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2021.09.16話題・おもしろ

詳報! ミス日本コンテスト 2022 東日本地区大会

 

速報に続いて、9月 14日に開催された「第54回ミス日本コンテスト2022」(ミス日本協会主催)東日本地区大会の詳細をお伝えします。

昨年同様、ステージにはアクリルボード設置、出場者はフェイスシールドを装着し、密にならないように広めの会場と、最大限の感染予防対策を施して行われました。

 

司会進行は、ミス日本2007 準ミス日本 南 祐希さん

 

ミス日本大会委員長 和田あいさん

 

「昨年は、暗い世の中を明るい力で変えようという女性の応募が多かったように思います。
今年は、私はこういうふうに社会を変えていきたいという具体的な目標を女性たちが多いと感じています。」(開会挨拶から抜粋)

 

まずは、洋服審査から始まります。

 

 


1番: 山口 ひろなさん(20) 千葉大学国際教養学部 2年

 

「アメリカにオンラインで留学しています。
海外の方から日本を誉めていただく機会が多く、対して、日本の若者は、他の国から遅れているんじゃないかと思っていると感じています。
もしチャンスがあれば、外国への日本のアピールはもちろん、日本の若者に対して明るい未来を描けるような情報発信をしてきたいです。」

 

2番: 属 安紀奈さん(22) 大妻女子大学文学部 4年

 

「2年前のミス日本コンテストへのエントリーで、多くのみなさんに励ましてもらえました。
私も私の活動を通して誰かを励ますことができたらいいなと思うようになりました。
モデルとしてなりたい夢を見失わず、その過程を楽しみたいと思っています。」

 

3番: 横田 琉夏さん(21) 一橋大学商学部 3年

 

「インターンで不動産会社の SNSを立ち上げ、シェアハウスの魅力を伝えてきました。
自ら情報を発信し、人々に楽しさや新たな発見を届けることにやりがいを感じています。」

 

4番: 奥田 香綸さん(20) 東京大学 文科一類 2年

 

「高校1年生のときにあこがれの東京大学に入りたいと思い、平日は授業以外で4時間以上、休日は8時間以上、入試までほぼ毎日、勉強をしてきました。
現在は、男女間のジェンダー格差問題に関心があり、知識を深めています。」

 


5番: 守田 栞さん(24) 国家公務員

 

「国家公務員として内閣府に勤務しています。今年から法政大学に入学して法律の勉強も開始しました。
将来人の役に立ちたいという夢があります。
今まで自分に自信がなかったのですが、努力して今では生まれ変わっても自分になりたいと思っています。」

 

6番: 田沢 鈴夏(19) 上智大学経済学部 1年

 

「過去でも未来でもなく、今を生きることが重要だと思っています。
よりたくさんの人の幸せ、よりよい未来を創るため、アナウンサーになることを望んでいます。」

 

7番: 角田 美友(24) 東京女子医科大学医学部 5年

 

「大学で医学を学び、現在、臨床の現場で実習をしています。
勉強以外ではバレーボールを行っていて、チームワークの大切さ、人間関係の難しさなど学びました。
様々な経験を通して、社会に貢献できるようになりたいと思います。」

 

 

8番: 土屋 佳蓮さん(21) 青山学院大学国際政治経済学部 3年

 

「固定観念にとらわれず心の目で物事を見る大切さを忘れないようにしています。
マジョリティの意見に流されるのではなく、自分の意思で判断することが当たり前の社会にしたい。
現在、世界遺産とフランス語について学んでいます。」

 


9番: 松山 智香さん(23) 日本大学大学院理工学部 2年

 

「大学院で数学の勉強をしています。中高一貫校の空手部のコーチもしています。
私の人生のパートナーは空手だと思っています。
空手を通じて、私自身が愛のあふれる女性になれました。
幅広い年代の人とかかわり、たくさんの人に応援され、優しくされ、愛してくれました。
後輩の指導にあたり、技術だけでなく、愛をもって接するようにしています。」

