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2023.12.12話題・おもしろ

[更新] 映画『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』11月 17日(金)公開!

■編集部注
・本編冒頭映像を解禁されました。(12月 12日)

・11月19日(日)公開記念舞台挨拶が開催されました。(11月 19日)

・特報映像が解禁されました。(7月6日)

 

大ヒット御礼記念として、本編冒頭映像を解禁されました。

 

 

ーーーーー 以降、11月 19日公開分

 

本日 11月19日(日)に公開を記念して、関俊彦さん、木内秀信さん、沢城みゆきさん、古川登志夫さん、古賀豪監督登壇による舞台挨拶が実施されました。

 

 

■イベントレポート

 

新宿バルト9で開催された公開記念舞台挨拶では、満席の観客の熱気が最高潮に!
開演時間を迎え、関俊彦さん、木内秀信さん、沢城みゆきさん、古川登志夫さん、古賀豪監督が登壇すると、大きな拍手が送られました。

 

 

- 今のお気持ちは?
関俊彦さん:
真夏の暑い今年の 8月に 3回に分けて収録をしたのですが、今回の完成した作品を観て、その完成度の高さ、クオリティの高さに、本当にスタッフさんたちが大変な苦労をなさって、ここまで素晴らしい作品に仕上げてくださったんだなと。監督をはじめスタッフの皆さん、関係者の皆さんにお礼を言いたいという気持ちでいっぱいです。
本当にどうもありがとうございました。

 

 

木内秀信さん:
水木しげる先生の生誕 100年を記念して作られた映画だと聞きまして、背筋が伸びる思いで収録に臨ませていただきました。

小さい頃から親しんできた作品で、僕も小さい頃『なんで鬼太郎のお父さんは、目玉だけなんだろう』と思っていたのですが、それをまさかこのおじさんになって、それを解明する一端で出演させていただくことになり、本当に感無量です。

 

 

古賀豪監督:

最初に製作発表をしてから 2年以上が経ち、大変お待たせしましたいう感じなのですが、実はつい先週まで作っていて、出来立てほやほやなんです。
途中いろいろなことがあったのですが、こうしてお客さんに今日届けることができて本当に良かったと思っております。

- 最初に本作の脚本を読んだ時の印象について
関俊彦さん:
オーディションの時から監督に、今作は大人向けのゲゲゲの鬼太郎にしたいということを伺っていて、オーディションに通って台本を拝見したら、完全に一般向けの、こんなテーマを扱っていいんですか?という作品になっていて驚きでいっぱいでした。
人間の愚かさ、醜さに真正面から向き合った作品なので、とても苦しい思いをしながら台本読んだのを覚えていますが、その人間の愚かさに対して立ち向かえる勇気を与えてくれる作品。
皆さんどうぞ期待してください。

 

木内秀信さん:
(関さんがすべて語ってくれたので)僕が話すことはもう(笑)
僕が演じる水木はその謎を解いていく役柄なので、台本を1ページ1ページゆっくりめくりながらその謎を解いていくのが、いちファンとしてすごく楽しみでした。
最後どうなるんだろうとドキドキワクワクしながら、皆さんもスクリーンで楽しんでいただけるのでは。

 

 

沢城みゆきさん:
私は台本を読み終わってすぐ、(テレビアニメ『ゲゲゲの鬼太郎』第6期で“ねこ娘”役を演じる)庄司宇芽香ちゃんに、『私、もう“霊毛ちゃんちゃんこ“を、投げられない』と連絡をしました。
先祖の霊毛で編まれている“霊毛ちゃんちゃんこ“というのは皆さんも知っていると思うんですけど、もっと大切に投げないといけなかったなと。
しばらくは、“リモコン下駄”と、“髪の毛針”で(笑)

 

関俊彦さん:
ちゃんちゃんこも使ってくださいね(笑)

 

