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2019.08.19話題・おもしろ

紅茶花伝 クラフティー 「贅沢しぼりアップルティー」が新発売!

紅茶花伝のクラフティーは、紅茶に果汁をたっぷり注ぐというコンセプトで、2018年3月に第1弾として、贅沢しぼりオレンジティーを発売し、2018年10月に第2弾として、贅沢しぼりピーチティーを発売。そして、先月7月に第3弾として、贅沢しぼりアップルティーが発売されました。

 

赤部 健祐さん

 

このクラフティー 3姉妹について、日本コカ・コーラ マーケティング本部マネージャーの赤部 健祐さん(以下、赤部さん)にお話を伺いました。
学生アナウンサーとしてテレビ、ラジオ、ネット放送で活躍している高木 由梨奈さん(以下、高木さん)にも女性目線でインタビューを手伝ってもらいました。

 

—– クラフティーを担当されるまでの経緯を簡単に教えていただけますか。

 

赤部さん:
日本コカ・コーラで働いて、約 13年になります。紅茶花伝というブランドを担当して約 4年です。
元々、紅茶花伝はロイヤルミルクティーとして登場していたのですが、新しい提案として、2018年3月にクラフティーというフルーツのシリーズを新たに作りました。

 

—– フルーツティーを出すきっかけを教えていただけますか。

 

赤部さん:
数年前まで、甘味を抑えたフレーバーウォーターの登場やライトな味わいのコーヒーなどが流行るようになって、相対的に紅茶に目新しさがないとか、甘すぎるという理由で、下り基調でした。
高校生ぐらいまではよく飲まれるのですが、大人になるにつれて、だんだん紅茶の飲用率が下がってきていました。
それが、底を打って上がり基調に転換してきたところで、今まで、ストレートティー、ミルクティー、レモンティー、無糖といった定番の紅茶市場の中で、盛り上がるために何か新しい提案ができないかなと思ったのがきっかけのひとつです。

 

高木 由梨奈さん

 

—– 高木さんのまわりの大学生としてどういったものをよく飲まれますか。

 

高木さん:
女の子はカロリーを気にしている人が多くて、ミネラルウォーターやお茶を飲んでいるのを見かけますね。

 

赤部さん:
今までは甘い紅茶が主流だったので、徐々に飲用頻度が下がってしまうというのが、紅茶全体の課題でした。
なるべくナチュラルな自然な甘さで、飲んで気分が上がるようなものを、と考えて作ったのがクラフティーです。

 

—– クラフティー シリーズはどれぐらい販売されていますか。

 

赤部さん:
2018年3月のクラフティー 贅沢しぼりオレンジティーの発売開始から今年の6月中旬までの 15カ月(※)で贅沢しぼりオレンジティーと贅沢しぼりピーチティーの累計出荷本数 1億4000万本を突破。現在も好調な売れ行きです。(※ 2018年3月12日~2019年6月11日までの出荷本数累計)
1995年から紅茶花伝 ロイヤルミルクティーはロングセラー商品として販売していますので、これにクラフティーが加わって、紅茶花伝というブランドや紅茶の市場自体を伸ばすことに貢献していると思います。

 

 

—– クラフティーへのこだわりというのは何かありますか。

 

赤部さん:
まず、ロイヤルミルクティーについては、「ロイヤル」と銘打っているだけあって、他よりも品質の良い素材を使っています。
それが紅茶花伝というイメージを作り上げているかなと思っています。
紅茶花伝として出す以上、素材や製法やプロセスへのこだわりは絶対に大事にしたいというのがベースにあります。
今までもアップルティーやピーチティーはありましたが、そういったものと一線を画す紅茶花伝ならではと思ってもらえるようなものを考えました。
具体的には、素材をたっぷりと使うということで、従来の商品に比べて、茶葉2倍を使用しました。
フルーツ果汁をたっぷり入れ、それに紅茶が負けないように紅茶感をしっかりと維持するために入れています。
フルーツ果汁たっぷりというのは具体的にどれぐらいかというと、9%を入れています。
ここで質問です。果汁 9%って、多いか、少ないか、わかりますか?

