楽しいニュース.com

世の中の明るいニュース、あつめました!

2023.04.22話題・おもしろ

[更新] TVアニメ「ヴィンランド・サガ」 SEASON 2 2023年1月9日より放送開始!

■編集部注
・第2クールエンディング・テーマ、haju:harmonics 「Ember」を使用した
ノンクレジットエンディングムービーが公開されました。(4月 22日)

・第2クールのノンクレジットオープニングムービーが公開されました。(4月 8日)

・第2クール オープニング・テーマがSurvive Said The Prophet 「Paradox」に決定しました。(3月 31日)
・第2クール エンディング・テーマがhaju:harmonics 「Ember」に決定しました。(3月 31日)

・ノンクレジットOP&ED映像が公開されました。(1月 13日)
・ヴァルハラ焚火トークの公開が決定しました。(1月 13日)

・映画『ノースマン 導かれし復讐者』とのコラボ予告が公開されました。(1月 7日)

・エンディング・テーマが LMYK「Without Love」に決定しました。(12月 19日)

・オープニング・テーマがAnonymouzの「River」に決定しました。(10月 24日)

・メインスタッフ陣による第2回特別鼎談が公開されました。(9月 19日)

・SEASON1放送&世界配信開始を記念して、シナリオをテーマに原作:幸村誠さん、監督:籔田修平さん、シリーズ構成 / 脚本:瀬古浩司さんによる特別鼎談(ていだん)が公開されました。(7月 16日)

 

第2クールエンディング・テーマ、haju:harmonics 「Ember」を使用したノンクレジットエンディングムービーが公開されました。

 

 

ーーーーー 以降、4月 8日公開分

 

第2クール オープニング・テーマ、Survive Said The Prophet 「Paradox」を使用したノンクレジットオープニングムービーが公開されました。

 

 

ーーーーー 以降、3月 31日公開分

 

第2クール オープニング・テーマがSurvive Said The Prophet 「Paradox」に決定しました。
更に楽曲を使用したトレーラーが公開されました。

 

 

Survive Said The Prophetさんのコメント:

日本発信のグローバルな作品に、2度も関わらせて頂けてとても光栄です。
今回の楽曲にはカッコいいサウンドは勿論のことながら、作品への最大限のリスペクトと誇りを詰め込めました。
歌詞にも、原作から受けたインスピレーションを盛り込み、より作品に入り込む形で書くことが出来ました。
僕達なりの「ヴィンランド・サガ」を、目と耳で存分に感じて頂けたらと思います。

Survive Said The Prophet Yosh(Vo.)

 

「Paradox」単曲先行配信リンク: https://sstp.lnk.to/J4MoMccG ※URLは4/4(火)0:00以降有効となります。
Music streaming: https://SurviveSaidTheProphet.lnk.to/gPWkHd
OfficialWebsite: http://survivesaidtheprophet.com/

Twitter: https://twitter.com/SSTPofficial
Instagram: https://www.instagram.com/survivesaidtheprophet/
Facebook: https://www.facebook.com/survivesaidtheprophet/

<Survive Said The Prophet MEMBER’S SITE 『SABA CULT』>
http://sabacult.com/

 

第2クール エンディング・テーマがhaju:harmonics 「Ember」に決定しました!
更に楽曲を使用したトレーラーが公開されました。

 

 

haju:harmonicsさんのコメント:
ともしびをかかげて、はるかなる地へ、今は生きて。
トルフィンの決意に宿った本当の勇気を、少しでも感じられるような歌になっていたら嬉しいです。
あなたが苦しいとき、勇気が消えてしまいそうなとき、力になれますように。
haju:harmonics運営 haju:union

 

YouTube: https://youtube.com/c/hajuharmonics

Twitter: https://twitter.com/haju_harmonics

 

 

ーーーーー 以降、1月 14日公開分

 

第1クールノンクレジットOP&ED映像がツインエンジン公式YouTubeチャンネルで公開されました。

 

ノンクレジットOP映像

 

ノンクレジットED映像

 

キャストトーク番組:第1回『ヴァルハラ焚火トーク』の公開も決定しました。

主人公トルフィンを演じる上村祐翔さんとSEASON 2から登場したエイナルを演じる武内駿輔さんが出演し、実際に焚火囲みながら、作品への熱い想いや、アフレコ現場での裏話などここでしか聞く事が出来ない貴重なお話しが盛り沢山です。

公開:2023年 1月 16日(月)18:00

 

第1回『ヴァルハラ焚火トーク』

 

 

ーーーーー 以降、1月 7日公開分

 

ヴァイキングの戦いを題材にした映像作品のコラボが実現!

 

© 2022 FOCUS FEATURES LLC. ALL RIGHTS RESERVED. ©ヴィンランド・サガSEASON 2 製作委員会

 

『ライトハウス』『ウィッチ』のロバート・エガース監督が手がけた初のアクション大作『ノースマン 導かれし復讐者』(配給:パルコ ユニバーサル映画)が、2023年 1月 20日(金)より、TOHO シネマズ シャンテ、渋谷シネクイントほか 全国公開します。
アイスランドを舞台に繰り広げられるリベンジアクション映画『ノースマン 導かれし復讐者』(1月 20日より劇場公開)と、ヴァイキングの少年の成長と挫折を描いた大人気コミックスをアニメ化した「ヴィンランド・サガ」(SEASON2 が 1月 9日より開始)。
2作品の共通点は、主人公の少年が父親を殺され仇を討とうと決意する復讐の物語という点。
映画『ノースマン』の迫力の映像、そして TV アニメ「ヴィンランド・サガ」の登場人物トルフィン(cv 上村祐翔)とクヌート(cv 小野賢章)が登場するコラボ予告が公開されました。

 

コラボ予告(公開期限:2023年 4月 6日)

『ノースマン 導かれし復讐者』
■タイトル:ノースマン 導かれし復讐者
■公開表記:2023年 1月 20日金曜全国公開
■提供・配給:パルコ ユニバーサル映画
■コピーライト:© 2022 FOCUS FEATURES LLC. ALL RIGHTS RESERVED.

 

ーーーーー 以降、2022年 12月 19日公開分

 

エンディング・テーマが LMYK「Without Love」に決定し、TVアニメ「ヴィンランド・サガ」SEASON 2 エンディング・テーマ使用のトレーラーが公開されました。

 

エンディング・テーマ トレーラー

 

エンディング・テーマを担当する LMYKさんのコメント:

生きることと並行する苦しみや孤独と、その中での気づきや心情の変化を描いた作品に心動かされました。
希望を失った暗闇の中でも一歩ずつ踏み出す人間の生きる力を曲にして、歌いました。
トルフィンが見て感じる世界と共に楽しんでいただけたら嬉しいです。

 

 

プロフィール
シンガー・ソングライター、大阪府出身。
ドイツ人の父、日本人の母を持ち、大学在学中のニューヨークにて音楽制作を始める。
その音楽と声を聴いた世界屈指の音楽プロデューサーチームJimmy Jam & Terry Lewisは即座に自らプロデュースを申し出た。

英語と日本語をナチュラルにミックスした文体と、その囁くように歌う声をオーケストレーションのように用いながら、世界屈指のプロデューサーチームJimmy jam & Terry Lewisのプロデュースワークによって、まるで音が咲く庭園のようにサウンドを可視化させる世界観はまさにニューワールド・スタンダードと呼ぶに相応しい。

