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2019.09.23話題・おもしろ

「大学在学中に気象予報士試験に合格します!」 村上 なつみさんにインタビュー

 

ガンダムシリーズ ゆかりのアーティストが結集! GUNDAM 40th FES.”LIVE-BEYOND”」でもレポーターとして登場し、現在、学生アナウンサーとして活動を開始されている村上 なつみさんにインタビューしてきました。

 

村上 なつみさん

 

—– まずは、簡単に自己紹介をいただけますでしょうか。

 

村上 なつみです。現在大学 1年生で、この 4月からセント・フォースsproutでの活動も開始しました。

東京の下町で生まれ育ちました。高校から神奈川の私立の高校・大学一貫校に通っています。
東京の地元から、横浜の友達の人脈が一気に広がりました(笑)
一貫校の場合、受験はありませんが、1年から 3年までの定期テストの成績で希望する学部に入れるかどうかが決まります。
なので、毎回毎回、各テストごとに必死に勉強していました。

 

—– 得意な科目や好きな科目は何ですか。

 

高校では好きな科目は理科、特に、地学です。得意だったのは物理です。
でも、大学は文系です。実は、気象予報士を目指していて、文学部地理学科で勉強しています。
地理学科では、地形からお天気まで幅広く扱っています。
大学で天気図を描く授業があって、地図に各地の観測地の気圧を書いて、各地を等圧線を結んでいきます。
私は気象予報士の勉強をして天気図には慣れているので、さらっと描けて、先生に誉められます(笑)
学校の授業とは別に、個人で気象予報士試験の受験勉強もしています。

 

 

—– 気象予報士になりたいと思ったきっかけは何ですか。

 

小学生の頃はアナウンサーになりたいと思っていました。
フジテレビのめざましテレビを毎朝 観ていて、当時メインキャスターだった高島 彩さんが話も上手で、あんなふうになりたいと、あこがれていました。
気象予報士になりたいと思ったのは、中学生の頃です。
当時、テニス部に所属していたのですが、屋外の部活だったので、日焼けしてしまうし、運動量も多いし、あまり好きではありませんでした。
雨が降ると、活動が中止になるので、中止にならないかな~と思って、天気予報をよく観るようになりました(笑)
毎日観ていると、お天気は日々、違っていて、それがすごく面白いと思い、だんだんお天気に興味が湧くようになりました。
気象予報士が晴れを当ててくれるのも嬉しいですが、それ以上に、雨が降ることを当ててくれるのが嬉しいです。
以前、気象予報士の方が「気象予報士は、雨だけ当てればいいんだよ。」と言っていました。
確かに、私もそうだったように、雨を気にする人がだいたいお天気番組を観ますよね。
雨が降ることを当てられて、かつ、それをちゃんと言葉で伝えられる人になりたいなと思うようになりました。
一般的に、理系の人はあまりしゃべるのが上手くないというイメージがあって、伝え方が上手ではないと感じることがあります。
私だったらこう伝えるのになと思ったり、「この台風は非常に危険で、今は晴れているけれど、このあとすごい暴風雨になる」といったことを的確に伝えられるような人になりたいと思いました。

 

—– セント・フォースsprout に入ったきっかけは何ですか。

 

お天気番組やお天気コーナーに出演するアナウンサーになりたいと思い、応募しました。
採用されたときはまだ高校生だったのですが、事務所の方に「受け答えがしっかりしている」「しっかり夢に向かって、将来のビジョンがある」と言われました。

 

TBS系列で放送している「ひるおび!」で森 朗さんが大きな手作りのボードを使って解説していていますが、あんな感じのお天気解説をしてみたいです。
「ひるおび!」は森さんがいらっしゃるので、難しいですが、他の番組でもお天気の尺(放送時間)を長く確保してもらえたら、できそうですよね(笑)
出かけるのも好きなので、季節感を伝えられるようなロケもやってみたいです。夏は海岸に、冬は山に。