 

高木さん:
あまりわからないです(笑)

 

赤部さん:
わからないですよね(笑)
ここは、ぜひPRしたいところですが、実は従来のフルーツ系の紅茶は、ほんの 0.1%とか、多くても 1%ぐらいしか果汁が入っていませんでした。
手入れの紅茶でレモンティーを飲むとき、紅茶にレモンをスライスしたものを1枚入れるとか、ポーションを入れるとか、それぐらいのイメージだと思います。
クラフティーでは、紅茶とジュースを混ぜ合わせるぐらいの勢いでやろうとしました。
そこで一番バランスの良い量を追求した結果、果汁 9%に行きつきました。
パッケージラベルに「果汁とはちみつのやさしい甘み」と表記されていると思いますが、仕上げの甘さは大人向けに甘すぎないようにしました。
自然な甘みがするように はちみつを使いました。ペットボトル入りの紅茶で はちみつ入りはあまり多くないと思います。
紅茶と果汁とはちみつの 3つの要素からできているのがクラフティーのこだわりです。

 

 

—– クラフティー開発にあたって苦労したことはありますか。

 

赤部さん:
新商品を開発するにあたり、お茶で、ちょっと大人向けの甘さで、新しい楽しみを提案できるものというコンセプトでいろいろなものを検討してました。
果汁を入れるのがいいのか、他の素材を入れるのがいいのか、あるいは、緑茶の甘いのを作るとか。
そういった中で、紅茶と果汁の融合が消費者に受け入れられたので、商品化に向けてがんばりました。
しかし、これほど贅沢に素材を使うのは初めてのことで、味のバランスに行きつくまでに 2年以上の時間を要しました。
また、実際に工場で生産するにあたり、品質を一定に保つために技術的なチャレンジがありました。
最初に出したのがオレンジティーでしたので、一番苦労が多かったです。紅茶と果汁とはちみつのバランスを調整するだけで、100を超えるサンプルを作って、何度も何度も試飲を繰り返し、ようやくベストバランスに行きつきました。
オレンジの経験を活かして、ピーチ、アップルと美味しいものを出すことができました。

また、贅沢に素材を使っているので、どうしても濁りとかが発生してしまいます。
紅茶はおしゃれなイメージがあるので、濁ると洗練感が損なわれるので、どんなに素材をたっぷり使って、しっかりとした味にしたとしても、「色」はちゃんとクリアできれいなものにしたいというこだわりがありました。
このあたりは、開発チームとは意見を闘わせながら、製造工程の見直しや茶葉の選択のため、開発チームにスリランカの契約農園に行ってもらったりしました。

 

 

—– お客様の反応は実際にいかがですか。

 

赤部さん:
おかげさまで、非常に好評をいただいています。
みなさんの twitter を日課のように毎日チェックしている(笑)のですが、まず見た目について「今までにない感じがする」といって手に取ってくれるお客さんが非常に多いです。

 

高木さん:
可愛い感じですよね。

 

赤部さん:
それは良かった、良かった(笑)
パッケージデザインも、今までの紅茶っぽくなく、ジュースのようなデザインにして、良い意味での驚きを与えたいと思って作りました。
「紅茶花伝」と書かれているけれど、ジュースのようにフルーツがいっぱい描かれていて、一体、どんな味なんだろうと興味をもってもらえると思います。

「実際にキャップを空けた瞬間にフルーツの香りが漂って癒される」といった感想もとても多いですね。

「後味にほのかな渋みが残る」というのは、紅茶をちゃんと使っている証で、最初はフルーティな味わいですが、ジュースで終わらずに、紅茶の味や香りで終わり、全体的に甘すぎない、そういうつもりで作ったのですが、思ったとおりに消費者のみなさんに伝わっていると思います。

 

 

—– 実際に試飲した感想を高木さんに聞いてみましょう。

 

高木さん:
あまり甘い飲み物が基本的に好きではないのですが、甘さ控えめで、ピーチはよく飲んでいます。
オレンジは今回初めて試飲したのですが、ピーチの印象とは全然違いますね。美味しいっ! すごくオレンジの香りがしますね。
(続いて、アップルを試飲する高木さん)うーん、すごくリンゴのよい香りがしますね。美味しいです。

 

赤部さん:
ピーチは、どんなシーンで飲まれますか?

