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2020.03.25科学・Tech, 話題・おもしろ

詳報! 「GUMDAM FAN GATHERING-『閃光のハサウェイ』Heirs to GUMDAM-」

※新型コロナウイルス感染症拡⼤による影響を受けて、公開延期となりました。(6月4日 編集部追記)

 

©創通・サンライズ

 

先週の記事でご紹介しましたように昨夜、ファンイベント「GUMDAM FAN GATHERING-『閃光のハサウェイ』Heirs to GUMDAM-」が YouTubeライブにて開催されました。

 

 

『閃光のハサウェイ』のメインキャラクターを演じるキャストとして、小野賢章さん(以下、小野さん)、上田麗奈さん(以下、上田さん)、諏訪部順一さん(以下、諏訪部さん)が発表され、作品への意気込みが語られました。

 

 

また、主題歌アーティストとして Alexandrosが初お披露目され、ファンへのメッセージが贈られました。
さらに、レジェンドの古谷徹さん(アムロ・レイ役)、池田秀一さん(シャア・アズナブル役)がスペシャルゲストとして登壇され、『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』から『閃光のハサウェイ』へ《物語の継承》をテーマに、『逆襲のシャア』振り返りトーク、『閃光のハサウェイ』の出演者によるトークコーナーが展開。
ガンダムシリーズのマスターピース『逆襲のシャア』の正統な続編かつ、ガンダム 40周年の集大成でもある『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』の本格始動を感じられるイベントでした。

 

 

イベントの幕開けは『機動戦士ガンダム』から始まる宇宙世紀の壮大なストーリーがどんな<歴史>だったのかを描いた約 5分間の特別映像。
続いて、本イベントのスペシャルゲストとして、レジェンドの古谷徹さん(以下、古谷さん)、池田秀一さん(以下、池田さん)が登場。

 

古谷さん:
『逆襲のシャア』では、シャアを超えることのできるような格好良さを演じられたのではないかと感じていました。
終わったと思っていたのにまさか続く作品があるとは思っていなかったです。

 

池田さん:
『逆襲のシャア』で僕はアムロとシャアは決着がついたと思っていました。
『閃光のハサウェイ』ではこうして富野監督原作で新たな時代を迎えるのも因縁深いなと感じています。
新たなガンダムの世界を、若い人たちで作ってくれたらいいな。

 

■ガンダム公式 YouTube チャンネル「ガンダムチャンネル」 

 

続いて、話題は最新作『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』へ。

古谷さんと池田さんによる朗読劇が展開。
舞台が暗転すると、流れ始めたのは『逆襲のシャア』のクライマックスシーン。
アクシズが地球へ向かって落ちるのを、アムロが操縦するνガンダム1機が隕石の先端で止めようとする。
と、そこへ地球連邦軍だけでなくジオン軍の機体が集まる場面へ。
そして、ステージ上の古谷さん・池田さんによって、アムロとシャアの最後のやり取りが演じられる。

 

生の迫力が配信画面を越えて十分に伝わるパフォーマンスでした。

アムロとシャアのドラマが締めくくられると映像は、最新作『閃光のハサウェイ』の初公開特報へ。

 

■『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』特報映像

 

さらに映像につづきメインキャストに抜擢された、小野さん、上田さん、諏訪部さんがステージ上に登場。

 

 

小野さん(ハサウェイ・ノア役):
最初は選ばれたなんて信じられなかったです。今やっと実感してきました。
プレッシャーは感じていますが一生懸命やらせていただいています。
今回のハサウェイ・ノアを初めて見たとき『逆襲のシャア』から12年ほど経った時代で、立派な青年になっていて、しっかり大人になったのだなという印象がありました。
ハサウェイが持っている闇が見え隠れするように、僕自身のニュータイプで、僕の感性で演じられればと思います。

 