2020年11月6日、映画「羅小黒戦記 ぼくが選ぶ未来」日本語吹替版主題歌「Unity」でデビュー。2021年リリースした「0 (zero)」が国内外で話題となる。2022年6月1日に配信シングル「Square One」をリリース。

新曲「Without Love」が2023年1月より放送のTVアニメ「ヴィンランド・サガ」 SEASON 2のエンディング・テーマに決定。

 

「Without Love」は2月7日(火)に先行配信リリース、CDが3月1日(水)にリリースされる。
CD予約URL:  https://erj.lnk.to/wiSpuT

 

URL
Official Website: https://www.lmyk.jp/
Twitter: https://twitter.com/LmykStaff
Instagram: https://www.instagram.com/lmykmusic/
YouTube: https://www.youtube.com/@lmyk/featured
Facebook : https://www.facebook.com/lmykstaff
Tiktok : https://www.tiktok.com/@lmykstaff

 

ーーーーー 以降、10月 24日公開分

 

2023年 1月からの放送を控え、オープニング・テーマがAnonymouzさんの「River」に決定しました。
さらにオープニング・テーマを使用したトレーラーが公開となりました。

 

オープニング・テーマ トレーラー

 

オープニング・テーマを担当するAnonymouzさんからコメントが到着しました。

 


Anonymouzさんのコメント:
この作品を見始めて、あっという間に心奪われ、
気づけば作品の世界にのめり込んでいきました。

この曲を書きながら、たった一つの目的を失い、
これから愛や痛みと向き合いながら、
未知の世界へと流れていくトルフィンを何度も思い浮べました。

私自身の中にもある光と影に重ね、歌に思いをのせました。
大好きな作品の一部になることができて、とても光栄です。
作品と一緒に「River」も楽しんでいただけたら嬉しいです。

 

プロフィール
2019年3月より、YouTubeでJ-POPの英語カバーをスタート。
歌詞の翻訳は全て本人によるもので、その抜群な翻訳センスと歌唱力が瞬く間に評価され、動画の総再生回数は1,500万回を突破。2022年2月現在、登録者数は14万人に到達。RADWIMPSの野田洋次郎さんを始め、数々のアーティストからの賞賛ツイートも話題となった。透き通るような声質が評価され、2020年11月より、
メジャーデビュー前にしてソニーのXperia 5 Ⅱの全世界CMタイアップに楽曲「Eyes」が大抜擢。
最新曲「If I Was feat.K.E.I」がスマッシュヒットを記録中。

 

Official Website: https://anonymouz.jp/
Twitter: https://twitter.com/Anonymouz_music
Instagram: https://www.instagram.com/anonymouz_official/
YouTube: https://www.youtube.com/channel/UCe0h32Y4Po84iLubCviKRug

 

©ヴィンランド・サガSEASON 2 製作委員会

 

■SEASON 2放送情報

TOKYO MX :1月9日より毎週月曜日24:30~
BS11 :1月9日より毎週月曜日24:30~
岐阜放送 :1月9日より毎週月曜日24:30~
AT-X :1月10日より毎週火曜日20:00~

 

■リピート放送 毎週木曜日8:00~ / 毎週月曜日14:00~
※放送日時は予告なく変更になる場合がございます。

 

■SEASON 2配信情報

日本:Netflixほかにて配信予定
海外:Netflix、Crunchyrollほかにて配信予定

 

ーーーーー 以降、9月 19日公開予定

 

音楽をテーマに監督:籔田 修平さん 音響監督:はた しょう二 さん、 音楽:やまだ 豊さんによる特別鼎談を公開されました。

 

左から籔田 修平さん、 音響監督:はた しょう二 さん、 音楽:やまだ 豊さん

 

【音楽制作に通じた作品の魅力】

 

―― まず、やまださんとはたさんにお伺いしたいと思います。SEASON1のときにこの作品のどんなところに魅力を感じられて音楽制作に臨まれましたか?

 

やまださん:

主人公・トルフィンの心理描写やその状況の展開などが非常に深く描かれている物語であるという印象を受けました。

初めて台本を読んだときに、物語をじっくりと描いていくテンポ感だなと思ったのを覚えています。

音楽制作においても、そうした深い心理描写を表現するものになるのだろうかと考えながら、制作に臨みました。

 

はたさん:

僕も原作を読んでキャラクター1人1人の心情の深掘りやドラマ仕立てといった作風に無骨さを感じましたね。

籔田監督と打ち合わせをしたところ、アニメーションでもそうした深掘りを一歩一歩進めていくような作りにしていこうという想いが感じられましたので、そこを大事に作っていこうと思いました。

 

籔田さん:

最初のはたさんとの打ち合わせは、世界観のところから始めて、どういったスケール感で音楽を当てていくかを話していきました。

もともと僕はよほどの緊張感のあるシーンでもない限りは“現象”に音楽を当てる演出は行わず、“心情”に当てることを大事にしているというお話をしていきました。

やまださんの音楽は存じ上げていましたが、お仕事をするのは初めてでしたので、そうした抽象的な話から、やまださんは一気に完成度の高いデモを 26曲も書いてきてくれました。

音楽メニュー表を作って、それに合う曲を揃えてもらう一般的な制作スタイルではなかったので、初めて仕事をする相手にこうした頼み方をするのは冒険ではありましたが、結果的にはとても良かったです。

 

©ヴィンランド・サガSEASON 2 製作委員会

 

【楽曲制作の裏側】

 

―― やまださんは最初の26曲のデモをどのように作られたのでしょうか?

 

やまださん:

この「ヴィンランド・サガ」の打ち合わせでは、具体的なお話はほとんど出ませんでした。

「このときキャラクターがどういう思いで……」といった具体的な話よりも、「この作品を通して何を伝えたいのか」や、「視聴者にどんな気持ちになってもらいたいのか」という深い話を1時間くらい話し込んだ覚えがあります。

先ほど監督もおっしゃいましたが、この作品に求められている音楽は“現象”や“状況”を説明するものではない、という監督の思いはそのときに感じ取れました。

そこで、“状況”につくような機能の曲も、心情的な効果を持たせられるようなもう一段深い音楽を意識して書いていきました。

 

―― やまださんはファンタジー作品の音楽を多く手掛けていますが、本作が決まった時の意気込みはいかがでしたか?

