが、どの味が人気がありますか?

 

デザート好きな女性が主なターゲット層です。

実際には、お土産として買ったり、ご褒美としてお買い求めいただいているようです。

フランスと同様、ミラベルに人気がありますね。

 

 

こだわりに裏付けられた フランス生まれの古くて新しいヨーグルト。ぜひ試してみてはいかがでしょうか。

 

(執筆・撮影 森川創)

 

関連リンク:

▼モンスデイリーヨーグルト オーム乳業株式会社
https://www.omubrand.co.jp/mons_dairy_yaourt/