上田さん(ギギ・アンダルシア役):
ギギ役に決まった時は、嬉しかった半面、プレッシャーが大きすぎて逃げだしたいと思いましたが、今の自分にしか出来ないことを一生懸命やりたいと強く思っています。
ギギを初めて見た時は大人っぽいな、美しい人だなという印象です。
しかし今改めてよく見ると、大人っぽいけど可憐な少女っぽい部分もあるなと思いました。
そして隙のある感じ、危うさも感じられるので、その部分や彼女の思いを大切に丁寧に、素直な気持ちで演じられればと思います。

 

諏訪部さん(ケネス・スレッグ役):
オーディションでケネスの資料を見た際、自分的にとてもしっくりくる感じがしたので、出演が決まった時は本当に嬉しかったです。
ガンダムとの最初の出会いは小学生の時のファーストですので、宇宙世紀の世界を生きることが出来るというのは感無量で。
本作のケネスは伊達男感のあるキャラクターですが、しっかりとした軍人でもあります。彼の様々な魅力を十二分に引き出せるよう努めていきたいと思います。
これまでの歴史に敬意を払いながら、全力で頑張りますのでよろしくお願いします。

メインキャストの発表を受けて、本作の見どころを小形尚弘プロデューサー(以下、小形プロデューサー)からお話がありました。

 

小形プロデューサー:
村瀬監督の実写方向の映像、あわせて、キャラクターたちの等身大の年齢に近い、生っぽい芝居をしていただけるキャストたちに集まっていただきました。
また、メカに関してもアニメサイドから出して来たら OKしないような複雑なものになっていますが、30年前にはなかった3Dを今回は多く使っています。
そこも含め今までのガンダムとは違う感じになっています。
また、原作の富野さんが社会情勢をとても勉強され、たくさん盛り込んでいました。
今の社会は富野さんが危惧している世界に近づきつつあるので、今やることに意味があると思っています。
今の人たちに見てほしいという思いが強いです。

 

アニメ評論家の藤津亮太さん:
メロドラマではないですが、ハサウェイ・ノア、ギギ・アンダルシア、ケネス・スレッグの3人の感情の天秤のような揺れ具合が 1つのポイントになっていますよね。
またハサウェイのまだ公開にはなっていませんが主人公機であるΞ(クスィー)ガンダムの姿も早く知りたいです。

 

 

■ティザービジュアル解禁!!
先日解禁されたばかりのティザービジュアルでは、凛々しい眼をして遠くを見つめるハサウェイ・ノアのビジュアルに「シャアの理想とアムロの情熱 2人の意志を継ぐ者」というキャッチコピーが添えられていいます。
また、ハサウェイ・ノアの後ろには、シャアとアムロの背中が並び、これからどのような戦いが待っているのか、静かな闘志を感じさせ、期待感高まるティザービジュアルが完成!

 

 

■イメージビジュアル解禁
本作のキャラクターデザインを担当し、アニメやゲームのイラストを多く手掛ける pablo uchidaさんが描き下ろし!

荒れ狂う爆風から逃げ惑う人々の奥に現れる巨大なモビルスーツが印象的なビジュアルで、これまでのガンダムの世界とは一線を画す世界観が描き出されています。
このシーンが本編でどのように描かれるのか、想像力を掻き立てられるイメージビジュアルが完成!

続いて話題は、作品内容から音楽へ。
『機動戦士ガンダムUC』、『機動戦士ガンダムNT』の劇伴を担当した澤野弘之さん(以下、澤野さん)からのVTRコメントが披露された後、本作の主題歌を務める[Alexandros]が発表され、ゲストとして登場。
本作への意気込みを語られていました。

 

澤野さん:
先日レコーディングを終えまして、今回もオーケストラの楽曲や歌の曲で参加させていただいて、納得のいく作品ができたと思います。
今回は監督やプロデューサーとのお話の中で、大人のガンダムを意識しているとお聞きしたので、音楽的にもそういうアプローチをしました。
ものすごくメロディで押すというよりも、サウンドで構築している曲を作ってみました。
そのあたりがこれまでのガンダムとは違うところかなと感じています。
今回も自分なりにエンターテインメント性を表現しようと思い作ったので、ぜひ皆さんにお越しいただければと思っています。
7月23日、よろしくお願いいたします!

