ファイナリストのみなさん
先月 2023年12月の記事でご紹介したファイナリスト 12名の中から、本日 1月 23日開催された「第56回ミス日本コンテスト2024」で、ミス日本グランプリ、ミス日本「水の天使」、ミス日本みどりの大使、ミス日本「海の日」、ミス日本ミス着物、準ミス日本が決定しました。
ミス日本の受賞者は以下の方々です。
ミス日本グランプリ:椎野カロリーナさん(シイノ カロリーナさん)
ミス日本「水の天使」:安井南さん(ヤスイ ミナミさん)
ミス日本みどりの大使:安藤きらりさん(アンドウ キラリさん)
ミス日本「海の日」:有馬佳奈さん(アリマ カナさん)
ミス日本ミス着物:安藤きらりさん(アンドウ キラリさん)
準ミス日本:石村彩華さん(イシムラ アヤカさん)
■ミス日本グランプリに輝いた椎野カロリーナさんの囲み取材インタビュー
- 今のお気持ちは?
呼ばれた瞬間にビックリして涙が止まらない状態で嬉しかったです。
- 受賞を一番知らせたいのは誰ですか?
家族、特に母には最初に報告したいと思います。
私を日本に連れて来てくれて、また日本人にしてくれたきっかけも母でした。
- 何と伝えたいですか?
お母さん、グランプリとったよ!って伝えたいです。
目の前で(会場で)観てくれていたので伝わっているとは思いますが。
- 応募の動機は?
日本人として認められたいというのが応募のきっかけでしたが、勉強会を通じて、私に何ができることはないかと思いようになり、社会に対して、人を見た目で判断しない社会づくりをしたいという目標になりました。
- 見た目で判断されてしまった経験は?
5歳から日本に住んでいるのですが、小学校の頃、まわりの子供たちから「髪色が違うね」「(ホリが深いので)クマが上まであるね」「鼻がすごいね」と言われて、他の日本人と違うことに気が付きました。
- 「日本人」とはどんなものと考えますか?
私は人前に出るのが苦手な性格ですが、母にはそういう一面を日本人っぽいねと言われます。
ものごとをはっきり言えないのは悪いことではなく、周りの方を思いやって生きているので、それが日本人の心なのではないかと思います。
- 将来は?
現在はモデルをして見た目を商品にしていますが、私のメッセージを一つの作品としてお仕事ができたり、多くの方の心に響く仕事ができたらいいなと思います。
- 最年長のグランプリ受賞者として感じたことは?
大学生や若い人が多いのにしっかりされているので、最年長なのに知らないこともあって不安な(勉強会の)3か月間でしたが、自分の知識がないことを受け入れて向き合うことが大切と先生に教えてもらいました。
- 美の秘訣は?
モデルの仕事柄、体型が変わらないように気を付けていますが、特に最近自分に合っているのは、毎日、5~10キロ歩くことです。
歩きながら、好きなものを食べるということをしています。
- ミス日本としてやってみたいことは?
人との違いに悩みを持っている子供たちに気にする必要がないということを伝えられる機会があったらと思います。
- ウクライナでの思い出は?
祖母・祖父との思い出がたくさんあります。
- 現在、ウクライナは大変な状況ですが、思うことは?
身近な国なので、ニュースをみて衝撃的でした。
今、何が起きていて、世界がどんな状況にあるかをしっかり把握しないといけないと思っています。
- 1月1日地震が発生したときはどんな状況で知りましたか?
自宅でテレビで地震速報が流れて、とても驚きました。
何かできることがないかと SNSで発信したところ、子供たちが遊ぶ場所がなくて、引っ込み思案になりかけているのが問題になりかけていることを知りました。
子供たちがのびのびと遊べる場所を提供できるといいなと思っています。
■昨年インタビューしたミス日本コンテスト2023「水の天使」竹田聖彩さんにもお話を伺いました。
(昨年のインタビュー記事)
心の安全地帯になる医師を目指す! ミス日本「水の天使」竹田聖彩さんに独占インタビュー!
https://tanonews.com/?p=66917
- ミス日本としての1年間の活動について感想を教えてください
去年 8月ぐらいまでは、見ること・経験することすべてが新しいことばかりで、学んでいくことが主体でしたが、活動の後半になるにつれて、この技術がこうやって発展していくんだといった具体的に理解していくようにだんだんと変化していきました。
下水道業界のみなさんが熱意をもって真剣に私に向き合って教えてくださったことが実った結果なのかなと思います。
- 1年前の自分と今日の自分はどう成長してますか?
大学で学んでいる医学とはまったく別の「水」という分野を1年間深く学んだことで、少し大げさかもしれませんが、自分の考え方や思考が2倍の厚みになった気がします。
- 今後の予定は?
ポリクリという病院実習が始まりますので、医師として信頼される人物になれるように勉学に励む3年間が待っていますが、加えて、水業界についても新しい技術が誕生して進歩していますので、この知識を1年で手放さずに、常に学び続けてアップデートしていき、水と医療の架け橋になれるように、両方を語れる医師になれるように務めていきたいです。
- ありがとうございました
マンホールを開ける「ガチャ」ポーズ
(撮影・編集: 森川 創)