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2023.03.29科学・Tech

月の生活を疑似体験できる特別展「NEO 月でくらす展」日本科学未来館にて 4月 28日(金)より期間限定開催!

NEO 月でくらす展製作委員会は 2023年 4月 28日(金)~9月 3日(日)の間、日本科学未来館(略称:未来館、館長:浅川智恵子)にて、月での生活を体験できる、特別展「NEO 月でくらす展 ~宇宙開発は、月面移住の新時代へ!~」(以下、NEO 月でくらす展)を開催します。

 

© NEO 月でくらす展製作委員会

 

本展は、月面の開拓者たちの長期滞在が実現した世界を科学的な知見をもとに描き出し、月を開拓する仲間になりきってその「くらし」を体験しながら、楽しく宇宙を学べる展覧会です。
開催に先立ち、キービジュアル・展示内容(一部抜粋)・チケットの販売形態を公開します。

 

■3つの役割で楽しむことができる“なりきり型“展覧会
「NEO 月でくらす展」は 2040 年の月面基地での生活を想定し、様々な展示や体験を用意しております。
また、本展では月でくらす開拓者に求められる役割として、月面の様子を地球に伝える「月面レポーター」、月面で働く「月面ワーカー」、月面を研究する「月面科学者」の 3つを設定しております。
それぞれになりきって展示をお楽しみいただくことで、リアリティを持って未来の宇宙生活について学ぶことができたり、その役割ならではの視点から月のくらしについて考えたりすることができます。
会場では、選んだ役割に応じた特製ステッカーとパンフレットを配布します。

 

地球との違いを発見して伝えるよ!
「月面レポーター」

© NEO 月でくらす展製作委員会

 

月面活動をリードするぞ!
「月面ワーカー」

© NEO 月でくらす展製作委員会

 

月と宇宙のなぞを解明するぞ!
「月面科学者」

© NEO 月でくらす展製作委員会

 

■NEO 月でくらす展を構成する 2つのゾーン
NEO 月でくらす展は、月面基地内外における月でのくらしがわかる「基地ゾーン」(基地内)、「月面ゾーン」(基地外)の 2つのゾーンで構成されています。基地内外のパネル学習やミッション体験などを通じて、月でくらす自分の姿を想像しながら楽しめます。

 

月のくらしの基盤となる基地ゾーン
基地ゾーンは、月での普段のくらしを体験できる「生活エリア」、月でのくらしの安全を守る任務を支える「管制室エリア」、地質や水資源など 6つの研究室で体験しながら学べる「ラボエリア」の 3つのエリアで構成。月面基地での衣食住から月でくらすための仕事まで体験することができます。

 

生活エリア

© NEO 月でくらす展製作委員会

 

管制室エリア

© NEO 月でくらす展製作委員会

 

ラボエリア

© NEO 月でくらす展製作委員会

 

月面基地の外に降り立てる月面ゾーン
月面ゾーンは、月からのぞむ美しい地球のすがたや、月の砂「レゴリス」におおわれた月面などを再現しています。
月面重力体験や月面探査体験など月面基地外での活動を体験できるほか、ランダー(月着陸船)、ローバー(月面探査車)の実寸大模型の展示など、今まさに進んでいる月面探査を身近に感じられる内容になっています。

 

【提供体験内容(一部抜粋)】
月面重力体験や水資源探査ミッションをはじめとした、NEO 月でくらす展ならではの体験コンテンツが数多く用意されています。
月での活動を疑似体験することで楽しく月を学べます。

 

《月面重力体験ミッション》
月面の重力は地球の重力の 6分の 1であり、月で感じる地球のくらしとの一番の違いになっています。
月面重力体験ミッションでは、宇宙服(ハーネス付き)に着替えて、月の重力を疑似体験できます※。
月面の重力を感じながら高くジャンプしてみるなど、与えられたミッションに挑戦します。

※本体験には、年齢制限、身長制限、体重制限があります。
・年齢制限: 小学生以上、65歳未満
・身長制限: 120cm以上
・体重制限: 22kg 以上、60kg以下
会期の途中で、制限体重が変わる可能性があります。詳細は公式 HPをご覧ください。料金は別料金(500円)となります。

 

© NEO 月でくらす展製作委員会

 

《水資源探査ミッション -レゴリスから水をあつめよう-》
月でのくらしには、飲み水のほか、呼吸に必要な酸素やロケットの燃料をつくるため、水資源の確保がとても重要です。
このミッションでは月での活動には必要不可欠な水を、自分達で探し調達することが目的です。
水に反応する地中レーダーの情報を頼りに、スコップを使って月の砂「レゴリス」に埋もれた水資源を回収、その中から水を集めていく体験になっています。

 

© NEO 月でくらす展製作委員会

 

《隕石回収ミッション -地球のカケラをみつけよう-》
管制室メンバーになりきって月面ローバーを遠隔操作、地球や宇宙の歴史の謎を解明するための貴重な手がかりである月面の隕石を回収するゲーム”隕石回収ミッション”を楽しめます。

 

© NEO 月でくらす展製作委員会

 

《月面探査機撮影ミッション》
月着陸実証機 SLIMに乗って実際に月へ行く予定の変形型月面ロボット(愛称:SORA-Q)。
タカラトミーの SORA-Q Flagship Modelを操縦し、任務遂行のための安全確認を目的に、月面探査機を撮影しに行くミッションです。
月面で行われる実際のミッションに近い体験が楽しめます。

 

© NEO 月でくらす展製作委員会

 

【展示内容(一部抜粋)】
月面食堂や月面コンビニをはじめとした、月での日常生活が垣間見える展示や、月でのくらしを見て学ぶことができる魅力的な展示内容をご用意しました。展示を通じて、地球のくらしとの明らかな違いや意外な共通点を見つけることができます。

