楽しいニュース.com

世の中の明るいニュース、あつめました!

2023.04.25ご当地・観光

八芳園が「交流文化創造をリードする企業」として事業構想と新コンテンツと新コーポレートロゴを発表!

 

総合プロデュース企業 株式会社八芳園(以下、八芳園)が、「交流文化創造」という市場を創出し、観光産業への事業構想を発表する記者発表会「交流文化ルネッサンスSHOWCASE」が昨日 4月 24日(月)に開催されました。
また、創業 80年を節目に、新しい八芳園のコーポレートロゴが一新されました。

 

■”交流文化創造をリードする企業”へ

株式会社八芳園 取締役社長 井上 義則さん(以下、井上社長)

 

今年で創業80周年を迎える八芳園は観光産業に貢献するべく「交流文化創造」という市場を創出していくことを発表しました。
長年培ってきた”ワンストッププロデュース”を強みとして、文化や芸術、産業やビジネス、言語や教育、地域や国を超えて、あらゆる分野における”交流を創造”するべく取り組んいくと井上社長から宣言がありました。

 

井上社長:
1995年に観光政策審議会により定義された”観光”とは、「余暇時間の中で、日常生活圏を離れて行う様々な 活動であって、触れ合い、学び、遊ぶということを目的とするもの」。
八芳園が創出する「交流文化創造」という市場における”観光”とは、ただ地域へ人を促すだけに留まらず、人と人とが交流するひとつの文化としての”観光”。
八芳園の強みであるワンストッププロデュース力を活かし、東京都白金台というひとつの場に限らず、その土地の人を訪ね、文化を学び、地域の魅力を体験する場を創り上げる、交流人口と関係人口の創出に努めて参ります。

 

■地域を磨く交流文化

執行役員 窪田理恵子さん(以下、窪田さん)

 

交流文化創造市場の創出を目的として、今秋、八芳園は新会社を設立。
窪田さんから、これまでの八芳園の地域プロデュースの取り組みと、東京都白金台というひとつの地に留まらない、今後の展開について説明がありました。

 

窪田さん:
八芳園は現在、11の自治体・学校と連携協定およびパートナーシップ協定を締結しています。
協定を結ぶ 11の自治体・学校をはじめ、全国各地と連携しながら、地域の魅力発信、特産品を生かした食の開発などを通して地域活性化を目指す地域プロデュースに取り組んでまいりました。
2020年 8月には、東京・白金台にポップアップ型ショールーム「MuSuBu」をオープンし、全国各地の自治体や生産者、企業や学校の皆様とともに 100以上のポップアップイベントを週替わりで開催し、主に”人”や”食”を通じて各地の魅力をPRしています。
我々は、このような全国各地の皆様とともに様々な地域プロデュースに取り組む中で、文化を学び、伝えていくことはすべて交流から生まれるということを知りました。交流によって文化に触れ、新たな市場を創ることによって、世代を超えた交流を生み出し、地域の交流文化を磨いてまいります。

 

■コーポレートロゴを一新

 

創業 80年を節目に一新する新たなコーポレートロゴも発表されました。
新たなロゴには、交流文化創造をリードする企業として新しい事業領域へとチャレンジしていく意味を込めた、”「新たな道」を開く”というコンセプトで作成され、歴史と継承を基盤に成長していきたいという想いから、現在のロゴのモチーフと、インフィニティ “無限の進化” というコンセプトも加えられています。

 

執行役員 統括支配人 関本敬祐さん

 

■〈日本庭園×日本茶×職人技〉見る庭園から、体感する庭園へ

 

 

庭園の入口である木戸門を受付とし、庭園の中央では福岡県大川市の職人と共同開発した組み立て式茶室「無常庵」にて、日本茶(鹿児島県産の新茶)が振舞われました。
歴史ある日本庭園では、回遊し、鑑賞するだけではなく、自然との一体感を感じながら日本文化や伝統の職人技に触れる”体感”する庭園の演出です。

 

■〈HAPPO-ENワンストッププロデュース〉新たな交流文化を創造する空間

 

1階「ニュイ」では、これまで八芳園が手掛けてきた地域プロデュースと空間デザインを体感できる空間を演出。
月のオブジェが照らす中、群馬県の銘酒「水芭蕉(永井酒造株式会社)」と、”樹・土・水”をテーマに群馬県産の食材を使用した料理が提供されていました。

 

■FOOD DESIGN ― 食から生まれる交流文化の創造

 

八芳園が連携する自治体の食材をはじめとする 12地域の食材を使用し、ジャンルを超えた新たな価値を創造する料理が提供されていました。

地域で育まれた素材本来の味わいを生かしながら、生産者の想いやその土地の魅力を伝える、まだ見ぬ新しい価値を引き出すフードデザインです。

 

■参加型「交流文化創造」デモンストレーション『RHYTHM MIX WORLD』

NORA Special Latin Unit と NORAさん

 

高円寺阿波おどり 朱雀連のみなさん

 

1階「ジュール」では、八芳園が新たに提案する交流文化創造コンテンツのひとつとして、世界のリズム×日本のリズムを掛け合わせた参加型デモンストレーションが開催されました。
世界的なサルサバンド「オルケスタ・デ・ラ・ルス」のメインヴォーカル&作詞作曲家を務める NORAさんによる「NORA Special Latin Unit」のサルサと、「高円寺阿波おどり 朱雀連」による日本の三大盆踊りのひとつである「阿波踊り」を掛け合わせ、異なる文化的背景を持つ音楽のリズムの交わりを通して、多様な価値観・異なる文化間を超えて生まれる交流が披露されていました。

 

 

(情報提供: 株式会社八芳園、撮影・一部編集: 森川 創)