楽しいニュース.com

世の中の明るいニュース、あつめました!

2023.06.03話題・おもしろ

[更新] 巨匠ヴィクトル・ユーゴーの遺したダークファンタジー 映画『美男ペコパンと悪魔』 2023年6月2日 全国公開!

■編集部注
・公開記念舞台挨拶が行われました。(6月 3日)

・横浜国際映画祭の舞台挨拶に登壇されました。(5月 4日)

・ポスタービジュアルが公開されました。(2月 11日)
・2023年6月2日(金)よりシネ・リーブル池袋、シネ・リーブル梅田ほか全国ロードショーが決定しました。(2月 11日)
・主演の阿久津仁愛さん、下尾みうさんのコメントが届きました。(2月 11日)

・特報第1弾が解禁されました。(12月 27日)

 

主人公・ペコパン/隼人役の阿久津仁愛さん、ヒロイン・ボールドゥール/亜美役のAKB48の下尾みうさん、本作で初めて映画主題歌を手がけたけいちゃん、松田圭太監督が公開記念舞台挨拶に登壇。
阿久津さんと下尾さんは、中世ヨーロッパを舞台にした絵本の中の、ペコパンとボールドゥールの衣装で登壇されました。

 

■舞台挨拶

日時:2023年 6月 3日(土)
登壇者:
阿久津仁愛、下尾みう(AKB48)、けいちゃん(主題歌)、 松田圭太(監督)
会場:シネ・リーブル池袋

 

左から 松田圭太監督、下尾みうさん(AKB48)、阿久津仁愛さん、けいちゃん

 

- フランスの文豪、ヴィクトル・ユーゴ―のダーク・ファンタジーを日本映画にしてほしいという依頼を受けた時の感想は?

 

松田監督:
難易度が高いなと思いました。
ただ、中世のヨーロッパのファンタジーを再現するって逆に言うと、自由度が高くやれる作品でした。

 

 

- 映画初主演について

阿久津さん:
めちゃくちゃ嬉しいです。ぜひいっぱい観ていただければと思います。

 

下尾さん:
AKB48の先輩方が女優さんをして、マルチに活躍されている方が多かったので、そういう方のようになりたいなと思ってAKBを受けて、ようやく女優の仕事をさせていただけることが増えて、今は本当に嬉しいです。

 

 

- 主題歌制作の依頼あったときは?

けいちゃん:
ガッツポーズをしました。
主題歌を担当するのが音楽人生で初めてだったので、『ついに来た』とすごく嬉しかったです。

 

- 撮影前の準備に関して

阿久津さん:
今回の映画ではスケボーだったり、乗馬だったり、アクションだったり、本当に盛りだくさんだったので、本当に貴重な撮影期間を過ごさせていただきました。

 

下尾さん:
私は阿久津さんに比べたらやることは少なかったんですけれど、糸車を頑張りました。

 

阿久津さん:
乗馬とスケボーは初めてでした。
乗馬は、大河ドラマとかのプロのお馬さんで、『乗らせていただいています』っていうくらいすごかったので、心配がなかったです

 

松田監督:
スケボーは若い子はできるんだろうなというイメージで台本を書いちゃっていた。
プロのスケーターも混ざって上手く見えたのでは?

 

阿久津さん:
しれっとね!

 

 

- ボールドゥール役ではほぼすっぴんだったことについて

下尾さん:
ヘアメイクさんに『大丈夫ですか?』って100回くらい聞いた気がします。
『大丈夫だよ。可愛いよ』と言ってもらって、本番に臨んでいました。

 

- 最後に一言

松田監督:
いい作品、見応えのある作品に仕上がっていると思うので、楽しんでいただければ。

 

けいちゃん:
こんな一丸となっているチームってなかなかないんじゃないかと思うくらい素晴らしいチームが作った作品なので、ぜひ楽しんで観ていただければ幸いです。

 

下尾さん:
本当に素敵な作品で、たくさんの方に観ていただきたいです。何度も観てください。

 

阿久津さん:
迫力のあるCG、アクションシーンをお楽しみに!隼人と亜美のシーンとペコパンとボールドゥールのシーンで色が違ったものが見れるので、楽しみにしてください。

 

ーーーーー 以降、5月 5日公開分

 