 

やまださん:

ファンタジー作品は今まで多く参加させていただきましたが、舞台が日本ではなく、11世紀初頭のヨーロッパの作品は初めてでしたので、非常にモチベーション高く臨みました。

26曲を音楽メニューなしで一気に取り組むのは、僕としては可能性を限定することなく自分の持ち味が出せるやり方なんです。

同じ目線から作品を見るというよりも、違ったところからの提案をしたほうが最終的に画と音を合わせたときに何かとんでもない作品が生まれるかもしれないと僕は考えているので、アクセル全開で最初から書かせていただけるのはとてもありがたかったです。

 

はたさん:

一言でいうと、パッションの塊が飛んできた感じでしたね。

 

©ヴィンランド・サガSEASON 2 製作委員会

 

【“目線”を意識した演出】

 

籔田さん:

やまださんはご自身でちゃんと作品を包括的に演出しているんですよね。

そういう意味ではもう本当にすごい綺麗な球を投げてこられたという印象でした。やまださんが今おっしゃった“目線”という言葉はとても示唆に富んでいます。

演出というのはまさに“目線”のことで、僕はそれが映像だけで表現できるとは思っていません。

そこに“目線”を与えるのは、音響効果を含めた音の力。やまださんはご自身の“目線”で「ヴィンランド・サガ」を作り上げられたのだなと感じました。

 

―― “目線”が大事。

 

籔田さん:

そうですね。“現象”と“目線”は全然違いますね。

分かりやすい例でいうと、SEASON1のラスト。

トルフィンに起こる現象だけで考えれば、ほとんどの人が悲惨で彼の十数年が全部無駄だったと受けとめると思いますし、トルフィンにとってもそういう大きな喪失だったと思います。

でもそれをどういう目線で見るかによって、感じられる意味合いも変化してきます。

あの出来事をドン底に落ちた男の物語としての目線に立って演出することもできれば、トルフィンにとってある種の視界がひらけて、未来に繋がるきっかけとして捉えることもできます。

僕は物語があの場面で終わると決まったときから、そういうふうに感じてもらえるような終わり方ができれば、と思って作っていきました。

 

―― 籔田監督の音楽の取り組みについて、はたさんの印象を教えてください。

 

はたさん:

SEASON1のときは、自分でちょっとやってみたいというお話をうかがったので、テクニカル面でのサポートを行いましたが、SEASON2ではProToolsの使い方を覚えて、もう完全に音の編集までご自身でされるようになりました。

最初から籔田監督の中では音響の方のビジョンが決まってる感じで、それに対してストイックに音を載せていく作業といった様子でした。逆にこちらからも学ぶことは多く、新鮮に感じられました。

 

―― 籔田監督は映像と音楽を同列のように捉えていらっしゃる?

 

籔田さん:

はい。完全に同列だと思います。

映像作りをする前の視聴者だった頃からずっとそれは思っていました。

はたさんが新鮮に受け取ってくださったという話がありましたが、シナリオや絵コンテの段階では僕自身も音にまで考えが至ってなくて、選曲をしながら自分でもどういう体験が得られるのだろうかと探っていました。

それをどういう目線で、どういう体験として受け取ってもらえるかを考えながら、都度都度新鮮なものを探っています。

 

©ヴィンランド・サガSEASON 2 製作委員会

 

【映像と音楽のシンクロ】

 

―― 映像をご覧になってのやまださんの印象をお聞かせください。

 

やまださん:

シーンごとにいえば印象に残った場面はたくさんありますが、個人的に衝撃を受けたのは第1話でのピアノ曲の使われ方です。

僕はあまり具体的な感情に対してピアノを弾いたわけではなかったのですが、画面上では悲しみとも喜びとも違う、何か記憶の奥底に向けて表現したように演出されていました。

それを観たときはとても嬉しかったです。僕が目指している、理想的な、映像に対する音楽の使われ方を表現してくれたように感じました。

こういうことのために敢えて音楽メニューをいただかずに、具体的ではないけれども強い音楽を用意してよかったと、報われた気持ちになりました。

 

―― 籔田監督は今のシーンの音楽をどんな意図で付けられたのでしょうか?

 

籔田さん:

これはよくする話なのですが、自分の作っている映像にやまださんのどんな曲を当てたいかを考えているのと同時に、やまださんの曲を聞きながら何が見たいかを考えています。

画と音は同列ですが、その上には時間の存在があります。

アニメの場合、編集で大まかなリズムが決まってくるので、そこで自分にとってどこが大切だとかどういう抑揚で映像を作っているかも決まってきます。

ただし、先ほどの話で言えば“目線”は決まっていない状態です。

そこにやまださんの曲と組み合わせて探っていくと、まったく音を編集せずともそのまま合うシーンも意外と多かったんです。音楽って、フレーズごとのリズムや時間的な配分が決まっていることがほとんどで、たぶんそれと物語を積み上げていく映像のリズムが同じなのではないかと思います。

これを伝えるためにはこういう段取りが必要だと思っているリズムが、やまださんの音楽と相性が良いのかもしれません。

 

はたさん:

それは僕も感じます。展開やリズム感も含めての映像・音楽のテンポががっちりシンクロする作品ってあるんですよね。

やっぱり監督と作曲家さんの相性も含め、作品全体で「ヴィンランド・サガ」に関わっている人たちのマインドに一体感があってそれが重なり合う実感が持てる現場だったなと思います。

例えばピアノのトラックをピックアップして、籔田監督が間合いみたいなものを細かくエディットするのですが、それによって演奏しているパッションだったり、空気感だったりといったものが映像と呼吸をしていて、出演者の一人のように見えてくる場合が多々あります。

SEASON2では特にピアノのラインが多いのですが、籔田監督はここでも非常に繊細にコントロールをされています。

 

籔田さん:

やまださんがおっしゃったシーンではセリフはあまり多くなかったのですが、セリフのあるなしにかかわらず、ピアノとセリフ展開のリズムを合わせて一つの歌という感覚は思っていますね。

 

はたさん:

そうですね。ある意味では王道。もうシンプルに伝えたいことが明確にあって、それを共有さえできていれば決して難しいことではないと思うんです。

 

©ヴィンランド・サガSEASON 2 製作委員会

 

【SEASON1お気に入りシーン】

 

籔田さん:

自分自身で衝撃的だったのは第14話のアンの話。そのときの選曲を終えて自分で聴き直している時に不思議な驚きを覚えました。

お気に入りのシーンはたくさんあるのですが、とくにラストは「俺は一体何を見てるんだ?」みたいな。

やまださん:

あれは衝撃的でしたね。「スル・タスト」と言って弦楽器で弦の駒寄りのところに指を当てて、ノイズも一緒に出す奏法があるのですが、そこのステム(音源データを用途ごとに分けたもの)だけをずっと長く引いていただいて、僕としてもかなり印象深かったです。

非常に「ヴィンランド・サガ」らしいというか、この作品を通じてどういう可能性があるのかを僕らが提示できる、とても意義深いシーンでもありますよね。

 

©ヴィンランド・サガSEASON 2 製作委員会

 

【SEASON2の音楽制作について】

 

―― SEASON2に臨む時のお気持ちはいかがでしたか?

 

やまださん:

お話を伺ったときは、このチームでもう一度「ヴィンランド・サガ」という作品が作れるということがまず単純に嬉しかったですね。

そして世界観はすでに前作から掴んでいるので、自分がSEASON2の新たな世界観にのめり込むためには2倍くらいのエネルギーで取り組んでいく必要があると考えました。

 

―― SEASON2の音楽づくりはどういった進め方だったのでしょうか?

