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2022.10.21ご当地・観光, 話題・おもしろ

全国初!紙パッケージと間伐材を“アップサイクル”した子ども服を!(ネスレ日本と神戸市による、東京圏から神戸へ想いを紡ぐプロジェクト)

ネスレ日本は神戸市と連携し、東京圏で、神戸を応援したい想いを持つ方々から集めた「ネスカフェ エコ&システムパック」や「キットカット」をはじめとしたネスレ日本製品の紙パッケージや牛乳の紙パックと、六甲山の手入れから発生した間伐材を有効活用し、子ども服にアップサイクルして神戸市内の児童養護施設で暮らす子どもたちへ届ける取組みを、2022年 10月 24日(月)から開始します。

 

 

■取り組み実施の背景

 

ネスレ日本は、2022年 2月に、紙の詰め替え容器である「ネスカフェ エコ&システムパック」を回収し、繊維に変え、紙糸を使用した製品にアップサイクルする取り組みを開始。
神戸市に本拠を置くネスレ日本は、地域課題の解決に向けて以前から多方面にわたり神戸市との連携を進めていて、今回新たな取組みとして、東京圏において神戸を応援したい想いを持つ方々から回収したネスレ製品パッケージ等をアップサイクルし、神戸市内の児童養護施設の子どもたちへお届けするプロジェクトを神戸市と連携して実施します。

 

■実施概要

 

・東京圏で神戸を応援したい想いを持つ方々から紙パッケージを回収

コワーキングスペース WeWork など東京圏の合計 23か所に回収ボックスを設置し、「ネスカフェ エコ&システムパック」や「キットカット」をはじめとしたネスレ日本製品や牛乳の紙パックなど紙パッケージの回収を行います。
東京圏に居ながらにして神戸を応援したい方ならどなたでも、日常生活において発生するもので気軽に参加、応援できます。

 

・紙パッケージと六甲山間伐材で全国初“アップサイクル”子ども服を製作

回収した紙パッケージと六甲山の手入れから発生した間伐材を有効活用して紙糸を作り、子ども服を製作します。

 

・子ども服は神戸市内の児童養護施設の子どもたちへ贈られます

神戸市内にある 13の児童養護施設で暮らす子どもたちへアップサイクル子ども服を届けます(2023 年 2月頃予定)。
東京圏から想いを紡ぎ神戸を応援する方々の輪を大きくしていきます。

 

■紙製パッケージの回収について

下記場所、期間で回収ボックスを設置し、神戸を応援したい想いを持つ東京圏の皆様から紙パッケージを回収します。

 

 

【回収対象 紙パッケージ】

・「ネスカフェ エコ&システムパック」各種 (上部のフィルムをはがし、軽く洗って乾かしたもの)

・「キットカット ミニ」紙パッケージ製品各種の外袋

・牛乳パックなどの紙パック(切り開き、軽く洗って乾かしたもの)

 

【回収場所 計 23か所】(※詳細は参考資料を参照)

・東京圏のコワーキングスペース WeWork 19 拠点

・メットライフ生命保険株式会社 東京本社

・甲南大学 ネットワークキャンパス東京 (東京都千代田区)

・ネスカフェ 原宿 (東京都渋谷区)

・神戸市東京事務所 (東京都千代田区)

 

<回収期間>

2022 年 10 月 24 日(月)~12 月 15 日(木)※回収場所により回収期間を変更する場合があります。

 

■全国初の“アップサイクル”子ども服について

 

ネスレ日本と日清紡グループが両社の強みと知見を活かして実現した紙製パッケージを紙糸に生まれ変わらせる業界初の技術により、回収した紙製パッケージと六甲山間伐材を子ども服へとアップサイクルします。

 

<子ども服>
子ども用Tシャツ

参考)T シャツ 1 枚に必要な紙製パッケージと六甲山間伐材:約 60g

 

<六甲山間伐材>

六甲山の手入れから発生する間伐材の活用を考え、利用していく仕組みづくりをすることで、神戸の森と暮らしを守る
ことにつなげる「Kobe もりの木プロジェクト」を推進する神戸市公園緑化協会とシェアウッズ社からご提供いただきます。

 

<その他>

近年、アパレル業界において、化学繊維に含まれるマイクロプラスチックによる海洋汚染や、天然繊維の栽培過程にお
ける多量の水資源と化学薬品の使用が指摘されており、アップサイクルによって、このような環境負荷の軽減にも寄与し
ます。

 

 

参考資料

■回収場所(詳細)

※WeWork各拠点はWeWorkメンバー及びゲストの方のみ持ち込みが可能

 ■は入館証などが必要で一般の方が持ち込めない場所

 

■ネスレの環境への取り組み

 

世界 186ヶ国で事業を展開する世界最大の食品飲料企業・ネスレは、2025年までに、包装材料を 100%リサイクル可能あるいはリユース可能にすること、バージンプラスチックの使用量を 3分の 1 削減することを、コミットメントとして掲げています。
日本においても「ネスカフェ」や「キットカット」をはじめとした製品パッケージの改善に取り組んでおり、「ネスカフェ エコ&システムパック」では、2008年の発売以降、継続的にパッケージ素材の改良に取り組んでいるほか、2020年秋より「キットカット」のほぼ全ての大袋タイプ製品の外袋をプラスチックから紙に変更しました。

 

■ネスレ日本と神戸市との連携について

 

2020年 3月、神戸市と協働でプラスチックごみ削減を啓発するため、対象のネスレ日本製品の空きパッケージ回収にご協力いただいた方へ、KOBE エコアクション応援アプリ「イイことぐるぐる」でポイントを付与する全国初の試みを行いました。
また 2021年 11月には長田区ふたば学舎内のプラスチック資源回収ステーションの立ち上げに参加。
コーヒーメーカーを提供し、コーヒー等を楽しみながら、市民がくつろぎ、気軽に立ち寄れるコミュニティを創出するとともに、プラスチック資源循環やサステナビリティへの意識醸成を支援しています。

 

■シェアウッズ社について

 

神戸市に本拠を置き、「木材価値の創造」を企業理念に、木製品や木質建材の商品開発、国産材の利活用と販売促進など持続可能な資源としての木材活用に取り組む。

2014 年に神戸市公園緑化協会及び神戸スマイルプロジェクトと共に「KOBE もりの木プロジェクト」を立ち上げ、六甲山の山の手入れで発生した樹木を有効活用する方法を検討するため、様々な木製品の試作や市民を交えた活用ミーティングの開催、六甲山の森づくりを子ども達に伝えるためのワークショップ等を開催するなどの活動を行っている。

 

(情報提供: ネスレ日本)