楽しいニュース.com

世の中の明るいニュース、あつめました!

2022.03.30話題・おもしろ

エスビー食品 2022年春夏 新製品発表会

昨日、3月 29日にオンラインで開催された「エスビー食品 2022年春夏 新製品発表会」に参加しましたので、レポートします。

 

 

新型コロナウイルスの感染拡大から約 2年、私たちのライフスタイルは大きく変化し、その中で「食」に関するニーズも多様化してきました。

発表会では、おうちで本格的に作れるスパイスカレーやオートミールなど「おうちで簡単便利」をテーマに、エスビー食品の強みであるスパイスとハーブにこだわった春夏向けの新商品が紹介されました。
自宅で本格的なごはんを楽しめるような新商品で、スパイス料理が好きな方、今注目されているオートミールを使った料理をしたい方、調理が好きな方にぴったりです!

 

 

まずは、広報担当 中本洋平さんから、会社概要についての説明がありました。

 

中本さん:

エスビー食品は、2023年で創業 100周年を迎える総合食品メーカーです。

企業理念に「食卓に自然としあわせを。」を掲げて、香辛料を核とした幅広い分野の商品を製造、販売をしています。

事業を通じたSDGsの取り組みも行っています。

 

 

持続可能な調達に関するコミットメント(2019年5月公表)

 

  1. 香辛料: 主要香辛料※について、2030年を目標として安全・人権・ 環境・コンプライアンスに配慮した持続可能な調達を目指します。※主要香辛料=こしょう・唐辛子・マスタード・パセリ・ローレル・オレガノ・わさび
    また、 フェアトレード・有機認証香辛料の調達や契約栽培の拡大も引き続き進めていきます。
  2. パーム油: エスビー食品グループの全製品に使用しているパーム油を2023年までに100%RSPO認証油に切り替えます。
  3. 紙: エスビー食品グループのカレーなどのルウ製品、レトルトおよびチューブ入り香辛料のパッケージに使用している紙を2023年までに100% FSC認証紙に切り替えます。

 

エスビー食品グループは、環境基本方針に基づいて、環境負荷低減活動も推進しています。

 

「2050年カーボンニュートラル」目標(2021年10月公表)

 

2050年カーボンニュートラルを目指します。

  1. 2030年までにCO₂排出量50%削減を目指します。 (2019年度比スコープ1・2相当)
  2. 2030年までにサプライチェーンCO₂排出量30%削減を目指します。 (2019年度比スコープ3相当)

 

 

続いて、広報担当 七野知未さんから、2022年春夏新製品・リニューアル品の紹介がありました。

 

七野さん:

一つ目は、時短・簡便。手間を減らして美味しく、楽しくをテーマにした商品を紹介します。

二つ目がアウトドアです。 これから本格的なシーズンを迎えるアウトドアにオススメの肉用シーズニングや調味料を紹介します。

三つ目が健康を意識した商品です。 魅力的な栄養素を摂れるオートミールDELIを紹介します。

四つ目はサステナブルレトルトカレーで、レンジ対応パウチや賞味期限延長たり、環境配慮資材を使用したパッケージの取り組みについて紹介します。

 

 

ワンミートディッシュ

調理時間わずか8分で、材料はひき肉を用意するだけです。

包丁やまな板いらずのため、洗い物を減らせるうえ、ひき肉をパックからそのまま使えばけも汚れません。

これまで当たり前だった玉ねぎのみじん切りやジャガイモの皮むきと言った工程が一切必要ない画期的な商品となっています。

「今日は食材が何もない」といった日でも冷凍庫にストックしておいたひき肉さえあればおいしい一皿が完成します。

 

 

スパイスカレー作ろう!シリーズ

この商品の最大のポイントは、スパイスが効いた本格的なスパイスカレーがわずか 10分から 15分でできる点です。

ホールスパイスとシーズニングスパイスの袋がセットになった調理キットになっていす。

 

 

一度は食べたい名店のまかない 特製ドライカレーの素

全国21店舗を構える南インド料理専門店ERICK SOUTH(エリックサウス)監修のチューブタイプのドライカレーの素です。

キャップの外周をもとに使用量の目安を記載しているため、大さじなどで測る必要もありません。

残りご飯の量はその時によって様々と思いますが、チューブ入りのため味付けを調整でき、開封後も冷蔵庫で保存が可能です。

 

