本日 1月 30日に「ニコニコのり 2023年春季新製品発表会」が開催されました。
発表会では、2022のり年度 海苔業界の総括と、ニコニコのりの企業戦略や新商品などが紹介されました。

2023年春季の注目新製品では、人気製品・熟成ジャバンのりの新フレーバー、ニコニコのり史上最濃味付のりです。

 

ニコニコのり株式会社　代表取締役社長　白羽 清正さん

 

「この１年は降雨が少なく、植物プランクトン（赤潮）が拡大し、海水温が上昇しているため、海苔の質が低下し、生産枚数も約４割ほど減少しています。
減少している日本産の海苔の代わりに韓国産の海苔の販売を行っています。
また、新しい取り組みとして、魚庭（なにわ）の海（大阪湾）の海苔の製品化や、大阪芸術大学  と「世界のおにぎり」を共同開発したり、おにぎらず・おにぎり専門店 笑屋 新店舗 「笑屋 京都ポルタ店」を 1月 26日オープンしました。」（発言要旨）

 

ニコニコのり株式会社　商品開発部 商品開発課　北尾真也さん

 

■濃い味極卓上 10切 50枚

 

 

【商品特徴】
・人気の高い 「濃い味」 がコンセプトで、全国の過半数の生産量を誇り、質においても定評のある九州有明海産のみを使用しています。
・従来品に比べ（※ニコニコのり従来品比）、味付け調味液をたっぷり 1.5 倍塗布し、贅沢感のある濃い味わいに仕上っています。

濃厚な味わいが楽しめるため、お酒のおつまみとしてもおすすめです。
・こだわりの 「極」 グレード（九州有明海産）を使用しています。
・パリッとした食感で、そのままおやつやおつまみとして楽しめます。

 

【開発エピソード】
製品開発において、海苔のパリッとした食感を残しながら、味付け調味液をいかにたっぷり濃く塗布できるかが、最大の課題となりました。
これは、工場の製造チームと試作や調整を重ねたことで、濃さの限界値となる、当社従来品の 1.5 倍仕込みを実現しました。

また、製品のパッケージでは 「濃さ」 がひと目で伝わることを目指し、日常と異なる“高級感”を感じていただけるように色にもこだわってデザインしました。

 

■国産青のり 2.3g

 

 

【商品特徴】
・国産青のりがパッケージを新たにリニューアル
・青のりの中で、最も磯の風味豊かで良質な国産すじ青のりを 100％使用
・上質な原料でありながら、お求めやすい価格を実現
・お好み焼きやたこ焼きなどソースとの相性抜群です
・主に陸上栽培原料を使用することで、気候などに左右されにくく、安定供給が可能

 

国産青のりは、スジアオノリを使用し、他の青のりにくらべて、風味が豊かで、緑色も鮮やかなのが特徴です。

 

■熟成ジャバンのり 40ｇ 辛旨

 

 

「熟成ジャバンのり」 とはフレーク状の韓国のりで、ニコニコのりでは 2021年 8月に『熟成ジャバンのり 70ｇスタンダード』 を発売しました。

 

【商品特徴】
・『熟成ジャバンのり 70ｇスタンダード』に続く新フレーバー
・唐辛子の辛さと海苔の旨味を感じる辛旨タイプ
・フレーク状のバラ干し海苔をごま油などで焙煎・味付けし、5度以下の低温熟成室で 24 時間以上寝かせたあと、比較的高温でもう一度焼き上げる、二度焼き製法を採用
・ふわっとした見た目とサクサクとした食感の“ふわサク”仕上げ
・ご飯はもちろん、麺類やサラダなどのトッピングにもおすすめ

 

■韓国伝統のり 12 袋 D

 

 

【商品特徴】
・海苔の本来の香ばしさを活かした韓国の伝統的な製法で仕上げました。
・海苔の旨みを活かす為、やさしい味付けです。

 

■韓国味付海苔 D

 

 

【商品特徴】
・韓国で生産された海苔を食塩とコーン油やごま油、えごま油で味付けしました。
・海苔の旨みを活かす為、やさしい味付けです。
・パッケージも一新しました。

 

■ 2月 6日は「海苔の日」

日本最古の成分法典「大宝律令」では、税の対象として海苔が使われていました。
その「大宝律令」の施行日を西暦に換算すると、702年 2月 6日になることから、全海苔漁連によって、毎年 2月6日を「海苔の日」と制定されました。
2月には節分もありますし、もっと海苔を食べてもらいたいという願いも込められているようです。

 

（情報提供：ニコニコのり 2023年春季新製品発表会 広報事務局、撮影・編集： 森川 創）

関連リンク：
ニコニコのりと大阪芸術大学が協定し、「世界のおにぎり」を共同開発！
https://tanonews.com/?p=48959