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2022.07.13科学・Tech

7月 22日は「ナッツの日」いつもの料理をヘルシーにする、アーモンドミルク置き換えレシピを公開!

アーモンドミルク研究会は、7月 22日のナッツの日に向けてアーモンドミルク置き換えレシピを公開しました。

 

 

「アーモンドミルクに関する実態調査」から、2022年、ふたりに一人がアーモンドミルクを飲んでいることが明らかになりました。
今、注目されているアーモンドミルクに置き換えるだけで、ビタミンEや食物繊維などの栄養を摂ることができます。
今回はアーモンドミルクのアレンジレシピと栄養・健康価値を紹介します。

 

アーモンドミルク研究会HP
https://www.almondm-labo.jp/

 

ふたりに一人がアーモンドミルクを飲む時代。 「そのまま飲む」という回答が 88.0%

アーモンドミルク研究会は首都圏に在住の女性 600人を対象にアーモンドミルクに関する実態調査を行いました。

 

調査の結果、アーモンドミルクの喫食経験は 2017年から徐々に増加しており、最新の調査結果によると、ふたりに 1人がアーモンドミルクを飲んだことがあるという実態が明らかになりました。
また、江崎グリコ株式会社の調査による、全国の 20~60代 4,700名を対象にした『食生活とナッツに関する意識調査』からも、アーモンドミルクの飲用経験者の 88%が「そのまま飲む」と回答し、5.9%が料理に使うと回答しています。

 

 

【調査概要】
■調査タイトル:「アーモンドミルクに関する実態調査」
■調査機関:株式会社クロス・マーケティング
■調査期間:2022年4月14日~15日
■調査主体:アーモンドミルク研究会
■調査方法:インターネット調査
■調査対象:首都圏在住 20代女性600名

 

 

※引用:江崎グリコ株式会社実施
『食生活とナッツに関する意識調査』より

 

7月 22日は、「ナッツの日」!「鰻も良いけどナッツもね」

ナッツは古代から保存食や供物として貴重なものでした。
例えば、アーモンドの起源は古く、4000年以前の地中海沿岸地方のヨルダンといわれます。
その後、中世頃までは高級嗜好品でしたが、現在は日常的な健康食品として広く好まれています。

 

 

栄養バランスが良くミネラル分も豊富なナッツ類は、夏バテ対策に最適で、ビールとも相性ぴったりです。
「夏にナッツ」「(土用の)鰻も良いけどナッツもね」の意味を込めて、日本ナッツ協会では、7(な)と 22(っつ)の語呂合わせから、7月 22日を「ナッツの日」としました。

 

 

栄養の専門家が解説!定番レシピをアーモンドミルクに置き換えたら…!

いまだ飲用がメインのアーモンドミルクですが、定番メニューのカレー、そうめん、みそ汁にアーモンドミルクを代用したらどのようなメリットがあるのか、研究会の柴田真希先生に解説してもらいました。

 

【柴田真希さん プロフィール】

女子栄養大学短期大学部卒業。
給食管理、栄養カウンセリング、食品の企画・開発・営業などの業務に携わり独立。
現在はお料理コーナーの番組出演をはじめ、各種媒体にレシピ・コラムを掲載する他、食品メーカーや飲食店のメニュー開発、プロデュースなどを手がける。
著書に『太らない体をつくる! スーパーミルク健康法』(小学館)など

 

定番メニューにアーモンドミルクを使用すると、ビタミンやミネラル、食物繊維を手軽に摂取できます。
また、豊富に含まれるビタミンEには抗酸化作用があるため、紫外線が気になる季節にぴったりです。
塩分の摂りすぎでむくみが気になる人もアーモンドミルクを料理に使うとコクがあるので塩分を控えても、おいしく仕上げることができます」

 

アーモンドミルクでいつもの料理がもっとヘルシーに。置き換えレシピ 3選!