 


10番: 飯島 由佳さん(24) 復旦大学上海医学院臨床医学科 4年

 

「新型コロナの影響で日本に帰国していますが、普段は中国で英語で医学の勉強をしています。
卒業後は、アメリカの大学院に行き、公衆衛生に関する医師を目指しています。」

 


11番: 佐藤 梨沙子さん(21) 大妻女子大学社会情報学部 3年

 

「私の強みは努力をすることです。
まわりと同じ量をこなしても結果が出なかった私は、習慣化することで何事もなしとげてきました。
最近は栄養士の資格を取得しました。」

 

12番: 高岡 志帆さん(19) 上智大学法律学部

 

「このコンテストの結果はもちろん、それまでの過程を通じて自分がどのように成長していくかが大切だと感じています。
2年前のコンテストでは成し遂げられなかったことを実現し、貴重な体験をしてきたいと思います。」

 


13番: 山本 紗也さん(25) 経営者(花関連)

 

「23歳のときに自分のお花の会社を立ち上げました。今、私が夢中になっているのは、日本の文化でもある着物です。
レッスンに通い、準師範の資格を取得しました。和の心を大切に、日本の素敵な文化を伝えていけたらと思います。」

 

 

審査員からの質問にも一人ひとり丁寧に答えます。

 

 


14番: 横山 莉奈さん(21) 東京医科歯科大学医学部 3年

 

「15歳のとき NASAの宇宙センターで宇宙飛行士の方から、仲間を信頼して大切にする、という言葉を聞いて、今ではその言葉が私の軸となっています。
仲間や患者さんから信頼され、患者さんに寄り添う医師を目指したいと思います。」

 

15番: 中村 綾花さん(20) 日本女子大学人間科学部

 

「大学で福祉について学んでいます。
中学高校のときの老人ホームでのボランティア活動などで少しは福祉について理解しているつもりでした。
しかし、大学で学ぶ中でたくさんの社会問題が身近に存在し、若者が福祉にあまり関心がないことが問題であると考えるようになりました。
笑顔を大切にして、行動や発信をすることで若い世代が福祉に興味が持てるようにしたいと思います。」

 


16番: 大川 桜子さん(20) 白百合女子大学文学部 3年

 

「桜子というのは日本の象徴である桜のように優美な女性になるようにと両親がつけてくれました。
祖母の影響で幼いころから歌舞伎が大好きです。7歳の時には歌舞伎子役として出演した経験もあります。
観劇する・出演する、この2つの経験を通して日本人の心、日本の伝統芸ののすばらしさを学び、感じました。」

 


17番: 成田 愛純さん(19) モデル・女優

 

「将来の夢は、日本の代表的なモデルや女優になることです。
幼いころからコンプレックスだった痩せた体を活かせないかと思い、芸能界に入りました。
セブンティーンの専属モデルになったとき、初めて自信が持てました。
そして、仮面ライダーに出演したとき、世界中の反響の大きさを肌で感じることができました。
これからも1表現者として日本の素晴らしい代表的な文化や伝統を世界中の人々に伝えていけたらいいなと思います。」

 


18番: 河野 瑞夏さん(21) 国際基督教大学教養学部 3年

 

「2年前、人の評価をとても気にして、過激なダイエットをして拒食症になりました。
それからは自分と向き合い続けて、徐々に体重を増やして気づいたことがあります。
それは、ありのままの自分を愛することの大切さです。
すべての人は生まれながらに美しい、そのメッセージを私の表現する姿を通してたくさんの人に伝えたいと思います。」

 


19番: 青木 千聖さん(20) 上智大学文学部

 