日本海側にある新潟によく行くのですが、山沿いと海岸沿いの平地では雪の降り方も全然違っていて、山に降るパターンと平地に降るパターンがあって、こういう降り方の違いが面白いですね。
最初は、気象予報士試験の勉強の一環として、こういう現象も暗記するだけにとどめていたのですが、最近はちゃんと理解してやろうと思うようになってだんだん面白さを感じ始めているところです。勉強が楽しいです。

 

 

—– 気象予報士の勉強はいつから始められたのですか。

 

高校に入ってから気象予報士試験に向けた勉強も始めました。
気象予報士試験は、大きく分けると 3科目あって、学科一般、学科専門、実技の 3つです。
学科 2つが受からないと、実技を採点してもらえないという仕組みになっています。
今年の 8月の試験で、計 5回ほど受験しています。学科試験のほうは既に受かっていて、あとは実技試験が残っています。
学科はマークシート式で、実技は記述式で、実技が難関です。
気象予報士試験の合格率は 5%前後と言われていますが、その低い合格率の原因は、この実技試験と言われています。
学科のほうは、過去 5回とも受かっています。
先月 8月の実技試験は、受験するたびに毎回 手ごたえは上がっているのですが、どうでしょうね(笑)

試験は 年 2回実施されるのですが、冬休みと夏休みに時期が重なってしまうので、高校 2年生、3年生、そして、今年大学 1年生の夏休みはまったく遊べませんでした。
友達が遊んでいる様子をインスタグラムやツイッターに投稿しているのを見て、うらやましいなぁと思いながら眺めてました(笑)
試験も終わったので、これから大学の授業が始まるまでに友達や家族と旅行に行きたいと思っています。

 

—– もし合格したら、何がしたいですか。

 

まずは、受験スクールに通っていたので、先生に受かったことを連絡します。
大学からお祝い金が出るそうなので、そのお金を元手に、犬を飼いたいなと思っています。 犬をずっと飼いたくて(笑)
それから、試験だけの勉強では、テレビに出て話せるような実力はついていないので、勉強のためも含めてどこかの番組の裏方として働いてみたいと思っています。

 

アナウンサーとしては、しゃべるのが好きなので、ラジオで音楽番組をやりたいです。リスナーさんからのお便りで相談に乗ったり、身振り手振りが使えないラジオで、言葉だけでどうやったら伝わるのかチャレンジしてみたいです。
チャレンジといえば、過去に gee up sprout に 4回出演しているのですが、早口言葉のチャレンジコーナーがあって、まだ 1回も成功していないので、そろそろ成功したいですね(笑)

 

 

—– お天気の面白いところはどんなところですか。

 

天気って、一番地形の影響を受けやすくて、朝鮮半島に大きめの山があるんですが、そこに風が当たって、風が二つに分かれて、また収束するところがあって、そこで雲が発生しやすいのです。その雲が日本に到達して、大雪をもたらしたりする JPCZ(日本海寒帯気団収束帯)という現象があります。
今までは、地形を甘く見ていた(笑)んですが、この現象を知った時に、日本は山だらけなので、日本海側と太平洋側でお天気が違うのは当然だなと思いました。

 

—– 趣味とこれからやってみたいことは何ですか。

 

高校時代は、軽音部に入っていました。そこで、ギターを弾いていました。
洋楽が好きで、洋楽から入ったのですが、だんだん日本の曲も弾くようになりました。
「My Hair is Bad」や「クリープハイプ」という日本のバンドが好きで、コピーして学園祭や定期的なライブで演奏したりしていました。

 

やってみたいことは、運転免許を取得して、箱根に行きたいです。東京から近く、温泉も好きですし、高速道路や山道の練習になるかなと(笑)
たぶん両親は私が運転する車には怖くて乗りたくないと言うと思いますが(笑)
自分では人並みだと思っているのですが、親や友達には、あまり運動神経がよくないと言われます。
気が抜けると、ボーっとしているからでしょうか(笑)

 

—– 気象予報士試験合格をお祈りしています。ありがとうございました。

 

 

(出演 村上 なつみ、執筆・撮影: 森川 創)

 

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村上なつみ
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ガンダムシリーズ ゆかりのアーティストが結集! GUNDAM 40th FES.”LIVE-BEYOND”

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