はたさん:

ここまでお話されてきたように、SEASON1で籔田監督とやまださんとの息が合っていたことが分かったので、もうお二人でどうぞという感じでした(笑)。

直接お話をして構築していったほうが良いものができるだろうと、僕はなるべく口を出さないようにしました。

ひとつ気がかりだったといえば、SEASON2ではこれまでとお話の流れがガラッと変わるので、そのあたりのドラマを籔田監督はどんなふうに構築したいのかでした。

 

©ヴィンランド・サガSEASON 2 製作委員会

 

【キャラクターの心情に音楽を当てる】

 

籔田さん:

SEASON2は、キャラクターの内側で起きることのボリュームが凄まじく多くなっていることが特徴です。

例えばトルフィンが今どういった段階にあって、どちらに向かおうとしてるのかの足取りやその重さを描いています。

ここまで話してきたように、僕は現象よりも心情に音楽を当てたいと思う方なので、一つのエピソードの中で心情しか見せていないこともあります。

特にSEASON2の第1話は、ずっとエイナルの心の動きを追い続けてるエピソードなので、絵コンテを描いているときから全体で1曲にしなければならないだろうなとは感じていましたが、やはり音の演出はとても難しかったです。

自分で監督をしていても、SEASON2は第1話からいきなり全然違うということを痛感して、とてもチャレンジャブルでした。

絵のほうが完成したときにどのように受け止められるか、とても楽しみにしています。

 

はたさん:

SEASON1からのイメージみたいなのもありつつ、SEASON2ではさきほど挙がった、ちょっと新しい系統で呼吸してるような音楽があって、そこが勝負どころかなと思っています。

ダビング作業は後半に差し掛かっているのですが、ミラクルなピアノの使われ方をしています。

僕から見て、「この心情ではなく、別の心情にピアノを当てるんだ」と、目からウロコでした。

籔田監督のフレーズの選び方も後半にきてさらに磨きがかかっています。やまださんも観たら驚くと思いますよ。

籔田さん:

そう思ってくださったらありがたいです。

音楽を無理矢理その映像のテンポに合わせようとしなかったことで、結果的に映像の方が音楽の方に引き寄せられている瞬間もあったりします。

音の貼り方を決めているのは、たしかに自分なのですが、その時々の状況によって絵と音の掛け合いに身を任せていることも多いですね。

 

はたさん:

それって意外と大事だったりしますよね。

でもそれは作品を通して伝えたいメッセージが籔田監督の根っこにあるからこそ、考えるまでもなく演出できているのではないかなと思います。

もし仮に籔田監督が成り行き任せで手を動かしたとしても、間違いないものができると思います。そこも含めて籔田監督自身が選曲して音の編集をしているのはこの作品の大きな強みだと思います。

 

©ヴィンランド・サガSEASON 2 製作委員会

 

【SEASON2楽曲の特徴とは】

 

―― SEASON2では、何曲ぐらい作られましたか?

 

やまださん:

トータルで20曲ぐらいですね。ただそれぞれの曲の長さを長めに作っていて、やっぱり心情周りの曲が多いです。

“大河ドラマ的”というか、アルネイズやエイナルといったキャラクターがSEASON2から登場したことに理由があるとしたら、それは彼らの人生そのものが「ヴィンランド・サガ」の中で印象的に働いていて、物語を象徴するものの一つになっているからだなと思いました。

例えば、僕の中で「アルネイズのテーマ」として書いた曲があるのですが、これはアルネイズが登場してから最後までを表す曲になっています。そのため尺は長めになっています。

 

―― やまださんがSEASON2の楽曲を作られてるときに感じた思いは?

 

やまださん:

リクエストされていた中の“心情曲”というものが今回最も難しいカテゴリーでした。

「ヴィンランド・サガ」においては、単に「悲しい」「嬉しい」といった表面的な心情では浅すぎてしまう気がしたので、そういうことに対してではなく、もっと「生きるとは何だろう」といったことを考えていくのがSEASON2だと思いました。

僕はあまり理詰めで書いていくことはしないんです。「アルネイズのテーマ」は、結果としてとても美しい音楽になったのですが、彼女は生きるとか死ぬとかよりも大事な何かを表現したのではないか、と僕が感じたからだと思います。

感性に従って自動的に曲を書き進めていくので、出来上がった後に振り返って分析すると、彼女はやっぱりすごく美しいものを運んできたんだなというのが僕の目線としてあります。

 

籔田さん:

僕も心情に当てつつも実際はすごく客観的なんです。

心情を「どの視点から見るか」が大事で、心情そのものを表現するようなことは音楽の演出では必要ないと思っています。

それは画で明確に説明できるからです。

僕が音楽で表したいのは、心情や現象を超越したところの何かなんです。先ほど、やまださんからアルネイズの音楽が美しくなったという話がありましたが、アルネイズがどういう状況に置かれて、どういうふうに生きようとしたのかという、人生に対する彼女の向き合い方が魂の美しさになっているのだと感じています。

良い選択も悪い選択も含めて、生きる上で彼女が使ったエネルギーそのものがやっぱり美しかったのだと捉えたい思いがあります。

彼女に限った話ではなく、SEASON2では「生きている」ということ自体の美しさを感じさせたいと思っています。

 

―― SEASON1の頃から、やまださんは劇伴のなかにボーカル曲を書かれてきました。これはどんな役割を担っていますか。また、SEASON2ではいかがでしょう?

 

やまださん:

SEASON1のときは、観る方に「これから壮大な物語が始まる」と期待を抱かせるファンタジーの定番としてトレーラーでも使っていただいていました。SEASON1ではソロボーカルでしたが、SEASON2では合唱を使っています。クラシック音楽はもともと合唱から始まっていて神に祈る役割を持っていたので、合唱パートを出すとそれは神を表現しているという意味にもなります。「ヴィンランド・サガ」は北欧神話とキリスト教の話でもあるので、その意味でSEASON2では合唱を取り入れることで神的な要素も持たせています。今回の音楽はハンガリーで収録したのですが、ハンガリーの合唱団が実際にハンガリー語で歌ってくれています。

 

―― 今の段階で視聴者が見ることができるSEASON2の映像はトレーラーですが、そこで使用されている曲はどのように作られたのでしょうか?

 

やまださん:

トレーラーの楽曲は籔田監督からの追加オーダーで制作しました。こちらはベースはスペイン語ですが、それを崩した造語で歌ってもらっています。

女性ボーカルを入れることで、やはり音楽性に強みが増します。楽器よりも人の声のほうが、より近く訴えるものがあるので、その距離感の調整を担ってくれてい

ます。

 

©ヴィンランド・サガSEASON 2 製作委員会

 

【注目・期待してほしい音楽演出】

 

―― シーズン2の音楽と音楽演出について、視聴者に注目・期待してほしいところを教えて下さい。

 

はたさん:

SEASON2は船から降りた話になります。新しいキャラクターが出てきて、ヒューマンドラマとしてはより濃厚なものになります。

トルフィンのこれからの歩みを皆さん一緒に見届けていただければと思います。

 

やまださん:

僕はまだSEASON2の映像を観てはいないのですが、自分の仕事としてはフルMAXで書かせていただきました。

その曲たちが“籔田節”で、どのように料理されていくのかを僕自身もすごく楽しみにしています。

先ほど「アルネイズのテーマ」について話しましたが、あくまでそれは僕が曲を作った時のイメージで、実際の映像ではアルネイズに当たっている必要はないと思っています。

そういったことも含めてやはり良い意味で裏切られたいという楽しみが個人的にはありますし、そうした期待感で待っているファンの方もきっと多いのではないでしょうか。

僕も期待しながらSEASON2の放送・配信を楽しみに待っています。

 

籔田さん:

SEASON2の選曲は1のときよりも偏りがあると自分でも感じているので、やまださんにそうおっしゃっていただけると緊張感があります(笑)。

やっぱり音楽的に難しいシーズンなので、内面を描いている特性が強く、だからこそ自分がどのように「ヴィンランド・サガ」の原作を読んできたかがあらわになってしまいます。

先ほどトレーラー曲の話がありましたが、当初はSEASON2の第1話の最後にかける意図で発注した楽曲でした。

そこも自分の中でどんな熱量で締めくくったらいいか、とても長い間揺れ動いていました。

結果的にはトレーラーに使うことにはなりましたが、そうした揺れ動きも丸裸な音楽演出になっていると思います。

良い意味でそれが視聴者に伝わって、共感してくれる方が少しでも多くいてくれたらありがたいなと思っております。

 

©ヴィンランド・サガSEASON 2 製作委員会

 

ーーーーー 以降、7月 16日公開分

 

アニメ「ヴィンランド・サガ」SEASON2が2023年1月から放送決定!
その SEASON1放送&世界配信開始を記念して、シナリオをテーマに原作:幸村誠さん、監督:籔田修平さん、シリーズ構成 / 脚本:瀬古浩司さんによる特別鼎談が公開されました。

 

写真左から 監督・籔田修平さん、原作者・幸村誠さん、シリーズ構成 / 脚本:瀬古浩司さん

 

【作品のテーマについて】

 

—– 『ヴィンランド・サガ』は原作・アニメとも世界的な人気を誇る作品になりました。この理由をクリエイター側はどこにあると感じていますか?