OTSUMAMI Trattoria(おつまみトラットリア)

茹でたマカロニにソースを温める必要がないため、そのまま混ぜたら出来上がりと言った商品です。

これ一つさえあればおつまみに困りません。

ワイン好きな商品開発担当者が自信を持ってお勧めするおつまみメニューです。

 

 

ここからはアウトドアをテーマにした商品です。

 

チューブ調味料の粗切りハラペーニョ・粗切りトウガラシ

粗切りハラペーニョは 3月 7日発売の新商品で、粗切りトウガラシは 2020年に発売し、今回パッケージをリニューアルしました。QRコードから是非ご覧ください。

 

続いては肉用シーズニングのご紹介です。

 

ブレンドマイスターズスパイス

肉のスペシャリスト 銀座マルディグラ和知徹シェフ監修による 肉の匠の秘伝ブレンドマイスターズスパイスです。

牛肉はもちろん、どのお肉にも合います。

ポイントとしてはナツメッグを少し多めにブレンドしている点です。

焼いた野菜やアヒージョなどにふりかけてもおいしいので、キャンプご飯にこれ一本あれば活躍すること間違いなしです。

 

続いて、健康食品をテーマにした商品です。

 

オートミールDELI

電子レンジで温めるだけで話題の食材。

オートミールを使ったリゾットが楽しめる商品です。

電子レンジで約 1分 温めてパッケージの袋がそのまま器になる仕様のため、洗い物を減らせ、忙しい朝の食事におすすめです。

またこちらの商品は、オートミールに関する豊富な知見をお持ちの石原莉奈医師に監修いただいた商品となっています。

 

 

最後のテーマはサステナブルです。

 

今回 2020年春夏新製品ではSBスパイスやレトルトカレーについて、電子レンジ対応パッチを採用しました。

また、実際の流通環境や保存試験結果に基づいて賞味期限を 6ヶ月延長しました。

フレッシュハーブ商品のパッケージについては、サトウキビ由来のバイオマス原料を10%使用しています。

エスビー食品ではフードロス削減・カーボンニュートラルに向けた取り組みを今後も強化していきます。

 

 

 

 

 

最後は、スパイス&ハーブマスター 遠藤由美さんからの説明です。

 

遠藤さん:
スパイス&ハーブマスターというのは、スパイスやハーブの楽しみ方を身につけて、お客様に向けて楽しみ方を紹介する役割です。

 

まず 1点目、GOLDEN CURRY Theスパイス。1966年に発売したロングセラーの商品です。

35種類のスパイスとハーブが香るゴールデンカレー、こちらのシリーズからThe スパイスという新しい商品が登場しました。

 

 

月に 1回以上作る 50代以上の方に伺ったアンケートの結果では、一番多かった答えが「いつも以上にスパイス感があるカレー」でした。

スパイスとハーブの料理における役割というのをまず紹介します。

スパイスとハーブの役割というのは、香りと色づけ、そしてから見つけた 3つになります。

スパイスやハーブ、例えば、コショウやシナモンやターメリック、クミン、バジル、たくさんの種類があります。

すべてのものが「香りをつける」と役割を持っています。

例えば、アップルパイにシナモンで甘い香りをプラスする、鯖の味噌煮を作る時に、生姜でサバの臭さを取る、お料理の中で香りを楽しむというのが全てのハーブが持っている一番大事な役割になります。

そして、ごく一部のものが色をつけると役割を持っています。

カレーを黄色く染めるのはターメリックですし、スペインのパエリアを黄金色に染めるのはサフランというスパイスが役割を持っています。

そして、またごく一部、辛味をつけると役割を持っているスパイスもあります。

唐辛子やコショウ、わさびや山椒などが辛いスパイスの代表になります。

 

 

つまり、「いつも以上にスパイス感があるカレー」を楽しみたいっていう場合にも、辛いだけではなくて、香りというものも非常に大事な役割をもってくるというのがお分かりいただけますでしょうか。