 

子どもから大人まで大好き!カレーの辛さを抑えてビタミン Eで抗酸化力アップ

「アーモンドミルクバターチキンカレー」

 

 

アーモンドミルクを使うことで、ビタミンEや食物繊維が摂取できます。

さらにカレーの具材に、抗酸化作用のあるビタミン A(β-カロテン)やビタミン Cを豊富に含むかぼちゃを入れると、アーモンドミルクのビタミン Eとの相乗効果が期待できます。

 

●お悩みポイント
△カレーの辛さが苦手
△同じ具材だと栄養の偏りが気になる

 

●置き換えのメリット
・マイルドになるため辛さがやわらぐ
・ビタミン A(β-カロテン)やビタミン Cが豊富な具材とビタミン Eの相乗効果

 

【材料】(2人分)
・鶏もも肉 … 1枚(250g)
・かぼちゃ … 100g
・玉ねぎ … 1/2個(100g)
・オリーブオイル … 大さじ1/2
・カレールウ … 2かけ
・バター … 15g
・ごはん … 2杯
<A>
・にんにく、しょうが(すりおろし) … 各小さじ1
・ヨーグルト … 50g
<B>
・トマト缶(ダイスカット) … 1/4缶(100g)
・アーモンドミルク(砂糖不使用) … 200ml

 

【つくり方】
1. 鶏もも肉はひと口大に切り、<A>に漬けてもみこむ。かぼちゃは小さめの 5mm厚に、玉ねぎは粗みじん切りにする。
2. フライパンにオリーブオイルを入れて中火にかけ、玉ねぎを入れて炒める。
しんなりとしてきたら鶏肉とかぼちゃを入れて全体に油がなじむまで炒める。
3. <B>を加えて 5分ほど煮込み、全体に火が通ってきたらカレールウを入れてとろみがつくまで 3~5分煮込む。仕上げにバターを加える。
4. ごはんに盛り付け、(3)をかける。

 

 

夏はつい頼りがちなメニュー、そうめんに使用している“めんつゆ”をアーモンドミルクのコクで減塩
「アーモンドミルクめんつゆ★そうめん」

 

 

めんつゆをアーモンドミルクで割る事で、水よりコクが出て減塩に繋がります。

通常の 3倍濃縮のめんつゆを使用すると約 200ml作るのに大さじ 3~5杯のめんつゆが必要ですが、アーモンドミルクを使用すると大さじ 1でもおいしく感じることができます。

そうめんだけだと栄養が不足しがちですが、ビタミン Eを補給できます。

 

●お悩みポイント
△栄養が不足しがち
△めんつゆの塩分が気になる

 

●置き換えのメリット
・ビタミン Eや食物繊維などが摂取できる
・いつもは大さじ 3~5杯のめんつゆが、大さじ 1でもおいしく感じられる

 

【材料】(2人分)
そうめん … 2束
たまご … 2個
おくら … 6本(60g)
みょうが … 2本(40g)
(A)
めんつゆ(3倍濃縮) … 大さじ2
アーモンドミルク(砂糖不使用) … 400ml

 

【つくり方】
1. たまごを 8~10分ゆで、半熟のゆで卵を作る。
おくらをさっとゆで、輪切りにする。
みょうがを輪切りにする。
2. そうめんを袋の表示時間通りに茹でる。
3. (2)の上に(1)をのせ、混ぜ合わせた(A)をつける。

 

 

みそ汁を夏向けアレンジ!ビタミン Eをプラスして免疫サポート強化
ツナと夏野菜の冷やしアーモンドミルクみそ汁

 

 

「みそ」は発酵食品で善玉菌を増やす働きがあるため、腸内環境の改善に役立ち、免疫をサポートしてくれます。

アーモンドミルクのビタミン Eは、抗酸化力があるため、免疫機能の低下を引き起こす活性酸素の働きを抑える効果が期待できます。

 

