公益社団法人日本プロサッカーリーグ(以下、Ｊリーグ)は、昨日 5月 15日(月)「Ｊリーグ 30周年記念イベント」を開催しました。

 

 

Ｊリーグ 30周年の節目となる特別なイベントを盛り上げるべく、今年国民栄誉賞に選ばれた元プロ車いすテニス選手の国枝慎吾さん、サッカー解説者でお馴染みの松木安太郎さん、俳優の髙橋ひかるさんがゲストとして登壇しました。

 

第一部では、30年あるＪリーグの歴史の中からベストゴールやベストマッチを振り返り、ベストイレブンを発表する「明治安田 J30 ベストアウォーズ」を開催。

 

©Ｊリーグ

 

髙橋さん：
高校サッカーの応援マネージャーを最初にお仕事で経験してからサッカーに興味を持つようになりました。
知れば知るほど競技としての魅力も感じますし、サポーターの皆さんの応援を通して盛り上がりにもワクワクすることを肌で感じていました。
なので、こうして 30年という長い歴史を持ったＪリーグをお祝いすることができてとても光栄です。

 

各部門が発表され、プレゼンターからトロフィーの贈呈が行われ、受賞者からは喜びとともに感謝の声が集まりました。

第二部では、第 4回目の開催となる「２０２３Ｊリーグシャレン！アウォーズ」を実施。
30年の節目であるため、今年は、ファン・サポーターからの投票によって決める「ファン・サポーター選考賞」など新たな部門を３つ新設し、「ソーシャルチャレンジャー賞」、「パブリック賞」、「メディア賞」、「明治安田 地元の元気賞」、「クラブ選考賞」、「ファン・サポーター選考賞」の 6 つの部門で表彰を行いました。

受賞クラブは、「名古屋グランパス」、「藤枝 MYFC」、「カターレ富山」、「水戸ホーリーホック」、「モンテディオ山形」、「ガイナーレ鳥取」の 6クラブとなり、各クラブの代表が会場に登壇し、受賞コメントを話しました。

 

■明治安田 J30 ベストアウォーズ 注目の MVPは遠藤保仁さんが受賞！

 

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オープニングでは会場内が暗転し、Ｊリーグ 30年の歩み VTR と共に、「TUBE」のギター・作曲を主に担当している春畑道哉（はるはた みちや）さんが登壇。
30年前のＪリーグの開幕時同様、オフィシャルテーマソング「JS THEME（J のテーマ）」を生演奏する演出で会場を沸かせました。

 

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その後、野々村チェアマンが登壇。

 

野々村チェアマン：
こうしてサッカーが日常となった感謝として、Ｊリーグはまだまだ歩みを止めるわけには行きません。
各クラブがそれぞれの地域で圧倒的に魅力的なクラブを作り、60チームすべてのチームが輝けることを徹底していきたいと思います。
これからの 30周年に向けて世界のサッカーシーンでより魅力的になるために、そして今サッカーをしている子どもたち、これから始めていく未来の子供達にとって楽しそうだな、魅力的だなと思ってもらえるようなリーグを目指してチャレンジしていきます。

 

「ベストシーン部門」では、松木安太郎さんと髙橋ひかるさんがプレゼンターとして登壇しました。

 

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松木さん：
（受賞したストイコビッチ選手の「雨の中のリフティングドリブルシーン」のプレーを見て）
当時は、グラウンドがいい状態でないと、いいプレーができないという選手が多い中、悪い状況でもいいプレーができるというサッカー選手が持つテクニックやスキルを証明してくれたのが雨の中でのドリブル。

 

髙橋さん：
みんなが雨の中で難しいと思っている中、あのプレーはまるでアニメを見ているようで感動した。

 

「ベストゴール部門」では、受賞者を代表して久保竜彦さん、中村俊輔さん、山岸範宏さんが登壇しました。

 

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松木さん：
（山岸さんがＧＫというポジションに関わらずコーナーキックから得点を決めたシーンについて）
ただのゴールではなく、ギリギリの状況下の中で獲得した得点だったので真の受賞だと思いました。

 

髙橋さん：
素人からしたらキーパーはそんなに前に行っても大丈夫なのかな？と心配になるようなシーンでしたが、ギリギリの時間帯でチーム一丸になって点を取りに行っている姿勢に感動しました。

 

 

「ベストイレブン」では、GK 「川口能活」さん、DF 「井原正巳」さん、DF 「内田篤人」さん、DF 「田中マルクス闘莉王」さん、DF 「中澤佑二」さん、DF 「松田直樹」さん、ＭＦ 「遠藤保仁」さん、ＭＦ 「小野伸二」さん、ＭＦ 「中村憲剛」さん、ＭＦ 「中村俊輔」さん、ＦW 「三浦知良」さんと、Ｊリーグを代表する豪華顔ぶれが選出されました。
ベストイレブンの中から代表して、井原正巳さん、中村俊輔さん、中村憲剛さんが会場に登壇。

 

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プレゼンターの国枝さん：
30年前の開幕当時、その数日前に僕は車椅子になりました。Ｊリーグという新しいエンターテインメントが生まれた瞬間を、病室のテレビで見ていたので、非常に勇気をもらったことをよく覚えています。

栄えある「MVP」には、ベストイレブンの中からジュビロ磐田の遠藤保仁選手が表彰されました。

 

 

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遠藤選手：
（オンラインで）数々の選手、先輩方がいる中で選ばれたことを誇りに思っています。
まだまだ現役なので、これからも活躍していけたらなと思います。
今年で 26年目を迎えましたが、今も楽しくプレーできているのはファンやサポーターのおかげです。

 

髙橋さん：
（ずっと気になっていたこととして）
ハーフタイム中にシャワーを浴びるという噂を耳にしましたが、その真偽については？

 

遠藤選手：
有名な話ですね（笑）浴びています。多分、浴びている選手は増えていると思います。
今のチームにも何人かいますし、ガンバ時代にも何人かいました。
これからもっと増やしていきたいと思います。
Ｊリーグ 30 周年を迎えてこれまで支えてくださった方々、そしてこれから何十年と続くＪリーグの選手とスタッフすべての方で盛り上げていけたらと思っています。

 

第二部では、「２０２３Ｊリーグシャレン！アウォーズ」の表彰が行われました。
「シャレン！」とは、社会課題や共通のテーマ（教育、ダイバーシティ、まちづくり、健康、世代間交流など）に、地域の人・企業や団体（営利・非営利問わず）・自治体・学校などとＪリーグ・Ｊクラブが連携して、取り組む活動です。

今回で 4回目の開催となるＪリーグ「シャレン！アウォーズ」は、Ｊリーグ開幕 30 周年という節目の年の開催に合わせ、例年の「ソーシャル・チャレンジャー賞」、「パブリック賞」、「メディア賞」に加え、「明治安田 地元の元気賞」、「クラブ選考賞」、「ファン・サポーター選考賞」の 3 つの賞が新設されました。

特に「ファン・サポーター選考賞」は、3月 1日～15日まで、特設サイト内にてファン・サポーターからの投票によって決定したものです。

 

■イベント概要

【日時】 2023年 5月 15日（月）11:00～14:30（受付開始 10:30～）
【登壇者】
プレゼンター 高橋ひかるさん（俳優）
プレゼンター 国枝慎吾さん（元プロ車いすテニス選手）
サッカー解説者 松木安太郎さん
公益社団法人 日本プロサッカーリーグ チェアマン 野々村芳和さん

 

©Ｊリーグ

 

（情報提供： Ｊリーグ PR 事務局）