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2023.02.21話題・おもしろ

大丸松坂屋百貨店の3期目を迎える百貨店初のファッションサブスクリプションサービス AnotherADdressにメンズラインを新たに投入。ジェンダーレスファッションを提案!

 

株式会社大丸松坂屋百貨店(以下、大丸松坂屋百貨店)は、3月 1日(水)に百貨店初のファッションサブスクリプション事業「AnotherADdress」(以下、アナザーアドレス)に新たにメンズラインを加え、また、特許出願中の日本初の循環型ガーメントアパレル配送を導入することを発表しました。

 

 

本日 2月 21日に行われた発表会は 東京・銀座の GINZA SIX ガーデンで行われ、ファッションアイテムを木々にデコレーションするというユニークな演出や発表会の後半にはファッションショーも行われました。

 

左から 大丸松坂屋百貨店 AnotherADdress事業責任者 田端竜也さん、代表取締役社長 澤田太郎さん

 

アナザーアドレスは、”ファッションの愉しさ”と”大量生産・廃棄型モデルからの脱却”の両立を目指し、2021年 3月に事業を開始。
コロナ禍のなか、生活様式の変化や環境配慮型サービスへの注目の高まりを追い風に、事業開始から 1年半にわたり新規入会制限が続くほど顧客に支持されて成長を続けてきました。
この2年間多くのお客様からの要望をふまえ、メンズアイテムを扱う 80のブランドを新たにラインナップに加え、さらに、メンズ事業にも参入します。
男性のお客様はもちろんのこと、急速に高まるジェンダーレスにファッションを楽しみたいという幅広いニーズに応えることで、今後もファッションの愉しさを「より自由に」「より多くの方に」提供します。
加えて、サービス拡大に合わせて、段ボールの使用を全廃し、日本初の再利用可能な「ガーメントバック」を用いた循環型配送を導入することで、ビニールの使用量も 30%削減(当社比)を実現。

 

ファッションショーの様子

 

メンズ事業参入の背景

 

事業開始から 2年間で多くのお客様やブランドからメンズアイテム取扱いの要望があり、加えて、マーケット環境もビジネスウェアのカジュアル化が加速し、ジェンダーレスファッションは一般化し、女性がメンズ規格のアイテムを、また、男性がレディース規格のアイテムを着用する機会も増えてきています。
価格設定、サービス内容、システム、オペレーションも全て同一とし、メンズ規格アイテムを拡充することで、男性だけでなく、女性がメンズ規格のアイテムを着用したり、パートナー同士で服を選び合うような、「より自由に」「より多くの方に」ファッションを愉しめる「新しいファッション体験」を実現します。

 

「都市圏で働く等身大の大人」をターゲットに

 

アナザーアドレスは、百貨店事業が対象としている「購買層」ではなく、ファッションを楽しみたい!という想いはありながら、空間や時間、経済的な理由でファッションに制約を感じている「ファッション潜在層」を本質的なユーザーターゲットと捉えています。
「都市圏で働く等身大の大人」の男性を中心とした利用を想定しています。

 

 

MARNI、Y’s、ANREALAGE、Theoryなど 80のブランド

 

アナザーアドレスの最大の魅力は、ブランドラインナップにあります。
メンズ拡大でも、Maison、 Margiela、MARNI、Y’s、ANREALAGE、Maison MIHARA YASUHIRO、TOMORROWLAND、Theoryなど国内外を代表する 80ブランドが参加します。
9割以上のブランドが、メンズサブスクリプションサービスへの正規アイテム提供が初めてです。

 

キーワードは「カジュアルスタイル」と「ジェンダーレス提案」

 

最近のファッション動向として、ビジネスウェアのカジュアル化やジェンダーレスファッションの一般化が挙げられ、ファッションにおけるあらゆるボーダーが薄れています。
メンズ規格アイテムでは、モード、ストリート、アメカジ、きれいめなど多様なスタイルを週末カジュアルウェア中心に取り揃えられています。
また、ビジネスカジュアルやノンスーツが進むビジネスシーンやパーティー・セレモニーなどハレの日のシーン、さらには、コロナ禍で成長した、ゴルフ、ライトアウトドアまで幅広いシーンを提案します。
加えて、近年急速に高まるジェンダーレスにファッションを楽しみたいという幅広いニーズに対応することを踏まえ、積極的にジェンダーレス、ユニセックスを提案するアイテム、ブランドを導入しています。
(メンズ規格全アイテムの約5割をジェンダーレスアイテムとして提案)

 

 

取扱いアイテム:
コート、ジャケット、ブルゾン、ニット、シャツ、Tシャツ、パンツ、バッグ、スポーツウェア

 

レディースブランドも更に充実。60ブランドを新たに迎え、173ブランドに拡大
2022年 3月公表時点で113ブランドだったレディース規格ブランド。
COACH、DIESELといったグローバルブランドから、高感度ファッション層に支持される、CHINO、MUVEIL、GANNIなど新たに 60ブランドを迎え、合計173ブランドと更に充実のラインナップに。

 

ガーメントバッグ

 

ガーメントバックを用いた循環型配送で段ボールを全廃、ビニール使用量を 30%削減

 

アナザーアドレスでは、サステナブルなビジネスモデルをコンセプトの根幹に定め事業を推進。
お客様への配送毎に発生する多量の段ボール、ビニール廃棄物は大きな課題となっていたため、この梱包資材廃棄の課題解決に向けて、3月から日本初の再利用可能なガーメントバッグを用いた循環型のアパレル配送をスタート。
また、この配送サービスをスタートするにあたり、芯地に反発性のある素材を使用することでシワ・折筋の発生を削減できるガーメントバックを新たに開発しました。(特許出願中)
顧客配送時に使用していた段ボールを全廃し、ポリ塩化ビニルの使用量も 30%削減(当社比)する効果を見込んでいます。

 

草木染めで染色したオリジナル生地を使ったアイテム

 

「森を纏い、森を育てる」サステナブルプロジェクト第2弾

 

アナザーアドレスでは、昨年、環境改善プロジェクト“藝大Headge”を進める東京藝術大学、世界で唯一天然木材由来のトリアセテート繊維を生産する三菱ケミカル株式会社(以下、「三菱ケミカル」)と連携し、“森を纏い、森を育てる”をテーマに、レンタルに応じて藝大周辺の植樹に寄付する取組みをスタート。
今年は、発生する残枝、残花を染料とし、天然木材パルプを主原料とするトリアセテート繊維を昔ながらの草木染めで染色したオリジナル生地を製造し、286アイテム、1,158着(対前年約2倍)を対象にさらにパワーアップした“森を纏い、森を育てる”プロジェクト第2弾を実施します。
(寄付対象期間:2023年 2月 21日~2023年 5月 31日)

 

アナザーアドレスサービス概要

 

WEBサイト: https://anotheraddress.jp

 

(情報提供: AnotherADdress PR事務局、撮影・一部編集: 森川 創)