 

《月面食堂》
2040年代の、4~10名のクルーが滞在する月面基地内の食堂をイメージした展示。
月で栽培する予定の食材 8種(レタス、トマト、キュウリ、イチゴ、米、大豆、じゃがいも、さつまいも)の食品サンプルや月産食材の調理過程、1週間の献立などをご覧になれます。
自らが調理担当になりきって写真を撮影することができるフォトスポットもあります※。
※料理の提供や調理体験などはありません。

 

© NEO 月でくらす展製作委員会

 

《月面コンビニ》
歯磨きグッズや化粧品、衣料品や宇宙食など、月でくらすために必要な食品、日用品からおしゃれまで、実際に企業で開発・構想されている、宇宙で使えるアイテムを一挙にご覧になれる月のコンビニです※。
※商品の購入はできません。一部商品はショップエリアで購入が可能です。

 

© NEO 月でくらす展製作委員会

 

《HAKUTO-R のランダー、ローバー実寸大の模型展示》
月面ゾーンの中心に、「HAKUTO-R」のランダー、ローバーの実寸大模型を展示。
ランダーやローバーの役割や構造などについて学ぶことができます。

 

© NEO 月でくらす展製作委員会

 

【チケット情報】
2023年 3月 28日(火)より入場チケットを発売中です。
詳細は、本展公式 HPをご覧ください。

 

■チケット料金
・大人[19歳以上]2,400円(2,100円)
・18 歳以下[小学生以上]1,700円(1,400円)
・未就学児[4 歳以上]1,100円(900円)
※( )内は前売り、8名以上の団体料金。価格はすべて税込み。
※前売り券の販売は 4月 27日(木)23時 59分までとなります。
※3歳以下は無料。障害者手帳をお持ちの方および付き添いの方 1名まで無料。
※常設展もご覧いただけます。ドームシアターは別料金(要予約)。
※月面重力体験は別料金(500円)となります。

 

【NEO 月でくらす展 ~宇宙開発は、月面移住の新時代へ!~とは】
本展は、月が秘める無限の可能性とそれが人類に与えるインパクト、そして何より宇宙開発への夢をかきたてながら、未来の月面での生活を疑似体験できる新感覚の体験型展覧会です。
月に水が存在する証拠が発見されたこともあり、人類が実際にくらすためのさまざまな研究や開発が今まさに計画されています。
本展は、人類が夢みる「月移住」が実現した世界を科学的な知見をもとに描き出し、月に住む一員になりきってその「くらし」を体験しながら、楽しく宇宙を学べる展覧会です。
子どもたちが新たな宇宙の体験学習を通して、月を身近な存在と感じられる機会を提供。
未来館と、「図鑑 NEO」を展開する小学館など各社が協力し、宇宙についての知見と未来への想像力を集結させることでつくりあげた月面移住の世界をどうぞお楽しみください。

 

■開催コンセプト
もしもきみが明日から月にくらすことになったら、いったいどんな生活が待っているだろう?
「えっ、月って人がくらせるの!?」と驚いたきみ、これはもう、SF の話じゃないんだよ。
いま世界の国々は、本格的な月の探査と開発にむかって、競ったり協力しあったりしている。
そう、「月で水が発見できたら」、「月の資源を活用できたら」、人々が地球の外に住んだり、もっと遠い星まで行くことができたり、人類の宇宙進出がイッキに加速することがわかっているんだ。
さあ、きみも一足はやく月でのくらしを体験してみよう。
そして、月がもたらす大きな可能性を発見しよう。

 

■NEO 月でくらす展 監修者情報
【佐伯和人(さいき・かずと)さん プロフィール】
地球や宇宙の火山が大好きな惑星地質学者。立命館大学・教授。
小型月着陸実証機 SLIM、月極域探査機 LUPEX両計画の地質観測分光カメラ開発リーダー。
月の最新科学をおだやかな語り口でわかりやすく伝える解説や書籍執筆に定評があります。

 

■NEO 月でくらす展のコンテンツには『小学館の図鑑 NEO』が全面協力!
NEO 月でくらす展は『小学館の図鑑 NEO』の全面協力体制により制作されています。
『小学館の図鑑 NEO』は、創業 100周年を迎えた小学館から発売されている図鑑シリーズ。
累計発行部数は約 1,300万部を超える、小学館のベストセラー図鑑です。

 

【開催概要】
・展示会名: 特別展「NEO 月でくらす展 ~宇宙開発は、月面移住の新時代へ!~」
・会期: 2023年 4月 28日(金)~9月 3日(日)
・休館日: 火曜日(ただし、5/2、7/25~8/29 の火曜日は開館)
・時間:
平日 10:00~15:00 (ただし、4/28~5/2、7/19~9/1は 17:00 まで)
土日祝 10:00~17:00
(入場は閉場時間の 30分前まで)
・会場: 日本科学未来館(東京都江東区青海 2-3-6) 1 階 企画展示ゾーン
・主催: 日本科学未来館、小学館、NEO 月でくらす展製作委員会
・協賛: タカラトミー、日揮グローバル、日本特殊陶業、三井住友海上火災保険、大正製薬、シチズン時計
・後援: 東京臨海高速鉄道/ゆりかもめ
・協力: JAXA / ispace / SPACE FOODSPHERE / 東急電鉄 / 東京モノレール
・お問合せ: 050-5541-8600(ハローダイヤル 全日 9:00~20:00 対応期間: 2023/3/28~9/4)

 

公式HP
https://tsukidekurasu.com/
Twitter 公式アカウント
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Instagram 公式アカウント
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(情報提供:NEO 月でくらす展製作委員会、編集:中嶋杏樹)