 

高木さん:
大学の授業中に飲むことが多いですね。
あまり甘くなくて、ごくごく飲めるので、ちょっと喉が渇いているときにも飲みます。
それから、食事のあとの、デザート代わりに少し甘いのがほしいときにも飲みますね。

 

赤部さん:
まさにそういうシーンを想定して作っています。
ミルクティーは、3時のおやつのようなどっぷりリラックスしたいときに飲むというイメージがあると思います。
フルーツティーは、いろいろなシーンで飲めると思います。
twitter検索などでも、大人の女性の方々、たとえば、主婦の方が家事の合間や子育ての合間に飲まれて、リラックスしているというのを見かけます。
あと、仕事中に甘いものがほしいときにリフレッシュできるとか、男性が仕事帰りに自販機で買って、1日の疲れを癒すのにちょっとした甘さがほしいときに飲んでいるというのも見かけますね。

 

 

—– 男性が飲まれるというお話が出ましたが、購買層の男女比はいかがですか。

 

赤部さん:
緑茶やウーロン茶に比べると紅茶全体として、女性のほうが少し多いですね。特に 30-40代の女性の方が多いですね。
そういった大人の女性の方は、昔は 紅茶を飲んでいた方で、最近はちょっと飲んでいなかった方が、クラフティーで紅茶に戻ってきてくれたという感じです。

 

—– クラフティーを使ったアレンジレシピを教えていただいてもよろしいですか。

 

赤部さん:

先日、メディアの方をお呼びしてイベントを開催したのですが、その際に、ティーブレンダー(紅茶専門家)の熊崎 俊太郎さんに作っていただいたのが、まずは、オレンジキャラメルティー。
オレンジとキャラメルとかオレンジとチョコレートというは元々相性が良い組み合わせです。
カラメルソースとライムで氷を作ります。その氷をオレンジティーに入れるものですが、氷が解けていくとだんだん味が変わって味の変化が楽しめて面白いです。
次は、タピオカピーチティー。ブラックタピオカは黒糖の甘味とピーチが融合するとオリエンタルな異国情緒を感じるような味わいです。
熊崎さんのお勧めの食べ合わせとしては、ピーチならサーモン系、オレンジならグリルチキンやBLTのような香ばしいものが合うそうです。

 

■各製品ごとの食べ合わせ
【オレンジティー】
グリルチキンなど焦がした香りのするもの
【ピーチティー】
サーモンクリームパスタ等クリーミーなもの
【アップルティー】
ローストポークやハニーマスタード
デニッシュクロワッサンなどバター感のあるもの

 

左 タピオカピーチティー 右 オレンジキャラメルティー

 

………………

■レシピ

 

①「紅茶花伝クラフティー 贅沢しぼりオレンジティー」を使用した
オレンジ キャラメルティー」(もしくは「オレンジ ライムキャラメルティー」)

 

カラメルソースとライムを加えて作った氷が、贅沢しぼりオレンジティーの深い味わいをより引き立ててくれます。
ベースの紅茶、ほどよい甘さ、しっかとしたオレンジの果汁感、それぞれと相性がよく、風味を深める素材として、カラメルソースキャラメル とライムをチョイス。

事前に仕込んでおいた「ライムカラメル氷」を入れたグラスに、「贅沢しぼりオレンジティー」を注げば完成。
ライムは、アクセントに小片を飾るのもおすすめです。

 

②「紅茶花伝クラフティー 贅沢しぼりピーチティー」を使用した
タピオカ ピーチティー」(もしくは「オリエンタル ピーチティー」)

 

