4月 6日(火)に、「チームラボプラネッツ TOKYO DMM 新作お披露目体験会」に参加してきました!
そこでの数々の魅力的な作品を、順を追って紹介していきます。
■『チームラボプラネッツ』とは?
チームラボプラネッツは、様々な分野のスペシャリストから構成されたアートコレクティブ・チームラボによる、超巨大な 4つの作品空間や屋外作品を中心とした計 7作品による「水に入るミュージアム」 です。
チームラボの「Body Immersive」というコンセプトの超巨大な作品に、他者と共に身体ごと投入し、作品と一体になることができます。
身体と作品との境界のない体験によって、自分と世界との間にある境界の認識を揺るがし、連続的な新しい認識を模索していきます。
館内では裸足となって、数々の巨大な作品に没入することができます。
■坂の上にある光の滝
四国の山奥にある自然の滝を使った作品「光の滝 – 四国の山奥」(2016- 2017)を原型として作られたそうです。
滝(水の粒子)のみに光を当てることによって、輝く粒子が流れ落ち、光の粒子による滝ができます。
そして、その輝く滝の光が周囲を照らします。
暗闇の中、輝く粒子は、残像効果により光跡を残し、空間上に線を描きます。
その光跡の線の集合で光の滝が生まれます。
館内では、水が流れる坂を裸足で登っていき、前方にある光の滝を拝むことができました。
暗闇の中で光り輝く滝のコントラストも美しいですね。
■The Infinite Crystal Universe
光の点の集合で作られた立体物、光の彫刻郡です。
スマートフォンでチームラボの専用アプリ上で選んだモノを投げ込むことで、立体物が生まれ、それらの郡によってこの作品空間が創られていきます。
空間上に出現した立体物は互いに影響を受け、広がっていきます。
また、モノを投げ込んだん場所や人々の存在にも影響を受けるそう。
人々によって刻々と創られていきながら、永遠に変化していく作品となっています。
光の彫刻群の中を歩き回りながら見る景色は様々に移り変わっていって、目を楽しませてくれます。
■人と共に踊る鯉によって描かれる水面のドローイング
こちらは、実際に水の中に入り歩くことができる作品となっています。
無限に広がる水面には鯉が泳ぎ、鯉は水の中の人や他の鯉に影響を受けます。
そして、鯉は人々にぶつかると花となって散っていきます。
花の種類は、季節とともに移り変わっていきます。
4月 30日(金)まで、春限定の景色となり、ぶつかった鯉は桜に変化して散っていきます。
作品はコンピュータプログラムによってリアルタイムで描かれ続けています。
鑑賞者のふるまいの影響を受けながら、水面の景色は絶えず変容し続けます。
今この瞬間の景色は、二度と見ることができないのです。
光の海の中を歩いているような感覚で、ワクワクしました。
足元に寄ってくる鯉も色とりどりに輝いていて、可愛らしかったです。
■憑依する炎【新作】
4月 7日(水)から登場する新作品となっています。
一足先に体験をしてきました。
燃焼する気体の分子の動きによって、空間上に線が描かれます。
そして、その線の集合で炎を描いているそう。
その線の集合体を、チームラボが考える「超主観空間」によって平面化し、炎が描かれています。
炎は、中心の黒い絶対的な存在によって、形が変化していきます。
炎は物質ではなく、燃焼することによって発生する光と熱の現象ですが、人々はそこに生命を感じる時もあります。
私もこの作品を鑑賞している時は、まるで炎が生きているかのように感じ、圧倒されました。
■意思を持ち変容する空間、広がる立体的存在 – 平面化する 3色と曖昧な 9色、自由浮遊
自由に浮遊する光の球体によって埋め尽くされた、空間作品です。
人々は球体をかきわけ、空間の中に入っていくことができます。
球体は、人々が触ったりして衝撃を受けると、色を変化させ、色特有の音色を響かせます。
そのまわりの球体も、近くの球体から放射状に連続的に呼応し、同じ色になり同じ音色を響かせていきます。
また、球体の集合のもつれ具合を判断し、風と気圧変化によって、球体は、低層で高密度になったり、一斉に高層に上がったりと、自ら空間の形状を変えていきます。
浮いたり下がったりする自由な球体の中を進んでいく感覚は、味わったことのないもので、新鮮でした。