「4歳からバレエを習い、約 15年間ダンスに打ち込んできました。
1つの作品をみんなと作り上げる達成感は何度経験しても感動させられます。
大学で得た知識を使って、学生レポーターやライブ配信のマネージャとして活用しています。
また、小学生・中学生に勉強を教えるボランティアもしています。
私がアナウンサーになって伝えるニュースによって子供たちが世界の情報に興味を持つきっかけになってほしいです。」

 

 


20番: 脇 裕那さん(21) 上智大学総合グローバル学部

 

「大学とは別にカジノスクールに通っています。
カジノという国境のない社交場で、将来はディーラーとして活躍したいです。
これまで海外の生活経験から、自己や他者を尊重する生き方を学びました。
様々な国の文化の違いから多くのことを学びました。
それらをまた他の人に還元できるような生き方を目指していきたいです。」

 


21番: 薮田 早葵さん(25) 経営コンサルタント

 

「実業家です。私の魅力は、7年間継続した女性活躍推進に向けた活動です。
女性がより挑戦しやすい環境を作りたいと思い立ち上げ、100名ほどの規模となりました。
将来は美しさをテーマに展開してきいたいです。」

 

22番: 近藤 はるかさん(22) 慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科

 

「音楽と科学で人の歌声を向上させる研究をしています。
また、ソプラノ歌手としてオペラの舞台に出演し、オペラアカデミーで研鑽を積んでいます。
将来は夢や希望を与えられるオペラ歌手になることが夢です。」

 


23番: 金安 莉央さん(20) 表現者(法政大学通信教育部)

 

「芸能活動を本格的に始めた矢先にベーチェット病を発症しました。
社会的に弱者という立場になって、日々様々な社会問題に向き合わなければと、今年から法政大学で学んでいます。
困っている人に手を差し伸べられるような表現者になりたいです。」

続いて、スポーツウェア審査です。

 

 

 

審査員からの質問の中に、動きを求められるものがありましたので、動画でまとめてみました。

 

8番 ダンス、9番 空手、10番 中国語、11番 ヨガ、12番 ダンス、13番着物のエア着付け

 

14番 バレエ、17番 エア書道、18番 ダンス

 

そして、審査の結果、東日本地区ファイナリストとして、9名が選ばれました

 

賞状授与の様子

 

ミス日本コンテスト2022 東日本地区ファイナリスト

 

(写真左から)
飯島 由佳さん
河野 瑞夏さん
佐藤 梨沙子さん
土屋 佳蓮さん
成田 愛純さん
横山 莉奈さん
属 安紀奈さん
守田 栞さん
山本 紗也さん

 

選ばれた 9人のファイナリストたちは、これから2022年 1月 24日開催予定の本大会に向けて、10月から 1月の間、ミス日本協会が提供する「勉強会」に出席して、内面・外見・行動の 3つの美を磨いていく予定になっています。

 

ミス日本大会専務理事 和田健太郎さん

 

「ミス日本協会は魅力の力を磨いて、社会をよりよくする素晴らしい方々に応募していただきたいと思っています。
ファイナリストに選ばれた人もそうでなかった人も魅力の差はないです。
魅力には、単に綺麗、素敵だけでなく、ひたむきさや勤勉さ、気高さ、オーラがあるなど様々なかたちがあります。
選ばれなかった人たちの魅力を心待ちにしている人が必ずいます。
あなたの魅力に協力したい、一緒にやっていきたいという人に必ず巡り合います。
自信を持って研鑽を続けてほしいと思います。」(閉会の挨拶より抜粋)

 

 

左 髙垣七瀬さん 右 小林優希さん

 

取材の最後に、今日の進行のお手伝いをされていた今年のミス日本みどりの女神・ミス着物の小林優希さんと、ミス日本ミススポーツ 髙垣七瀬さんに少しインタビューしました。

 

—– まずは、小林優希さん、今年 3月の本大会から半年が経過して、どんな変化や経験がありましたか?