 

瀬古さん: 
アニメが大勢の方にご覧いただけた理由には、何よりもまず原作の力が大きいと感じます。
また、ヴァイキングが登場する作品は映画や文学、ドラマシリーズにも数多くありますが、一人の少年を主人公に据え、その成長譚を描く作品というのはなかなかないので、その切り口もこの作品の特徴の一つになったのではないかと思います。

 

籔田さん:
そうですね。それも、単純にヴァイキングの暴力性を描いているのではなく、描きたいテーマは別にあるところが本作の作品性の独特なところだと思います。

 

幸村さん:
僕も最初にヴァイキングを主人公にした物語を描こうとしたのではなく、テーマを考えてどうやって表現するかを探すなかで、結果的にヴァイキングに行き着いたという形でした。

 

籔田さん:
以前、おっしゃっていましたよね。「暴力への向き合い方」をテーマとして考えたときに、それが最も肯定的に捉えられていた社会・時代ということでヴァイキングを選ばれたと。

 

幸村さん:
はい。暴力を振るう人間を少しも悪だと思わないコモンセンス(常識)を持つ社会が、この時代の彼らだったというわけです。
僕自身は暴力が大嫌いですから、この作品を描くときは現代人的な倫理観をいかに緩めるかがポイントになります(笑)。

 

©ヴィンランド・サガSEASON 2 製作委員会

 

【原作とアニメで物語を描く際のポイント】

—– アニメで描かれるにあたって留意されたことを教えて下さい。

 

瀬古さん:
アニメでのオリジナルシーンを描くときに注意しましたね。
たとえば人が倒れていたとします。現代の人だったら、手当をするとか人を呼んだりしますが、ヴァイキングなら絶対にそんなことをしない。
そのように、ヴァイキングだったらおそらくはこうするだろうということを常に意識して描いていくようにしました。

 

籔田さん:
たしかにヴァイキングたちの人物像は意識しましたね。
彼らは軍勢として存在していますが、きちんと統率されているようなお行儀のいい軍隊ではない。
あくまで 1人1人の、個の集まりとして捉えていました。
個が立っていて、その連帯が強いから集団になっているわけです。
SEASON1のアシェラッドの一団でもそうで、あくまでも彼が一目置かれているからリーダーシップを取っているのだというように描いてきました。
サブキャラクターも魅力的ですので、彼らがリーダーに依存しているように見えてしまうと、小さく見えてしまって本来持っている魅力が薄れてしまいますので、そのあたりに注意を払いました。
SEASON2の蛇(編注:キャラクター名)と客人たちの関係も、あまり上下関係らしくしないようにしています。

 

©ヴィンランド・サガSEASON 2 製作委員会

 

—– 幸村さん先生は原作を描かれるにあたり、どのように考えましたか?

 

幸村さん:
現代の感覚でいう普通の軍隊であれば上官の命令は絶対で、突撃命令が下れば兵士は死ぬと分かっていても行くわけですが、この作品に登場するヴァイキングの軍勢は指揮系統もいい加減で、要は「強い奴に従う」ことで統率されています。
アシェラッドの部下たちはみんな彼に対して一目置いてるから命令に従いますが、尊敬の念が薄れたり付いていくと身の危険を感じるとなれば離れてしまう。
それだけの関係ということを意識して描いたつもりです。

 

籔田さん:
権威や忠誠とも違うんですよね。トルグリムが離反する展開があるのですが、それもいわゆる“裏切り者”として描くのではなく、単に現実的な選択をしたに過ぎないのであって格好悪いものではないというふうに見せようと思って演出していきました。

 

幸村さん:
歴史の中では裏切りなんてしょっちゅう起きるんですよね。
トルケルなんて、あちこちの陣営につくことを頻繁に行なっていますからね。

 

©ヴィンランド・サガSEASON 2 製作委員会

 

【アニメオリジナルシーンについて】

—– アニメオリジナルのシーンで、幸村さん先生からご覧になって印象的だったことがらを教えて下さい。

 

幸村さん:
まず自分が知らない『ヴィンランド・サガ』をオリジナルで描いてくれる事自体を嬉しく思って観ていました。
特に第5・6話は「助けられた」と言う思いです。
トルフィンが小さい頃に父・トールズと別れ、アシェラッドの手先になるのですが、マンガだとその間の時間経過を一気に飛ばして16歳の彼を描いています。
その間のトルフィンの成長のグラデーションを上手く描いて埋めていただけてありがたかったです。

 

瀬古さん:
最初にシリーズ構成を作るときに、トルフィンの成長物語として時系列順に描いていきたいと籔田さん監督に申し上げました。

 

籔田さん:
そう。それを聞いて僕もなるほどと思い、同意しました。
なので、結果として第5・6話にトルフィンの成長のエピソードが入ったという形です。
6歳ぐらいの少年がいきなりヴァイキングの集団に放り込まれてどうやって生き抜くのか、僕自身も興味がありましたし、あの優しかったトルフィンがどのように成長して青年の姿になるのかも見てみたかったものですから。

 

©ヴィンランド・サガSEASON 2 製作委員会

 

—– 第5・6話描く上ではどんな点に注意を払いましたか?

 

籔田さん:
第6話の最後は、原作にもあるイースト・アングリアのエピソードですので、そこに向けてキャラクターとしての描写を積み重ねていきました。
第5話では彼が生き抜くための力をどうやって手にするか、そしてアシェラッドとの契約がどのように結ばれたのかを描いています。
第6話では戦う力を得るためのプロセスを描いていき、イースト・アングリアではトルフィンの心の部分を描きました。
あのエピソードは彼にとって、アシェラッドの一味に身を置く上での、ある種の腹をくくった場面だったのかなと思いました。
そうしてトルフィンは戦士として完成されていったわけです。
そして、その間もアシェラッドや周りのキャラクターは動いてるわけで、いかに彼ららしさから離れずに描くかを気をつけていました。
僕自身、『ヴィンランド・サガ』の一読者でもあるので、視聴者の方には幸村さん誠作品としての雰囲気をオリジナルのシーンでも感じてもらいたいなと考えていました。

 

幸村さん:
変な言い方ですが、僕が描いたみたいでしたよ。
(一同爆笑)

 

幸村さん:
本当に「記憶がないけど、僕が描いたよね?」とか「僕に描かせてもらえるんだったら、こう描いたな」って感じです。
人様のクリエイションに対して図々しいのですが(笑)。