■Floating in the Falling Universe of Flowers
1年間の季節の花々が、時間と共に刻々と変化しながら咲き渡る、巨大なドーム空間の作品です。
床に寝転びながら作品を鑑賞することもでき、まるでプラネタリウムのように花々の動きを楽しめます。
チームラボの専用アプリを使用して、蝶を選択し投げ込むと、ドーム空間内に蝶も舞います。
こちらの作品も、「人と共に踊る鯉によって描かれる水面のドローイング」のように、コンピュータプログラムによって描かれ続けています。
色とりどりの花々が舞い続ける空間にずっと浸っていると、思わず現実を忘れてしまいそうになります。
4月 30日(金)までの期間限定で、桜が広がる春限定の空間になります。
■空から噴き落ちる、地上に憑依する炎【新作】
こちらの作品も、4月 7日(水)から登場する新作品です。
こちらは屋外に展示されたパブリックアートであり、入館の有無に関わらず、誰でも鑑賞ができます。
先程の「憑依する炎」と同じように、燃焼する気体の分子の動きによって線を描き、その集合体で描かれた炎となっています。
人が作品の上に立つと、黒い絶対的な存在が生まれ、炎の形が変化していきます。
作品は、人々の振る舞いに影響を受けながら、永遠に変化し続けます。
チームラボの目の前の駅「新豊洲駅」へ向かうまでの電車の窓からも、この作品を眺めることができるのですが、存在感を一際放っています。
実際に自分の目で見ると、写真で見るのとはまた違った感覚になると思います。
夜になると、さらに炎が光り輝いて見えるので、より一層映えますね。
以上、作品はこれで全てです。
新感覚の体験ばかりで、時間を忘れて楽しむことができました。
また、施設内にはフードスタンド「Everything in your hand」もあり、そこで季節限定のメニューも味わうことができます。
「桜と苺のどら焼き」「桜とベリーの抹茶ラテ」
それぞれ 500円(税込)で、4月 7日(水)から購入することができます。
お披露目体験会では、一足先に味わうことができました。
「桜とベリーの抹茶ラテ(Hot)」は、ホイップクリームと温かい抹茶のラテが優しく混ざり合い、とてもほっとする味わいでした。
「桜と苺のどら焼き」は、桜のあんと苺の組み合わせで春らしさを感じ、ボリュームもたっぷりで美味しかったです。
季節限定の展示作品は、4月30日(金)までです。
ぜひ、休日等に足を運んでみてはいかがでしょうか。
【展示概要】
チームラボプラネッツ TOKYO DMM.com
所在地: 東京都江東区豊洲 6-1-16 teamLab Planets TOKYO
開館時間:
3月 31日(水)まで: 10:00 – 18:00
4月 1日(木)から 4月 23日(金)まで:平日 10:00 – 18:00 土日祝 9:00 – 19:00
4月 24日(土)から 5月 9日(日)まで: 9:00 – 19:00
※最終入場は閉館の 30分前
※開館時間が変更になる可能性があります。公式ウェブサイトを確認して下さい。
チケット料金:
【チケットが15%OFFになる期間限定クーポン割引を実施中】
新作公開を記念し、 2021年 4月 23日(金)までの期間限定で販売中のチケットが 15%OFFになるクーポン割引を実施中です。
詳細は公式ウェブサイトを確認して下さい。
■公式HP・SNS
公式ウェブサイト: https://planets.teamlab.art/tokyo/jp/
Instagram: https://www.instagram.com/teamlab.planets/
Facebook: https://www.facebook.com/TL.Planets/
Twitter: https://twitter.com/teamLabPlanets
#teamLabPlanets #チームラボプラネッツ
■フードスタンド
店名: Everything is in your hand(エブリシング イズ イン ユア ハンド)
URL: https://planets.teamlab.art/tokyo/jp/foodstand
営業時間: 全日 10:00〜 18:00
定休日: チームラボ プラネッツ休館日に準ずる ※天候により一部休業の場合あり
(情報提供・取材協力:株式会社PLANETS、編集・撮影:R.T.)