- 鬼太郎の父と水木の出会いが描かれていくが、演じる上で心がけたことについて
関俊彦さん:
一見して柳に風というような鬼太郎の父だったんですが、物語進むにつれて、自分よりも大切なものを、自分の命に変えても守り抜くという熱い信念を持ったキャラクターだということが、ゆっくり優しく、皆さんに浸透してくれたらいいなと思っていました。

 

木内秀信さん:
僕は昭和の高度成長期の力強い男性を演じてほしいと監督が仰られていて、細かいディレクレクションもいただきましたが、あとは自由に実写に近い形で自然にやらせていただきました。

 

沢城みゆきさん:
かっこいいいんですよー!
木内さんが一言一言喋ると、昭和にタイムスリップしていくようです。

 

古川登志夫さん:
水木先生の作品には妖怪とかいろいろ出てきますが、実は人間ドラマが描かれているんじゃないかと思います。
人間の憎悪や愛、業、そういった人間ドラマを描きつつ、しかし最終的にはその人間としてあるべき姿、あるいは善悪の判断基準というものがあぶり出されていく、そんなところが魅力だと思います。

 

- 鬼太郎の父たちの物語を描いた経緯について
古賀豪監督:
まず6期のシリーズの中で、水木の話は少し触れるだけで描いていない。
それはいつかちゃんと描きましょうと、今回のこの映画に繋がった。鬼太郎誕生以前というのは、水木先生はお書きになってらっしゃらないので、我々が作っていいのかというところも含めて、水木先生の著作物や水木先生の生きてきた昭和という時代をすごくみんなで勉強しまして、水木先生がおそらく描きたかったであろうというものというところを前提に、昭和と令和ではやはり違うところもあるので『水木先生がもしこの令和の世にいたならば描きたかったことって、こういうことなんじゃないかな』ということを探りながら作る作業をさせていただきました。

 

- 注目すべきポイントは?
関俊彦さん:
完成した作品を見て印象深かったのが、背景の美しさ。
哭倉村という物語の舞台になるところに水木が足を踏み入れる、その時に目の前に広がる田園風景が、まさに昭和の自然の美しさがあった。
これを皆さんにも堪能していただきつつ、後半は非常に禍々しい展開になっていきますので、前半でマイナスイオンをたくさん取り入れていただいて、後半のシーンに備えていただければ。

 

沢城みゆきさん:
(CGではない)手書きの戦闘シーン。

 

関俊彦さん:
輪郭線が生き物のように息づいている。

 

古賀豪監督:
うちのエースアニメーターがほぼ一人で手がけた。
実際に自分たちで演じた動画を撮って描いている。表情まで作って演じていた。

 

古川登志夫さん:
とにかくこの映画を構成する脚本や演出、キャラクターデザイン背景から音楽も含めて、あらゆるパーツのクオリティが非常に高く、テンポもいい。
ここが見どころですし、すごいものを作り上げてくださった。

 

- 本作の製作の裏側について

古賀豪監督:
最終的に100分に収めようとなっていたのだが、シナリオの段階で120分位あったので、そこから削っていくというかなり苦しい作業でした。
収まらないので、もう少し尺を欲しいと言うと、あと 4分、5分は駄目と言われたので、本作の尺は 104分 59秒なんです(笑)。
詰め込みたい思いがいっぱいあってそうなりましたが、選びに選んだもので構成されるというのは、映画の美しさがある。

 

- 目玉おやじについて
木内秀信さん:
親父さん、昔からお風呂が好きなんだなーというシーンがあって

 

関俊彦さん:
別にサービスシーンじゃありませんよ(笑)!

