「茶の間」は静岡県中部エリアの観光活性化に取り組む公益財団法人するが企画観光局（静岡県静岡市）が、代表的な地域資源である “茶”を活用した「茶事変」プロジェクトの一つとして 2019年度よりサービスを展開し好評を博している「空間貸出し型」の体験プログラム。
静岡の多彩な茶栽培地の魅力に着目し、地元の茶園・茶農家の方、観光ホテルの協力のもと、茶畑のど真ん中にティーテラス＝「茶の間」をつくり、茶畑とそれを取り巻く美しい静岡の景観を、淹れたてのお茶とともに味わい、新たなお茶の楽しみを体験することができます。
場所も、山間から富士山の裾野、海側と多彩で、周辺の観光スポットも様々なので、カップル、女子旅、ファミリーなど様々な方のレジャープランに取り入れることができ、冬も穏やかな気候で、密を避けたおすすめの冬旅スポットです。

 

豊かな自然に囲まれて。秘境の茶の間「里山の茶の間」（深山園）

 

静岡県の中山間部、大井川支流の「笹間」で 150年、お茶の栽培、製茶販売を手掛ける茶農家の「茶の間」は、山々に囲まれた秘境の絶景が魅力です。
5代目岡村さんが提供するお茶は、土地と茶葉を知り尽くした伝統ある茶農家だからこそ仕上がる深い味わい。

帰りに茶葉を購入される方も多いと評判です。

 

 

海の碧と茶畑の緑のコントラスト「大地の茶の間」（釜炒り茶 柴本）

全国有数の茶産地、牧之原台地で無堆肥無農薬をベースとした釜炒り茶の栽培、製茶販売を手掛ける茶農家の「茶の間」は、穏やかな丘陵地ならではのどこまでも広がる空間と、時には海を間近に感じられる清涼感が魅力。
高度な技術力に裏打ちされた柴本さんの釜炒り茶は他では味わえない絶品です。

 

 

富士山のお膝元！ 元祖・茶の間「富士の茶の間」（富士山まる茂茶園）

富士山のふもと、富士市で栽培、製茶販売を手掛ける茶農家。

創業 90余年、代々受け継がれ進化し続ける茶師技術は、現在、五代目本多茂兵衛氏に引き継がれています。
本多氏は静岡県 100銘茶協議会会⾧を務める静岡茶業界のホープで、彼が生み出した「富士御茶」は、銘茶と名高く、国内外でも日本の茶文化の浸透に努めるティーマイスターです。
お茶、ハーブ、スパイス等を組み合わせて作る世界に一つだけのお茶づくり「合組 -GOGUMI-」体験も予約受付中。

 

 

他にも標高 350mの山間部両河内にある「天空の茶の間」（豊好園）や景勝地・日本平山頂の「全景の茶の間」（日本平）、静岡市の山間部・諸子沢の「黄金の茶の間」（黄金みどり茶園）があります。

そんな「茶の間」が、過ごす時間をより楽しくおいしく演出するだけでなくお土産としても活用できるパッケージにもこだわったタブレットチョコレートも。
これまで「茶の間」を体験された方が SNSでお茶と一緒にお菓子をアップされることを受け、「茶の間」のお茶にベストマッチするオリジナルスイーツを地元で人気のチョコレート専門店「Conche(コンチェ)」と共同開発。
「お茶とチョコレートのペアリング」をテーマに、各茶の間のお茶に合うタブレットチョコレートとして、今月12月から 各茶の間にて茶葉とセットにて販売が開始されています。

 

 

◆天空の茶の間 煎茶/さえあかり×「ハイチ」
ほんのり果実味を帯びたカカオの香味がフルーティーな茶香と調和。日本茶の熱と繊細な香気はカカオを助⾧し味わいを深化させます。

 

◆全景の茶の間 煎茶/静7132×「ベリーズ」（※こちらの商品だけ発売日未定です）
カカオの華やかな芳香が調和し、特有のさくら様の茶香を引き立てます。茶とカカオの香気が互いを引き立て合う、理想の関係。

 

◆富士の茶の間 ほうじ茶/丸火×「インド」
ハーバルな香りが共鳴し、カカオに潜む爽やかな芳香を放出します。甘い焙じ香に果実感が加わり旨味の奥行きがグッと広がります。

 

◆黄金の茶の間 黄金みどり/ほうじ茶×「ガーナ」
スッと抜ける焙じ香に交わる深いカカオのコク。ガーナの甘いスパイス香によりもたらされる豊潤な旨味の調和。

 

◆大地の茶の間 烏龍茶/焙煎香茶×「グレナダ」
力強いカカオ香に豊かな茶香が共鳴し強調されるフローラルな輪郭。交差して生まれる旨味の広がり。いつまでも続く幸せな余韻。

 

◆里山の茶の間 紅茶/さとやま×「タンザニア」
華やかな紅茶の熱で解放されるカカオのフルーティーな芳香。見事な調和がもたらす体験は癒やしを驚きへと昇華させます。

 

値段は 1セット（チョコレート＋茶葉）税込み 580円、チョコレート単品税込み 350円。
チョコレートのパッケージは富士山をバックにした 6 か所の「茶の間」をイラストを使用。
あなたが訪れた「茶の間」を探して、盛り上がってみてはいかがでしょうか。

 

(情報提供　公益財団法人するが企画観光局）