小林優希さん:

 

チェーンソーの教習を受講して、チェーンソーを扱えるようになりました。
半年前には、まさか自分がチェーンソーを扱えるようになるとは思ってもみなかったもので(笑)

 

—– 襷に付いているバッチも木製ですね。

小林優希さん:

 

はい、内閣で任命された CLT広報大使(※)のバッチとミス日本のバッチ、そして、出身地の神奈川県の緑の募金のときのバッチです。
※耐久性に優れた新たな建築木材「直交集成板(CLT)」の認知度アップを担う広報大使

自分も林業の一端に関われたことが嬉しくて、林業の現場に行った際に「チェーンソーを使えるんです」というとすごく喜ばれたり、みどりの女神を身近に感じていただけるので、勉強して良かったと思います。

農業や林業といった第1産業を学ぶ高校生たちにオンラインで SDGsの講演会を行い、林業としての SDGsの関わり方についてお話しました。
正直なところ、ミス日本のファイナリストに選ばれるまでは、SDGsに対する知識があまりなくて、そんな私だからこそ、初心者からわかるように優しくわかりやすく伝えることができたと思っています。
これからもみなさんに伝えられる機会があったらいいなと思っています。

 

—– ミス日本ファイナリストの勉強会でも SDGsをテーマにした講義がありましたが、それ以外にも勉強されたのですね。

小林優希さん:
はい、みどりの女神になってからも本を読んだり情報を収集したりして勉強したり、現場に行って感じたことや教えていただいたことなど、活動を通じて学んでいきました。

 

—– 続いて、髙垣七瀬さん、この半年、どんな変化がありましたか?

髙垣七瀬さん:
「世界自閉症啓発デー」の司会をやらせていただいたりしましたが、コロナ禍で、スポーツのイベントのキャンセルが相次いで、必ずしもミススポーツとしての活動が多かったわけではないのですが、ミススポーツになってからの「意識」は毎日の生活の中で確実に変わってきています。
ミススポーツは「挑戦する心を育む」を活動テーマとしているので、コロナ禍でも私たちに何かできることはないかと考えて、いろいろと新しいことを行うことを勧めたりしました。
たとえば、今日の東日本地区大会の出場メンバーを募集するときに、新しい挑戦として、現役のミス日本がインスタライブで発信して、ミス日本コンテストを紹介したりしています。
最近は、ミス日本の事務局と一緒にインスタライブで SDGsについて発信して、コンテストへ出場予定の方以外にも視聴されている方に SDGsに触れる機会をつくっています。
ちなみに次回のインスタライブは、9月 24日です。それ以降も順次開催していく予定です。
ぜひみなさんにぜひ視聴参加してもらいたいです。

 

小林優希さん:
今日選ばれたミス日本ファイナリストたちに、私たちが何ができるかとか、相手の立場になって考えて行動するというのは、ミス日本になって考えるようになりました。

 

髙垣七瀬さん:
そうそう、私たちが不安だったことやわからなかったことがクリアになったほうがミス日本に挑戦する機会も増えると思うので、そういうことを意識して活動しています。

 

—– 最後に、今日、ファイナリストに選ばれた人たちへのアドバイスを一言お願いします。

髙垣七瀬さん:
私自身、今日の様子を拝見して、出場者のみなさんの活動されていることから刺激を受けて、新しい学びがありました。
まだまだ修行中の身で、アドバイスを言える立場とは思っていませんが、ご自身が楽しみながら、その活動を継続されると良いと思います。

 

小林優希さん:
結論としては楽しんでほしいというのが一番ですが、他の人と比べると、自分には魅力がないとか劣っているとか自信をなくしてしまうと思います。
自信は簡単なことで崩れてしまいます。
人と比べることなく、自分の魅力に気づき、向き合うこれから本大会までの半年になっていただけるといいなと強く思います。
1月の本大会で拝見するのが楽しみです。

 

—– ありがとうございました!

 

ミス日本OG、ミス日本2021のみなさんと ファイナリストのみなさんとの記念ショット

 

(編集・撮影 森川 創)
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