 

瀬古さん:
いやいや、一番嬉しいですよ。

 

幸村さん:
僕にはなかった発想も入ってるから、なおさらありがたかったし、スゴいなと思いました。

 

©ヴィンランド・サガSEASON 2 製作委員会

 

【時系列に沿った物語展開】

—– 先程の時系列のお話にも関わって来ますが、アニメでは第7話で描かれるフランク王国の攻城戦の物語からマンガ連載第1話がスタートをしました。

 

幸村さん:
編集者と打ち合わせをして、派手な展開がありつつ、その後の筋に大きく影響せず、ヴァイキングらしさを紹介するエピソードを、ということで、この場面からスタートしました。
読者の方に、ヴァイキングとはこういう人たちで、そのなかでトルフィンとアシェラッドという妙な関係性があるということを、出だしで提示しています。
その後、トルフィンの幼年期を描くわけですが、先に 16歳の彼を出してしまったことで、いくらピンチになっても死ぬことはないとバレてしまっているので、時系列逆転の手法は痛し痒しな方法なのですが……(苦笑)。

 

籔田さん:
いえいえ、アニメでは時系列に描きたいという目的があったので、このシリーズ構成順になっていますが、ツカミとしてはあの連載の始まり方に圧倒的な力があると思います。
アシェラッド兵団としても一番輝いてた頃の雰囲気があって見ていて楽しいエピソードだなと思います。

 

瀬古さん:
そう。ツカミは絶対にマンガの始まり方のほうが良いんですよ。
僕も少年マガジンでの連載開始をリアルタイムで読んでいて、「これはとんでもないマンガが始まった」と思いましたから。
もしも「世界マンガ第1話選手権」があったら僕は絶対にトップ3に入る第1話だと思います。
ただ、アニメの制作においてはすでに原作が存在しているので、その後の流れを考えるとやはりトルフィンを時系列順に追っていきたかった。それがアニメの第4話で結実します。

 

籔田さん:
長編としての構成を考える上では、すでに原作で全体の流れが示されているのは大きなアドバンテージになりますね。
バランスを取ったり今後を見据えての優先順位も付けられるし、ある意味でとても贅沢にブラッシュアップすることができます。

 

©ヴィンランド・サガSEASON 2 製作委員会

 

—– 籔田さん監督はアニメがまさにスタートする第1話のアバンタイトルの絵コンテを描かれるときはどういうことを意識されましたか?

 

籔田さん:
時系列順で描くことにしたときに、先程のツカミの部分が原作よりも弱くなってしまうので、視聴者の興味を引く担保になるような場面を設計しようと考えました。
と、同時にトルフィンの成長を描く上でのスタートはやはりトールズだと思うので、ここがスタート地点であることをよりハッキリさせるためにトールズの場面から描いていきました。
あとは純粋にトールズとトルケルが一緒に戦っているところを見たかったという理由もあります(笑)。

 

©ヴィンランド・サガSEASON 2 製作委員会

 

—– 冒頭のバトルシーンはまさにここからこのアニメシリーズが始まる期待感を高める素晴らしい画面づくりでした。

 

籔田さん:
原作では意外と海戦シーンがなかったので、どうせなら変わった絵面でファンの方に喜んでもらおうというところから発想を組み立てていきました。
アクションとカメラワークをセットで自分が 3D CGで構築し、それを作画のアニメーターに描いていただく方法を採りました。
これまで 3Dディレクターとして関わってきた作品での手法をさらにブラッシュアップし、アクションシーンに採り入れてみました。

 

瀬古さん:
ヒョルンガヴァーグの戦いは僕自身も見てみたい戦いでした。
この作品ではトールズが死んだ事になっている戦いで、また史実では雹が降ったりして、かなりドラマチックな感じになると思っていましたので、時系列順に描くのであればこのシーンからというのはシリーズ構成の段階から考えていました。

 

籔田さん:
どういう展開にするか、かなり話し合いましたよね。
コンテを描きながらまたイメージが膨らんでいったところもあって、瀬古さんさんに再び相談して作り上げていきました。
僕自身、監督として2作目でシナリオから絵コンテに落とし込む上での難しさを感じながら作っていった場面でした。

 

©ヴィンランド・サガSEASON 2 製作委員会

 

【SEASON1の見どころとは!?】

—– ここからSEASON1放送の前半戦にかけての見どころを教えていただけますか?

 

幸村さん:
今、お二人がおっしゃったアニメシリーズとしての幕開けにはまず驚かされましたし、先程の第5〜6話のオリジナル、フランク王国砦攻略の第7話と……。
よく、「少なくとも第3話までは観てください」なんて言ったりしますが、この作品は「少なくとも全話」を観ないと損ですと原作者としては言いたいですね!(笑)。

 

瀬古さん:
僕は前半だと第3・4話がすごい好きですね。
脚本家として、この作品に限らず「観た人の心を揺さぶりたい」という思いが常にあるので、それが凝縮している話数だと思っています。
最強であるトールズの姿と彼の最期は何度見ても泣いてしまいます。
時系列順に描く最も大きな理由のひとつが、あのトールズの死をオン・タイムで描くことにありました。
あとは第9・10話。9話でトルフィンとトルケルの最初のタイマンがあり、10話はいわゆるインターバル的な話数で何か大きな展開があるわけではないのですが、その後のアシェラッド軍団の運命を左右するきっかけとなる話数で、心の底で静かにワクワクするんですよね。これから何かが始まるぞというグルーヴが感じられて最高です。

 

籔田さん:
僕も第10話が好きですね。ラストシーンは原作でも好きな場面で、そこでの演出には自分が読んだ時の感覚に近づけています。制作的には大変でしたが楽しめた話数でしたね。

 

©ヴィンランド・サガSEASON 2 製作委員会

 

【SEASON2新キャラクター、エイナル】

—– SEASON2に向けてのお話を伺えればと思います。

 

幸村さん:
僕が原作で農場編を描く上で考えた物語上の背景やキャラクターたちの人物像をより厚くして描いていただいています。
各人物がここに至るまでにどのように過ごしてきたのかを丁寧に表現してくれているので、繰り返しになりますが原作者としてはとても助かっています(笑)。

 

籔田さん:
SEASON2の序盤のキーパーソンは、やはりエイナル。
原作を読んだときの彼の強さが印象に残ったので、シリーズ構成をするときに瀬古さんさんと、「彼の強さはどこからくるのだろうか?」という部分から話し始めました。
その強さの源が自分たちで納得しきれないと始められないという思いがありました。

 

瀬古さん:
構成に入る前の段階でSEASON1よりも時間を掛けましたね。
トルフィンとエイナルの関係性が出来上がっていく過程を原作とちょっと変えたりしているので、そこをどうするかをかなり話しました。

 

籔田さん:
農場編はアニメのSEASON1とも雰囲気が異なるし、物語のペースも違うし、何よりも他のアニメにはないような珍しい感じになっているので、原作読者以外の方に届けて楽しんで観てもらえるにはどうするべきかを悩んで、とても長い時間を掛けて話し合いました。
その一つに、SEASON1から引き続き出てくるトルフィンが今どういう状態にあるかを正しく把握することが必要でした。
彼の中に凶暴性がどれだけ残ってるのか、かなり細かく詰めていかないとキャラクターとして動かせなかった。
瀬古さんさんがおっしゃった関係性の部分については、物語としての見やすさに関わってくるので、エンターテイメント性に関わる要素としてとても重要な部分でした。そこにきちんと時間をかける事ができたのは良かったです。
シリーズ構成ができた段階で、ある種の手応えを感じました。