第 1回横浜国際映画祭がワールドプレミアとなり、ヒロイン・ボールドゥール/亜美役を演じ、映画初主演を飾ったAKB48の下尾みうさん、松田圭太さん(監督・脚本)、堀江圭馬さん(企画・製作総指揮)が舞台挨拶・Q&Aに登壇されました。

 

 

堀江圭馬さん:
原作は、小学校 3年生くらいの時に母から買い与えてもらった本なんです。
挿絵なんかも幻想的でおどろおどろしくて、映画を作るにあたってその世界観を実現したかったです。
ファンタジーや SFとなると、今あるのは『ハリー・ポッター』やディズニーだとかシリーズものなんですけれど、オリジナルで日本発で今までにないものを作りたかったです。

個人的にフィギュアやアニメやロボットが好きで、ファンタジーを作るにあたってそういうものを出したいという気持ちがありました。
私が好きな『エイリアン』はH.R.ギーガーの世界観がすごいんですけれど、私の映画では、一人の作品じゃなくて、いろんな作家のイメージのキャラクターが出たらいいともって、違うテイストのアーティスト(SAZEN LEE、米山啓介、ムラマツアユミ)を選んで頼みました。
ワンダーフェスティバルに出かけて行って、自分の好みに合うアーティストに会って直接交渉して、そこからこの映画が始まりました。

 


松田圭太さん:
堀江さんから『美男ペコパンと悪魔』を映画化したいと言われて本を読もうと思ったら絶版で売っていなくて、堀江さんから当時の本を借りました。
あと何冊か原作があったので見つけて3冊違う翻訳者の方のものを読んで、イメージを膨らませました。
中世ヨーロッパのファンタジーの物語に違和感なく引き込めるか注意して映画化しました。

 

下尾みうさん:
糸車をすることを趣味にしていると知って、実際に習いに行きました。
(糸車の才能が)開花したので、また糸車を回す役が来たら、いつでも。

 

松田圭太さん:
(美術部が)糸車を用意するのが大変(笑)

 

下尾みうさん:
亜美もボールドゥールも待つ女の子。
健気すぎて、尊敬するレベル。私は待てない。
二人とも素晴らしい女の子だなと思いました。
CGの凄さに驚きました。

 

松田圭太さん:
(苦労したシーンは)ペコパンが(カブトムシ人間の)タレブとアイサブと戦うところ。
綿密に打ち合わせをして、アクション部と阿久津くんでやる動きを練習して、撮影現場でアクション部と阿久津くんで一度お芝居をして、それを撮影しておいて、その後アクション部が抜けて、阿久津くんが空(から)で演技をするという工程だった。
合わなかったら』と仕上がるまでドキドキしたけれど、阿久津くんのアクションの筋も良かった。

 

下尾みうさん:
私の勘違いかもしれないんですけれど、病室のシーンで、阿久津さんはベッドで寝ているんですけれど、いびきが聞こえた気がして、『ちょっと寝てかな?』ということがありました。

 

堀江圭馬さん:
(ロケ地選びは)ファンタジー系なので、特殊効果がメインになるんですけれど、実際の自然の綺麗な風景を入れたいとこだわりました。
個人的にカヌーが趣味なので、日本の綺麗な清流を出したくて、綺麗な川を探しました。
迷いの森は、幻想的な風景がリアルに体感できるアート・ビオトープ那須を使わせていただいたんですけれど、作り物だけにならないように気をつけました。

 

下尾みうさん:
公開は6月2日からです。今日は(ワールドプレミアで)早めに観ていただいたので、また上映が始まったら観に来てくださったらとても嬉しいです。
何回観ても飽きない作品になっていると思うので、たくさん観てくださったらと嬉しいです。

 

ーーーーー 以降、2月 11日公開分

 

ポスタービジュアル

Ⓒ2023映画「美男ペコパンと悪魔」製作委員会(ヴィクトル=マリー・ユーゴー著)

 

阿久津仁愛さんのコメント:
美男ペコパンと悪魔 ついに公開日決定いたしましたね!!!!
この作品で乗馬やスケボーやアクションなど初めての経験が沢山あり僕自身撮影の間で成長出来たような気がします。
現代の撮影も中世の撮影もどちらも楽しんで挑むことが出来ました。
アクションシーンはとくに何度もチャレンジしました!
夏の撮影でしたが色んなロケーションで景色も素敵でした。
個性豊かなキャストの皆さんと暖かいスタッフの皆さんで最高の現場でした!
是非楽しんで沢山観てください!!!

