元プロ野球選手のアレックス・ラミレス氏の野球殿堂入りを祝う会が昨日 11月7日（火）、横浜ベイシェラトンホテル&タワーズで行われました。

 

 

東京ヤクルトスワローズ、読売ジャイアンツ、横浜DeNAベイスターズで活躍後、横浜DeNAベイスターズの監督を務めたアレックス・ラミレスの功績を称えるため、発起人の古田敦也さん、横浜市の山中竹春市長をはじめ、原辰徳さんやモデルのすみれさん、ダンディ坂野さんらが祝福に駆けつけました。

 

 

また、ダンディ坂野さんの持ちギャグで、ラミレス氏のパフォーマンスとしても定着している『喜んで！ゲッツ！』を二人並んで披露し、会場を盛り上げました。
ラミレス氏は、野球殿堂入りを受けて「ヤクルト、巨人、DeNAの3球団のおかげで、今日こうしてまだ日本にいて、殿堂入りまですることができた。感謝と愛をささげたい。」と、現役時代と監督生活を振り返りました。

 

 

[ラミレス公式]ラミちゃんねる：　https://youtube.com/channel/UC2vnK-QoXQrl1LVTNFDfUaQ

 

■会場の様子

 

 

最初に、発起人代表であるDeNAの南場智子オーナーからの挨拶では、「ラミレスさんは日本の文化になじもうとしたことが、今日につながっている。ヤクルト時代、古田さんや宮本さんのサポートを得て、原さんのもとで監督の夢を抱き、DeNAでは中畑さんと一緒にチームを明るくしてくれた。」とラミレス氏の功績を称えました。

 

 

ステージトークでは、禁断のネタである自身の年齢の秘密を披露。

「少年野球チームに入るために出生届が必要になり母が提出した。その後すぐ小学校の入学式に行ったら、周りの子どもたちの身長が僕の半分しかなかった。当時の夢はバスケットボール選手。」と振り返り、会場を沸かせました。

 

 

さらに、会場にはお笑い芸人・ダンディ坂野さんがサプライズゲストとして登場。

いきなり「ラミちゃんは、我が物顔で『ゲッツ』やっていますけど、実は私のなんですよ。」と主張。

ラミレス氏も「今日は僕のギャグをパクリに来たのか？」と応戦。

お互いの「ゲッツ」を披露しあったが、最後はラミレス氏のパフォーマンス『喜んで！ゲッツ！』を二人並んで披露。

 

 

ラミレス氏は「2001年から色々なパフォーマンスをやってきたが、『ゲッツ』を古田さんから教えてもらってから、今までずっとやっている特別なもの。ダンディさんの存在なくして殿堂入りはありえなかった。」と感謝を口にしました。

お祝いに駆け付けた前読売ジャイアンツ監督、原辰徳さんは、ラミレス氏の殿堂入りを祝いつつ、「巨人入団に際して、長嶋茂雄さんの背番号３を要求してきた。それはダメ、私のボスが怒ると説得した。３＋２で５になった。」と、エピソードを語りました。

 

 

【野球殿堂】
「野球殿堂は、日本の野球の発展に大きく貢献した方々の功績を永久に讃え、顕彰するために1959年に創設されました。

野球発祥の地である米国では、1939年に野球殿堂が創設され、日本の殿堂の20年先輩になります。

「殿堂」とは英語では、”Hall of Fame”といわれ、直訳すると「名誉の殿堂」という意味になります。

殿堂入りされた方々の表彰レリーフ（ブロンズ製胸像額）を、野球殿堂博物館内の殿堂ホールに掲額し、永久にその名誉を讃えます。野球殿堂入りには競技者表彰と特別表彰があります。」

 

出典：公益財団法人　野球殿堂博物館『野球殿堂』
https://baseball-museum.or.jp/hall-of-famers/　　(参照 2023-10-31)

 

【アレックス・ラミレス 野球殿堂入りを祝う会　発起人】　※五十音順・敬称略
セイコウ・イシカワ（駐日ベネズエラ大使）
石原 哲也（横浜ベイシェラトンホテル&タワーズ 常務取締役総支配人）
今村 司（読売ジャイアンツ 代表取締役社長）
王 貞治（一般社団法人 日本プロ野球名球会 顧問）
リチャード・グスタフソン（DFSグループリミテッド日本・韓国・ミッドパシフィック 代表取締役社長）
里見 治（セガサミーホールディングス株式会社 代表取締役会長）
ロバート・タカタ（駐日ドミニカ共和国大使）
南野 智子（横浜DeNAベイスターズ オーナー）
林田 哲哉（東京ヤクルトスワローズ 代表取締役社長）
古田 敦也（一般社団法人 日本プロ野球名球会 理事長）
カルロス・ペレ（駐日パナマ大使）
松元 潤一（一般社団法人 日本プロ野球名球会 事務局長）
山中 竹春（横浜市長）
山中 正竹（一般社団法人 全日本野球協会 会長）
山本 浩二（一般社団法人 日本プロ野球名球会 顧問）