 

幸村さん:
脚本を拝読したときに、籔田さん監督と瀬古さんさんがすごく悩んで、エイナルに心を配ってくれて、ご自身の中でエイナルをどう消化して送り出そうとしているのかが伝わって来ました。

 

籔田さん:
大きく目指したのは原作から感じられたエイナルの強さと優しさです。
それをどう紐付けてエイナルというキャラクターを作るか。
序盤、トルフィンとの接し方は表面的には原作と変わっているのですが、根っこのところで変えているわけではなく、原作のエイナルを目指す過程でアレンジをしたシーンが生まれたと捉えていただければと思います。

 

瀬古さん:
そうですね。最終的には原作のエイナルとトルフィンの関係性に着地します。
なんとかあの 2人に着地したいということに心を砕いた感じですね。

 

籔田さん:
暴力が正当化される時代、奴隷なのにあの強さと明るさと優しさを持っているエイナルって、超人だと思います。
彼がそんな人物なのは何故なのか、考えずにはいられませんでした。
それだけ格好良いキャラクターです。
僕は幸村さん先生と直接お話しさせていただく機会を得たのはSEASON1の制作が始まってからですが、先生はナチュラルにエイナルという人物を描ける方なんだろうなと思いました。

 

幸村さん:
今、お話を聞いていてドキっとしました(笑)。
確かに僕はエイナルを超人だと思っていませんね。
言われてみれば、たしかに明るくいられるような状況ではありませんよね……。
そうか、エイナルは超人だったんだ……。言われてみればそうだな……。

 

籔田さん:
境遇でいえば、トルフィンよりも酷いですよね。親の仇の直接的な相手ではないにせよ、暴力の象徴であるトルフィンに対しての接し方や前向きに逞しく生きていこうとする姿。
やっぱり超人だと思います。それが幸村さん誠という作家の強さでもあると思います。
逆に言えば、僕にはそれがないから、エイナルを現実に存在させるためには瀬古さんさんとの長い話し合いが必要だったというわけです。

 

©ヴィンランド・サガSEASON 2 製作委員会

 

【『ヴィンランド・サガ』に込めたメッセージ】

—– 世界的に暴力が広がる今、アニメを通じてそうした人物たちのドラマを届ける意味をどのように捉えていますか?

 

籔田さん:
夢物語だとか理想主義だと言われるかもしれませんが、それを伝えようとする意思を持つ人間がいなくなることの方が恐ろしいと思っています。
世の中には悪いことをする人もいますが、善人も絶対に滅びることはない。そういう理想を語る人間が必要だと僕は思います。
その気持ちを持っていないと『ヴィンランド・サガ』というアニメを作ってはいけない。
それが今の時代にこの作品を作る意味だと思っています。

 

幸村さん:
人が生きる上では目的地が必要だと思うんです。
それがないと何をすれば良いか迷ってしまうし、生きていけない。
それは何かというと、理想だと僕は思います。
どうせ設定しなければならないのであれば、思い切り遠い所に置いて素敵な理想を描いた方が、生きていく上での飽きることのない目標になるのではないかと思います。

 

瀬古さん:
先程、幸村さん先生が「暴力は大嫌いだ」とおっしゃったように、僕も暴力は嫌いだし、それ以上にとても怖いです。
先日、ラッセル・クロウ主演の『アオラレ』(原題:『Unhinged』、2020年製作)という映画を観たのですが、この主人公はすべてを失った人物で、「俺に残っているのは暴力だけだ」って言って人を殺すんです。
すべてを失った人間、あるいは失うものがない人間に最後に残されるものが暴力だとしたら、それを法で縛ることは不可能です。
そして人間の歴史はそっくりそのまま暴力の歴史だと言えます。
人間と暴力は絶対に切っても切り離すことができない。
であれば、我々一人一人がどうやって暴力に向き合うかをきちんと考える必要があるんじゃないかと感じています。
とくに大小さまざまな暴力が横溢するこの現代においては。
そして、その「暴力」というものに真正面から挑んで、答えを出そうとしているのが『ヴィンランド・サガ』なのではないかと思います。
SEASON2ではその答えの一部までしか出せませんが、最終的にこの物語がどんなところに着地するか、そして幸村さん先生の言う「遠い所に置いた理想」がどんなものになるのか、僕も非常に楽しみにしています。
ここまで「暴力そのもの」を正面切って語ろうとする作品は本当に稀有だと思うので、それが世界にどのように届くのか楽しみです。

 

籔田さん:
最近の情勢下ですと、もっと『ヴィンランド・サガ』の話をしなければと思うことが増えますよね。

 

幸村さん:
瀬古さんさんが繰り返してくれたように、僕は暴力が大嫌いです。
だからこそ、暴力に対してどうすればいいかを一生懸命考えて作品に落とし込もうとしています。
アジアのはずれに住む一人のマンガ家が「甘ったれたこと言うな」という批判もあるかもしれないけれど、でもやっぱり言わないといけない。
先日、SNS経由でウクライナの読者の方からメッセージをいただきました。
「私は現在、避難している最中にいます。“本当の戦士”ならこんなとき、どうすればいいでしょうか」と。僕なんかよりもずっと過酷な経験をされていますから、答えていいか迷いましたが、こう答えました。
「“本当の戦士”だったら、戦争の最中にも一生懸命に仲直りすることを考えていると思いますよ」と。

 

—– 暴力と対照的な存在が麦畑だと思います。農場編がこの時代に放送・配信されることで世界中の方が何かを考えてくれるきっかけになりそうですね。

 

籔田さん:
作中において、土を耕したり麦などの作物を育てることは、人の生産的な営みとして描いています。
現段階で言えるのは、それがこの先の『ヴィンランド・サガ』という物語ではどのように変わっていくか。今後に向けてのスタートラインの1つだと思いますので、ぜひ世界中の多くの方にご覧いただければと思います。

 

©ヴィンランド・サガSEASON 2 製作委員会

 

ーーーーー 以降、6月8日公開分

 

原作累計発行部数 700万部突破、TVアニメでは「Anime Trending Awards 2020」にて年度大賞を含む、三冠を獲得するなど、国内外から大きな反響を集めた“本当の戦士の物語(サガ)”「ヴィンランド・サガ」。

TVシリーズの続編を描く SEASON 2は、2023年1月よりTOKYO MX、BS11にて放送が決定しました!
合わせて、エイナル役:武内駿輔さんをはじめ、新キャストを一斉解禁されて、コメントも届きました。

 

メインビジュアル

©ヴィンランド・サガSEASON 2 製作委員会

 

SEASON 2 PV 第 1弾

 

SEASON 2 Project Movie

 

メインキャストのコメント

 

■トルフィン(CV.上村祐翔)

父トールズの仇であるアシェラッドを討つことだけを目的にヴァイキングとして戦場に身を置いていた青年。
しかし復讐という目的を失い、戦場を追放されたことで奴隷に身を落としてしまう。
憎悪も戦意も喪失し、生きる事に対しての疑問を抱えている。

 

トルフィン役:上村祐翔 コメント
いよいよ、トルフィンの新たな物語がスタートします。SEASON1を経験している僕だからこそできるトルフィンを目指して、皆さんとの掛け合いを楽しみながらじっくりと作り上げています。
「ヴィンランド・サガ」に関われる濃い時間が、僕は大好きです。
キャスト・スタッフ一同、全身全霊で制作に臨んでいますので、どうぞご期待ください!放送をお楽しみに!!