 

下尾みうさんのコメント:
初となる全国ロードショーの映画ということで、撮影はとても緊張しました!
今回 1人2役をさせていただいたのですが、一方の亜美とは小さい頃から本を読むことが好きだったり、重なる部分があり演じやすかった気がします。
ボールドゥールは、口調が普段と違うので挑戦でした!
かわいいドレスを着て撮影していると、お姫様気分を味わうことができて楽しかったです!
ダーク・ファンタジーな世界観が最先端技術を用いて表現されてますので、私と一緒に「美男ペコパンと悪魔」の世界を冒険してくださったら嬉しいです(^^)

 

ーーーーー 以降、2022年 12月 27日公開分

 

ワンダーフェスティバル2023冬に先駆けて、販売されるガレージキットのクリーチャーたちのCGシーンを中心とした映画のWEB限定特報第1弾が完成しました。

 

特報第1弾

 

ーーーーー 以降、7月 16日公開分

 

©2023映画「美男ペコパンと悪魔」製作委員会

 

巨匠ヴィクトル・ユーゴーの遺した幻想小説を世界初の実写映像化

 

「レ・ミゼラブル(ああ無情)」(1862)、「ノートルダム・ド・パリ(ノートルダムのせむし男)」(1831)などで知られるフランスロマン主義の巨匠、ヴィクトル・ユーゴー(1802-1885)。
「美男ペコパンと悪魔」は、ユーゴーによる紀行文学の傑作「ライン河(ライン河幻想紀行)」(1842)第二十一番の手紙に収録されている、神秘的で幻想的なライン河の風景を舞台とした幻想小説。
長いこと映像化は不可能とされてきた幻想小説が 180年の時を越えて、世界初、実写映像化されます。

 

©2023映画「美男ペコパンと悪魔」製作委員会

 

【イントロダクション】

愛を貫くため、彼は闘い続け、彼女は待ち続ける

巨匠ヴィクトル・ユーゴ―の遺した幻想世界を、
異形クリーチャーの登場する冒険活劇として実写映像化。
日本発の真のダークファンタジー映画がここに誕生した!

ふとした安易な選択で、かけがえのないものを失ってしまうことがある
でも強い想いがあれば、やり直しは必ずできるはず

 

2.5次元ミュージカルのプリンスと演技派アイドルのプリンセスが劇場映画で夢の競演

 

ミュージカル「テニスの王子様」3rdシーズンでは主人公・越前リョーマ役を演じ、以降舞台・ドラマで活躍中の阿久津仁愛がペコパン/青木隼人役で、AKB48の下尾みうがボールドゥール/太田亜美役で、それぞれ一人二役を務めます。
物語は、中世ヨーロッパを舞台とした原作の世界のアクション/ダークファンタジーと、今回新たに書きおろした現代日本を舞台とした高校生のラブストーリーとが、並行して進行。
現代世界との二層構造となることで、現代の観客が、劇中で「美男ペコパンと悪魔」を読む亜美と一緒に中世ヨーロッパを舞台としたダークファンタジーの世界に入っていける構成となっています。
観る人にとって『自分にとってのボールドゥールは誰か』、『自分にとってのペコパンとは何か』を見つめ直すきっかけとなるはずです。

 

新進気鋭のアーティストによる異形のクリーチャーの数々

 

映画『美男ペコパンと悪魔』は、世界的文具メーカー ぺんてる(株)の元オーナー堀江圭馬が 40年間に渡り温めてきた構想を、映画『戦国BASARA‐MOONLIGHT PARTY‐ Remix』の鬼才・松田圭太監督が、最新VFXと CG技術を駆使して異形のクリーチャーを映像化し、その世界観を再現。

ユーゴーがイメージした幻想の世界の住人達である、青銅の巨人ニムロデ、カブトムシ人間、バッタ人間などの異形のクリーチャーは、SAZEN LEE、米山啓介、ムラマツアユミら新進気鋭のアーティストたちが結集して具現化した。異形のクリーチャーは今後フィギュアとしても発売される予定です。
7月24日(日)に幕張メッセで開催されるワンダーフェスティバル2022[夏]に出展し、その全容が明らかにされます。