●お悩みポイント
△みそ汁の栄養価をアップさせたい
△和食にしか合わせられにくい

 

●置き換えのメリット
・アーモンドミルクのビタミンEによる抗酸化力で免疫をサポート
・アーモンドミルクを使ったみそ汁はパンなどにも合わせやすい

 

【材料】(2人分)
・ツナ水煮缶 … 1缶
・きゅうり … 1本(100g)
・ミニトマト … 6個(60g)
・大葉 … 4枚
・アーモンドミルク(砂糖不使用) … 400ml
<A>
・みそ … 大さじ 1
・白すりごま … 大さじ 1

 

【つくり方】
1. きゅうりを輪切りにし軽く塩でもみ込み、しんなりとしてきたら水洗いしてよく絞る。
ミニトマトを縦 4等分に、大葉をせん切りにする。
2. ボウルにツナ缶、<A>を入れて混ぜ合わせる。
アーモンドミルクを少しずつ入れて溶き、(1)を入れる。

 

ナッツの王様、アーモンドの健康効果とアーモンドミルクの特徴をご紹介!

 

■アーモンドミルクの原料であるアーモンドは「天然のサプリメント」とも呼ばれている!
「天然のサプリメント」とも呼ばれるアーモンドには、ビタミンやミネラル、食物繊維などが豊富に含まれています。
なかでも注目すべきは、若返りのビタミンとも呼ばれるビタミンE。
強力な抗酸化作用で老化の予防に役立ち、美容と健康の強い味方になってくれます。
また、腸内環境を整え、デトックス作用もある食物繊維もたっぷり。
さらに、便秘の解消や、生活習慣病の予防効果も期待されているオレイン酸も豊富です。

 

 

■アーモンドミルクは、低カロリー。食物繊維が取れてヘルシーな植物性ミルク
アーモンドミルクは他のミルクよりもカロリーが低く※、コレステロールゼロ、糖質※も低いのが特徴です。
牛乳は、動物性でカルシウム、豆乳はタンパク質、オーツミルクは食物繊維が多く、一口にミルクと言ってもそれぞれ成分や特徴が異なります。

※加糖タイプの商品もありますので、パッケージにて確認ください

 

 

熱中症対策に!栄養を効率的に摂るならアーモンドミルク

 

【慶應義塾大学 医学部化学教室 教授 井上浩義さん プロフィール】

医学博士、理学博士。九州大学理学部化学科卒業。同大学院理学研究科博士課程修了。
専門は薬理学、原子力学、高分子化学。
食と健康についての造詣が深く、企業や一般人向けのセミナーの講師を数多く務める。
著書に『食べても痩せるアーモンドのダイエット力』(小学館)、『アーモンドを食べるだけでみるみる若返る!』など。

 

・アーモンドにはビタミンE、オレイン酸、食物繊維、ミネラルなどの栄養成分が豊富に含まれています。

大部分の成分が細胞の中に入っているので、粒のままのアーモンドより、それを粉砕したアーモンドミルクの方が、栄養成分の吸収率は高くなります

 

・栄養バランスがよく、少量でエネルギー補給できるため、スポーツ中や後に飲む飲料として適しています

また、カリウムも豊富なため、運動による老廃物を排泄させる働きもあります。

さらに、アーモンドミルクにはちみつを加えて飲むとスポーツで失われた糖質も補給され、疲れからも早く立ち直れます。

疲労回復飲料として提供している高級スポーツクラブもあります。

夏場は水分と一緒にミネラルが摂れる飲料として、熱中症対策にもよいでしょう。

 

・アーモンドミルクは硬いアーモンドを噛まなくてよいので、咀嚼が苦手な子どもや高齢者にも向いています
食物繊維が不足しがちな子どもや、血管の老化が始まる高齢者にもアーモンドミルクはおすすめです。

 

(情報提供:アーモンドミルク研究会 編集:中嶋杏樹)