 

■エイナル(CV.武内駿輔)

北イングランドの農家に生まれ育った正義感の強い青年。
戦争で家族を失ったことをきっかけに奴隷としてケティルに売られ、彼が営む農場で働くことになる。
同じ農場で働くトルフィンと寝食を共にしていくうちに固い絆で結ばれていく。

 

エイナル役:武内駿輔 コメント
エイナルの声を担当します。武内駿輔です。
今回の二期は、肉体面よりも精神面での戦い、葛藤というものがテーマになっています。
心理描写をより魅力的に描く為、監督とも入念な打ち合わせをしてから収録に臨んでおります。
前期とまったく違う表情を魅せるトルフィン、元戦士という存在が一番近くに来てしまった、エイナル。
歪な出会いから始まる、泥臭くも美しい人間ドラマを、皆様にお届け出来ればと思います。
ぜひご期待下さい!

 

■クヌート(CV.小野賢章)


デンマーク王位継承権第二位の王子。
元々は臆病な性格だったが、従者であるラグナルの死をきっかけに王位を継ぐ者として生きる覚悟が決まる。
父・スヴェン亡き後は武力をもってイングランドの統治を目指すようになる。

 

クヌート役:小野賢章 コメント
大人になり、それぞれの道を歩んでいるトルフィンとクヌート。
SEASON2は、更に深いところまで描かれていると思います。
何のために生き、争い、奪うのか。今一度、クヌートと向き合い、しっかり演じていきたいと思います。
お楽しみに!

 

■アルネイズ(CV.佐古真弓)


トルフィン達と同じく奴隷の身分でケティルの側仕えをしている心優しい女性。
エイナルが一目惚れするほどの美貌の持ち主。

 

アルネイズ役:佐古真弓 コメント
いつの時代にも戦争はあります。教科書にも小説や漫画、スクリーンの中にも。
この現実を前に、自分に何が出来るのか……。
吹き荒れる嵐を乗り越えた先に、希望と光がある事を祈りながら、アルネイズを演じました。
どうか、皆様の心に届きますように。

 

■オルマル(CV.林勇)


ケティルの次男。農場の次期当主だが、剣の道で生きる事を夢見ている。
しかし本人は臆病な性格で剣の実力も乏しい。

オルマル役:林勇 コメント
オルマルを演じさせて頂く林勇です。
農場の次期当主であるものの、戦場の剣士として名を挙げたいという一面があるキャラクターです。
彼の剣士に対して憧れを持つ部分であったり、実は臆病な面や調子に乗ってしまう所も、ある種の「人間っぽさ」であり、僕は彼が愛らしくみえて大好きになりました。
愛すべきキャラのお役目を頂きすごく嬉しいです。全力で演じさせて頂きます!

 

■トールギル(CV.楠大典)

ケティルの長男でクヌートの元従士。血の気が多く、戦闘センスに優れ剣の腕も立つ戦上手。

 

トールギル役:楠大典 コメント
「ヴィンランド・サガ」はアニメというよりリアルさを感じるドラマのような作品で、
その中でもトールギルは様々な人間ドラマを見せてくれると同時に、暴力に何の躊躇も無いなど現代とは全く違った価値観を持ったキャラクターです。
その残虐性をどこまで原作通りに再現できるか、トールギルと向き合いながら収録に挑戦しています。
皆さんSEASON2をお楽しみに!!

 

■蛇(CV.小松史法)


ケティル農場の用心棒「客人」のリーダー。普段は飄々とした様子だが、情に厚く義理堅い。
戦闘能力は高く、トルフィンと互角に立ち回るほど。

 

蛇役:小松史法 コメント
優しい笑顔も人を惹きつける包容力も強さも知性的な部分も仲間想いの熱さもありますが、どこか悟ったようなクールな表情が凄く魅力的に感じます。
誰からも「この人、カッコイイな」と思ってしまう彼の言葉の重みを表現できたらいいなと思います。
争いが絶えない世界で、何のために誰のために争うのか、戦いの犠牲になるものは。
このヴィンランド・サガの世界を通して一緒に考えてみませんか。

 

■トルケル(CV.大塚明夫)


戦いが生き甲斐の武将。スヴェン王の死後、クヌートの臣下として一軍を司る。
圧倒的強さと豪放磊落な性格で、ヴァイキング達のカリスマ的存在。

 

トルケル役:大塚明夫 コメント
いよいよですね。今回のシーズンはどのへんまで進むのかな、トルケル叔父さんは活躍出来るのかな、
もう今からワクワクです。これから魅力的なキャラがたくさん出てきます。
担当する演者も魅力的な人ばかり。皆さんもお楽しみに!

 

【作品概要】

<タイトル>
TVアニメ「ヴィンランド・サガ」SEASON 2

 

<あらすじ>
新たな千年紀を迎えたデンマーク・ユトランド半島南部。
仇敵・アシェラッド亡き後、生きる目的を失ったトルフィンは、「奴隷」として地主・ケティルに買われ、彼が所有する農場で開墾作業に従事していた。

そこで、同じく奴隷の身分へと堕ちた青年・エイナルとの出会いをきっかけに自らが犯した罪と向き合い、生きる意味を見出していく。

一方、イングランド王に即位したクヌートは「楽土」の建設に向けて、さらなる版図の拡大を目論んでいた。

これは“本当の戦士の物語(サガ)”プロローグのその先にある“償いと救済の物語(サガ)”。

<スタッフ>
原作:幸村誠
監督:籔田 修平
シリーズ構成 / 脚本:瀬古 浩司
キャラクターデザイン / 総作画監督:阿比留 隆彦
美術監督:竹田 悠介 / 大貫 賢太郎 / 平林 いずみ
色彩設計:橋本 賢 / 西田 みのり
撮影監督:川下 裕樹 / 松向 寿
3DCG監督:小川 耕平
音響監督:はた しょう二
音響効果:長谷川 卓也
音響制作:サウンドチーム・ドンファン
音楽:やまだ 豊
制作:MAPPA
製作:ヴィンランド・サガ SEASON 2 製作委員会

 

<キャスト>
トルフィン : 上村 祐翔
エイナル : 武内 駿輔
クヌート : 小野 賢章
アルネイズ : 佐古 真弓
オルマル : 林 勇
ケティル : 手塚 秀彰
トールギル : 楠 大典
蛇 : 小松 史法
スヴェルケル : 麦人
レイフ : 上田 燿司
トルケル : 大塚 明夫

 

<SEASON 1配信情報>
・Amazon Prime Video
・Netflix
・ひかりTV
・dアニメストア
・FOD
・GYAO!ストア
・Hulu
・J:COMオンデマンド
・Paravi
・TSUTAYA TV
・Google Play
・HAPPY!動画
・Rakuten TV
・VIDEX
・ビデオマーケット
・ムービーフルPlus
・U-NEXT
・バンダイチャンネル

 

公式サイト: https://vinlandsaga.jp/
公式Twitter: https://twitter.com/V_SAGA_ANIME

 

(情報提供: ツインエンジン)