スパイスやハーブというのは天産物、植物になります。

植物の中に香りの袋をもっていますので、これを切ったり折ったり崩したりということで、壊すことによって中から香りが漂ってきます。

例えば、ブラックペッパーのようなコショウ丸ごとのホールであれば、ミルで挽いて、組織を壊したり、瓶の底で潰すのもよいかもしれません。

植物の細胞を少し壊すようなことを意識すると、スパイシーハーブの香り立ちは非常に高くなります。

それに加えまして、香り成分というのは、熱には揮発性の成分になっていますから、お料理の中で熱をかけると、香りが漂いやすくなります。

例えば、スパイスを焙煎して香りを立てたりとか、あとカレーライス作りでよくしますが、油に冷たいスパイスを入れまして、ゆっくり熱して油が温まっていく工程の中でスパイスの香りが油に移り、その香りが移った油でお料理を始めるということもあります。

 

 

これがスパイスやハーブの香りを楽しむポイント 2点になります。

この技術を活かしたのが GOLDEN CURRY Theスパイスです。

特徴とては、香り広がる新食感。 一つ目が焙煎ホールスパイスの豊かな食感。

二つ目の特徴は、華やかさのある単品スパイスの力強い香り立ちです。

カレーを食べて口の中で、このスパイスをカリッと噛んだ瞬間に、口の中にふわっとスパイスやハーブの香りが漂うと言うのが特徴になります。

カルダモンやコリアンダーなど単品スパイスが芳醇に香ります。

スパイスやハーブの香りをとても楽しんでいただける GOLDEN CURRY Theスパイスです。

 

 

クラフトスタイルのグリーンカレー

ハーブやココナッツミルクの香る、タイ風のグリーンカレーです。

本格グリーンカレーを自宅で簡単に作っていただける手作りキットです。

クラフトスタイルグリーンカレーの特徴、スパイスで手作りを楽しんで頂けるところです。

豊かな香り立ちで本格的な美味しさを楽しめるのもポイントです。

 

 

袋を開けると、5つのパーツが入っています。

グリーンカレーのペースト、煮込みスパイス、ナンプラー、ココナッツミルクパウダー、辛味スパイス。

味は、レモングラスやこぶみかん、ガランガルなどエスニック特有のスパイスやハーブの爽快感を生かした香立ちが特徴になっています。

たとえば、香りと旨みのグリーンカレーペーストは、レモングラスやコブミカンの葉、タイ料理特有のハーブをブレンドして、チキンなどの味をつけたカレーの決め手となるグリーンベストです。

 

カレーの作り方は、まずフライパンで鶏肉を焼いて取り出します。

その後、ナスを炒めて、水とグリーンカレーペースト、この煮込みスパイスを入れて 15分ほどに煮込みます。

鶏肉に火が通って柔らかくなる過程で、こちらのスパイスやハーブの香りが漂ってきます。

ここでいったん火を止めて、ナンプラーやココナッツミルクパウダー、具材としての赤パプリカやピーマン、たけのこなどを入れて再び 5分ほど煮込めば完成です。

一番楽しんでいただきたいのは香りですから、スパイスは入れすぎないように、好みに合わせて調節していただければと思います。

 

グリーンカレー以外にもほかのラインナップがあります。

ケララカレー、こちらはチキン骨付きで使うものになります。

キーマカレー、ひき肉を使います。

最近人気の、スパイスカレー、そして新しく出ましたグリーンカレー 4種類カレーラインナップです。

 

 

ハーブ苗。4月に新発売予定の商品です。

今回は土に生えているハーブの苗を提供することになりました。

料理に使うバジルやパクチー、ルッコラ、タイムなどといった食べられるハーブを 12種類用意しました。

4月になって春になりますので、ガーデニングシーズンが始まります。

育てたら収穫して最後はお料理として楽しみたいという方も多いかと思います。

ハーブ苗に刺すネームプレートの方に特徴があります。

基本的な栽培のポイントなども紹介していますが、ハーブを使った料理の写真が掲載されています。

ネームプレート裏側には二次元バーコードをご覧いただいて、レシピにアクセスしていただけるような仕組みもあります。

 

 

以上、スパイスやハーブの香りを楽しむ商品を 3点紹介しました。

焙煎スパイスやあらびきスパイスなどが入りましたゴールデンカレー Theスパイス、本格的なスパイスやハーブが入った手作り調味料のクラフトスタイルのカレー、最後にハーブの苗です。

植物を育てて、そして収穫して食べていただくスパイスやハーブの香りを通して日本全国の皆さまの食卓に自然と幸せをお届けできれば幸いです。

 

(情報提供: エスビー食品)