 

[Alexandros]:
主題歌に決まったと聞いた際はとても嬉しかったです。
『逆襲のシャア』では、あるシーンで看板にALEXANDERS(アレクサンダーズ)という文字が出てきたんです。
ALEXANDERS(アレクサンダーズ)は今のバンド名[Alexandros]を決める時に候補の一つだったので、そういうところも運命的なものを感じました。
ガンダムの壮大なストーリーの中の一部を担わせていただくということで、みんなで気合入れて楽しく制作していますので、必ずいいものが出来ると思います。
めっちゃかっこいい曲を作りたいと思いますので楽しみにしていてください。

 

古谷さん:
アムロとシャアが紡いできた宇宙世紀機動戦士ガンダムの正当なる継承作品だと思っております。
ぜひともこの作品で新しいガンダムファンを獲得していただいて、さらにガンダムワールドが広がるようにと今から期待しています。
大ヒットしていただき、またアムロとシャアの物語ができたらいいな(笑)

 

小野さん:
池田さん古谷さんの生のお芝居を観て、身が引き締まる思いです。
でもまた1つギアを上げることができた気がします。
歴史の長いガンダムシリーズの主人公をやれること、光栄に思いますし責任を果たせるように頑張ります、劇場公開楽しみに待っていてください。

 

©創通・サンライズ

 

■『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』
公式サイト:http://gundam-hathaway.net/
公開:2020年7月23日(木・祝)全国ロードショー
配給:松竹
クレジット:©創通・サンライズ

 

©創通・サンライズ

 

【ストーリー】
第二次ネオ・ジオン戦争(シャアの反乱)の終結から12年が経過したU.C.0105― 。
人類と宇宙世紀の未来を示すかと思われた“アクシズ・ショック”を経ても、世界は変わらず混乱状態にあり、断続的に軍事衝突が発生していた。
地球連邦政府の腐敗もさらに進んでおり、上層部は地球の汚染を加速させただけでなく、強制的に民間人を宇宙へと連行する非人道的な政策「人狩り」を行っていたのである。
そんな地球圏の腐敗に立ち上がったのが、「マフティー・ナビーユ・エリン」と呼ばれる人物が率いた反地球連邦政府組織「マフティー」であった。
彼らは地球連邦政府高官を次々と暗殺するという苛烈なテロ行為に手を染めていたが、連邦政府への反発を強める民衆からは一定の支持を得ていた。
その「マフティー」本人を名乗り、指揮する人物こそ、かつて一年戦争にも参加した地球連邦軍士官ブライト・ノアの息子で、シャアの反乱の阻止にも参加していたハサウェイ・ノアであった。
アムロ・レイ、シャア・アズナブルの理念と理想を肌で知る彼は、ふたりの意思を宿した戦士として、武力による抵抗から道を切り拓こうと画策していたのである。
だが、連邦軍大佐ケネス・スレッグと謎の美少女ギギ・アンダルシアとの出会いが、彼の運命を大きく変容させるのであった。

 

©創通・サンライズ

 

【スタッフ】
企画・製作:サンライズ
原作:富野由悠季、矢立 肇
監督:村瀬修功
脚本:むとうやすゆき
キャラクターデザイン:pablo uchida、恩田尚之、工原しげき
キャラクターデザイン原案:美樹本晴彦
メカニカルデザイン:カトキハジメ、山根公利、中谷誠一、玄馬宣彦
メカニカルデザイン原案:森木靖泰
色彩設計:すずきたかこ
撮影監督:脇顯太朗
CGディレクター:増尾隆幸、藤江智洋
編集:今井大介
音響演出:笠松広司
録音演出:木村絵理子
音楽:澤野弘之

 

(編集 森川 創)
関連リンク:
ガンダム公式 YouTube チャンネル「ガンダムチャンネル」
https://youtu.be/T4Dfzz8XMQs
シャア・アズナブル役の池田秀一さんも登壇! ファンイベント「GUMDAM FAN GATHERING-『閃光のハサウェイ』Heirs to GUMDAM-」3月24日開催!
https://tanonews.com/?p=23220