撮影中の阿久津仁愛さん、および、下尾みうさんよりコメントが届きました。

 

©2023映画「美男ペコパンと悪魔」製作委員会

 

ペコパン/青木隼人役:阿久津仁愛さんのコメント

 

ペコパンと隼人は若干リンクしていて、二役別々だけれど、どっちもが寄り添っているように演じられたらいいなと思っています。

隼人の時はスケボー、ペコパンの時は乗馬だったりアクションだったりと、やることが盛りだくさんな中、一つ一つ全力を出し切って撮影に臨ませていただいています。

見応えはめちゃくちゃあると思うので、皆さん楽しみにしていてください。僕も楽しみです。初主演映画ということで、不安もありますが、皆さんに最高な作品だと思っていただけるように頑張りたいと思いますので、ぜひ劇場に足をお運びください。

 

プロフィール:

2000年12月23日生まれ、栃木県出身。O型。
第27回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト 準グランプリ受賞。
ミュージカル「テニスの王子様」3rdシーズンで主人公・越前リョーマ役を4年に渡って務めた。
主な出演作として、ドラマ「未来への10カウント」、「マイルノビッチ」、「俺のスカート、どこ行った?」、舞台「野外劇ロミオとジュリエット」、「プラネタリウムのふたご」、映画『ツナガレラジオ〜僕らの雨降Days〜』などがある。

 

©2023映画「美男ペコパンと悪魔」製作委員会

 

ボールドゥール/太田亜美役:下尾みうさんのコメント 

 

二役を演じるのは初めてです。

絵本でよく見る憧れの女の子と、現実の等身大の女の子の二人を演じるので、見ている方に、「あっちょっと変わったな」と思ってもらえるように頑張りたいと思っています。

ボールドゥールの衣装は、足が隠れるロングスカートが多くて、いつもスカートを持って移動して、「私、本当にお姫様の役をやっているんだ!」と実感しています。

短編の映画を撮ったことはあるんですけど、映画館で上映される長編の映画は初めてなので、ドキドキしています。
舞台などには立って演技経験はそれなりに積んできたと思うので、今の段階での集大成を見せられたらと思います。お楽しみに!

 

プロフィール:

2014年「AKB48 Team 8 全国一斉オーディション」に山口県代表として合格し、同年劇場公演デビュー。
2018年には日韓合同オーディション番組「PRODUCE48」に参加。54thシングルで選抜メンバーに初めて選出され、2022年 5月 4度目の選抜入りとなった 59th「元カレです」 をリリース。
舞台をはじめ映画・テレビなど多数出演。現在チーム4、チーム8兼任として活動中。

 

【あらすじ】

現代の東京。交際中の高校生、隼人と亜美はある日、些細な事で喧嘩してしまう。別れた後に隼人は交通事故に遭い、意識不明に…。自分を激しく責めながら憔悴する亜美は、ふと隼人の鞄に入っていたヴィクトル・ユーゴー著の『美男ペコパンと悪魔』を手に取り、読み始める。

ゾンネック城主のペコパンは、狩りの名人で、美男子だった。ペコパンは、ファルケンブルク城主の美しき娘・ボールドゥールと婚約する。
ボールドゥールとの婚礼を3日後に控えた日、ペコパンは狩りに出かけ、その狩りの腕前が宮中伯に認められたペコパンは、どんどん出世していつしか世界中を旅することに…。
カブトムシ人間、バッタ人間、青銅の巨人ニムロデ、悪魔アスモデなど様々な怪物との対峙を乗り越えボールドゥールの許に帰ってきたペコパンに、驚愕の真実が待ち受けていた…。
現代と中世の世界が交差していく異次元世界の中、隼人と亜美の未来は…?

 

【クレジット】
出演: 阿久津仁愛 下尾みう

企画・製作総指揮: 堀江圭馬
プロデューサー: 梅村安 嶋田豪
監督: 松田圭太
製作: (株)ラーテルハート
制作: (株)アイエス・フィールド (株)カラビナ

 

公式サイト: http://is-field.com/pecopin/index.html
公式Twitter: https://twitter.com/pecopin_movie

 

©2023映画「美男ペコパンと悪魔」製作委員会