 

- 最後に

関俊彦さん:
完成した作品を観て最初に思ったことは、この作品は、妖怪、人間に限らず、動物や植物、小さな虫に至るまで、命というものを持つ生きとし生けるもの全てのものに対して見て伝えてもらいたい、愛のある作品だということ。ぜひたくさんの人たちに観ていただきたいです。

 

木内秀信さん:
鬼太郎というキャラクター、物語を通して水木しげる先生が世に放ったメッセージが、まだ力強く生き続けているということを強く感じました。
またそれを次の世代へ継承していこうとするスタッフの皆さまの力強さが本当にこもった作品になっています。
そのあふれる愛を、スクリーン越しにご覧いただければ。

 

古賀豪監督:
この映画は、口コミで広がっていくタイプの映画かなと思っており、観た人みんながすごく語りたくなる空気になる映画だと思ってます。
ミステリーの核心部分以外は、ある程度ネタバレしてもらってもいいかなと思いますので、ぜひ観た後、その感想を気持ちを語り合っていただければ。
そこでこの映画は最終的に完成するのかなと思っています。
ぜひ皆さま、口コミでぜひこの映画の素晴らしさを広めていただけるとありがたいです。

 

ーーーーー 以降、7月 6日公開分

 

特報映像

 

ーーーーー 以降、4月 27日公開分

 

2023年、水木しげる生誕 100周年記念として、みんなが知っているようで知らない、〝鬼太郎の誕生”について、目玉おやじの秘密について、隠された謎に迫るストーリーが描かれた、映画『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』の制作が決定し、11月 17日(金)の公開日が発表されました。

 

 

監督は『劇場版 ゲゲゲの鬼太郎 日本爆裂!!』でも監督を務めた古賀豪さん、脚本は TVアニメ「マクロス F」などで知られる吉野弘幸さん、キャラクターデザインを『シン・エヴァンゲリオン劇場版』で副監督を務めた若手注目株の谷田部透湖さんが担当します。

 

キャスト陣は、すでに発表された TVアニメ版「ゲゲゲの鬼太郎」(第 6 期)で鬼太郎を演じた沢城みゆきさん、目玉おやじを演じた野沢雅子さんに加え、3月 5日(日)に行われた「まんが王国とっとり 生誕 101年 水木しげる生誕祭」にて TVアニメ版「ゲゲゲの鬼太郎」(第 6期)でねずみ男を演じた古川登志夫さんの出演が発表されました。

 

【『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』ティザービジュアルが解禁!!】
“鬼太郎の父”と”水木”がメインキャラクターであることが発表

 

 

今回解禁された谷田部透湖さん描き下ろしのティザービジュアルは、複数の地蔵の間に立つ、本作の主人公・着物姿の鬼太郎の父と、もう一人の主人公・歩兵銃を持ったスーツ姿の水木の姿。

 

これまでのビジュアルで大人になった鬼太郎の姿ではないかと憶測を呼んでいたキャラクターが、実は鬼太郎の父であることが明かされました。
目玉おやじとして長い間愛されてきた鬼太郎の父の別の姿に、本作で明かされるであろう鬼太郎の父の過去にさらに期待が高まります。

 

対して、今回のビジュアルで初公開となったもう一人の主人公・水木。スーツ姿で一見サラリーマン風に見えるものの、日本軍が戦時中に使用していた三八式歩兵銃を肩に担いでおり、多くの謎を残しています。

 

そして、おなじみの黄色と黒のちゃんちゃんこ、下駄姿の目を見開いた鬼太郎の姿も。
鬼太郎以外の、鬼太郎の父と水木そして地蔵群は大量の返り血を浴びており、「原点にして最恐」のキャッチコピーとともに、歴代のシリーズの中で、最も恐い鬼太郎であると関係者が語る本作の続報が待たれます。

 

【映画『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』作品情報】

■原作
水木しげる
■キャスト
沢城みゆき 野沢雅子 古川登志夫 ほか
■スタッフ
・監督: 古賀豪
・脚本: 吉野弘幸
・キャラクターデザイン: 谷田部透湖
・制作: 東映アニメーション
・配給: 東映

 

【作品公式サイト・SNS】
■映画『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』情報についてはこちら
https://www.toei-anim.co.jp/kitaro/

 

■映画『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』Twitterアカウント
https://twitter.com/kitaroanime50th

 

(情報提供:映画「鬼太郎誕生ゲゲゲの謎」製作委員会 編集:中嶋杏樹)