人気のタピオカティーを、クラフティーベースで作ります。
タピオカの食感がアクセントとなり、風味豊かな“贅沢しぼり”のコンセプトが、より印象に残ります。

事前に仕込んでおいた「ブラックタピオカ」を入れたグラスに、「贅沢しぼりピーチティー」を注げば完成。
可食のエディブルフラワーを浮かべていますが、ミニッツメイドのフルーツジュースを下層に入れ、視覚的に二層にみせるのも良いでしょう。
短く切った、タピオカ用ストローを添えます。

………………

 

高木さん:
お店のタピオカミルクティーはあまり飲んだことがないです。学校の前にもできたのですが、外は暑いし、いつも並んでいるので。

 

赤部さん:
そんな方には、ぜひクラフティーを!(笑) 自宅で簡単にクラフティーにタピオカを入れるだけでできちゃいます。

 

 

アップルティーですと、スパークリングがとっても合います。炭酸水をお好みの割合で入れていただくと、夏らしくさわやかな感じになります。
あとは、チーズオレンジティーというのが個人的には意外に合うと思います。オレンジの渋みとチーズの濃厚な感じが合います。
作り方は、クラフティーにクリームチーズと生クリームを泡立てて、塩を少々入れて出来上がりです。

 

■チーズティーレシピ
材料
「紅茶花伝」シリーズ
クリームチーズ 30~40g
生クリーム 100CC
砂糖 大さじ1
塩 ひとつまみ

作り方

ボールに材料を入れて泡だてて(約 6分ほど)、チーズクリームを作り、紅茶花伝に乗せるだけ!です。
クラフティーでも、ロイヤルミルクティーでも美味しいです!

 

チーズロイヤルミルクティー(イメージ)

 

—– 赤部さんご自身が個人的にどのようなシーンでクラフティーをよく飲まれていますか。

 

赤部さん:

クラフティーを愛しすぎて、いつでも飲んでます(笑) 朝、出社して まず 1本(笑)
紅茶のほのかな渋みで、シャキッとしつつ、フルーツの香りで癒されて、今日もがんばるぞ、という気持ちになってきます。

 

—– 赤部さんにとっては どの子も可愛いとは思いますが、個人的にはどの子が推しですか。

 

赤部さん:
生みの苦しみという意味では、最初に出した長女のオレンジでしょうか(笑) 完全に親目線です(笑)
「オレンジが出たときからオレンジ一筋です。」というSNS投稿を見ると、ついつい「いいね」を押しちゃいます(笑)

 

 

—– 今、写真投稿キャンペーンも開催されていますよね。

 

赤部さん:
はい、第 1弾のキャンペーンがおかげさまで好評のうちに先月、終了しました。

このキャンペーンに投稿されているものでクラフティーの写真に写りこんでいる背景の中で、おやつもそうですが、食事にも合うということでサンドイッチやパスタと一緒に飲まれたりするのが割と印象深いです。
フルーツティは、パスタやパンに相性がいいので、比較的、朝と昼が多いですね。

また、アップル派、ピーチ派、オレンジ派とほぼ均等です。
オレンジが酸味、渋みが強め、ピーチが甘めということで、好みが割れているところに、第3の味としてアップルが加わって、みなさん、その違いを認識されて、オレンジ、ピーチに負けず劣らず、アップルもがんばっています。この 3姉妹が定着してくれるといいなと思います。

 

第 2弾キャンペーンがインスタグラムで 8月5日から8月25日まで開催中です。

テーマは、「バッグにクラフティー」キャンペーンです。クラフティーは 細いボトルなので、バッグに入れやすいので、みなさんが入れているところを投稿してもらおうということになりました。

 

#バッグにクラフティ 写真投稿キャンペーン
https://c.cocacola.co.jp/kochakaden/craftea/campaign/volume_2.html

 

 

—– 最後に一言お願いします。

 

赤部さん:
クラフティー 3姉妹をみなさんに長くじっくりと愛してもらえればと思います。

 

—– ありがとうございました。

 

 

(インタビュワー・モデル 高木 由梨奈、執筆・撮影: 森川 創)

 

■関連リンク:

紅茶花伝 クラフティー

https://c.cocacola.co.jp/kochakaden/craftea/

高木 由梨奈

https://www.centforce.com/profile/t_profile/takagiyurina.html