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2023.08.16癒し系・女子向け

心の安全地帯になる医師を目指す! ミス日本「水の天使」竹田聖彩さんに独占インタビュー!

「第55回ミス日本コンテスト2023」にてミス日本「水の天使」に選ばれた 竹田 聖彩(たけだせいあ)さんにインタビューしました。
楽しいニュースでは、昨年 12月のファイナリスト紹介の記者発表の際に簡単にインタビューして以来、ミス日本「水の天使」になってから初めての竹田さんへの独占インタビューです。

 

竹田 聖彩さん

 

- まず簡単に自己紹介をお願いします。

 

2023ミス日本「水の天使」の竹田 聖彩です。
名古屋大学医学部医学科の3年生で、名古屋に在住しています。
4歳から 11歳までの幼少期は、タイのバンコクで過ごしていました。

 

- タイ バンコクで過ごして、印象的な楽しい出来事は何ですか?

 

タイは、気候も温かいですが、人も温かい国で、人と人との距離が近いと感じました。
たとえば、水かけ祭りとしても知られるタイ旧正月のお祭り「ソンクラーン」があるのですが、お祭りのときは、誰にでも水をかけてもよくて、車で走っていても井戸水をかけられたり、社会として許される親密な国だなと思いました。
私も水をかけたり、かけられたりしていました(笑)

 

タイで幼少期を過ごされた頃の竹田 聖彩さん

 

- 自己紹介のプロフィールにはタイ語以外に英語も話せるとありましたが…

 

英語は主にオーストラリアとアメリカに短期留学して、一から学び直しました。
また、中学高校は国際的な一貫校に通っていたので、英語を多く使う機会がありました。

 

 

- タイ語と英語ではどちらが得意ですか?

 

英語です。

 

- 留学したいと思った動機を教えていただけますか?

 

帰国子女として日本に戻ってきたのですが、英語が話せないことにちょっと引け目を感じていて、どうにか話せる英語を習得したいと思い、オーストラリアへの留学を決めました。
アメリカへの留学は、学校の交換留学生として、学内の選抜試験に合格して行きました。
アメリカでは、ノースカロライナの高校に通いました。

 

- アメリカでの授業はいかがでしたか?

 

たとえば、数学の授業の場合、日本の授業のように先生の講義を聴くのではなく、生徒全員が積極的に答えを発言するような授業スタイルです。
問題を解けた生徒は次々に「解けた!」「解けた!」と発言していきます。
そんなところからも自主性が育つのかなと思います。
よく日本人はプレゼンテーション能力が弱いと言われますが、日本の授業では単に発言する機会が少ないからではないかと思います。
私も最初は「解けた!」と発言するのに戸惑ったのですが、周りの友達から「解けたのに何で言わないの?」と後押しされて、発言するようになりました(笑)

 

 

- 日本とアメリカの高校での数学のレベルはいかがですか?

 

詳細な数学の公式は忘れてしまったのですが、同じ数学の問題でも、日本での解法とアメリカの解法が違っていたりしたのですが、それぞれの国によって良いところがあるように思いました。

 

アメリカ留学時代の竹田 聖彩さん

 

- 授業以外で休日はどのように過ごされていましたか?

 

ホームステイ先の方と現地のいろいろな場所に行ってみました。
たとえば、地元の有名なオーガニック系のスーパー、エコバッグが有名なトレーダージョーズに行ったりしました。
日本でもこのエコバッグを持っている人をよくみかけて、アメリカとのつながりを感じて面白かったです。

 

- 日本で名古屋大学医学部を志望されたきっかけは?

 

幼少期に卵、牛乳、小麦、ゴマ…とアレルギーというアレルギーをもっていたのですが、お医者さんに献身的に治療していただいて、幼かったこともあって偶然完治しました。
それをきっかけに医師を目指すようになりました。
高校2年生の時に GSC(グローバルサイエンスキャンパス)というプログラムで名古屋大学医学部医学科の研究室で研究させていただいて、そこで、医学の面白さを勉学としても改めて感じで、医学部に行こうと決めました。

 

 

- 大学ではどのような勉強をされていますか?

 

2年生の後期から3年生の前期にかけて、ほとんどの基本的な座学、たとえば、生理学、生化学、薬理学、肉眼解剖学、神経解剖学、病理学などを一通り終わっていて、あと実習として、生理学実習、薬理学実習、生化学実習で実際に成分を作ったり、薬を使って、その効果を調べる実験を行ったり、神経細胞の樹立などを観察するとか…を行う予定です。
パーレン(八連)と勝手に呼んでいる 8つほどかたまっている試験があるのですが、必死に勉強しています。

 

- 勉強で忙しい大学生活の中、ミス日本のエントリーしたきっかけを教えてください

 

ミス日本の勉強会が魅力的だったこと、たとえば、日本の伝統文化や現在の日本のことが学べることが、将来、医師になったときに幅広い患者さんに接したときにより多くの人に共感して話が聞けると思って、応募しました。
勉強会がすごいというのは、松井朝海さんが2021ミス日本グランプリを獲られたときに、ニュースに取り上げられていて、母から教えてもらいました。

 

 

- ミス日本「水の天使」になって、びっくりしたことはありますか?

 

水道とあまり結びつかないと思っていた「じゅんかん育ちの野菜」が、下水道処理の過程で発生する汚泥を発酵して堆肥にして、新しく燃料になったり、野菜になって食卓で食べられるという別の循環があることにすごく驚きました。
実際に北海道でじゅんかん育ちの野菜を使った期間限定のお店で食べてきたのですが、野菜も甘みも強くて美味しくて、価格も安くて、メリットしかないのを実感しました。

 

※じゅんかん育ち…下水道資源を有効利用して作られた食材

 

じゅんかん育ちの野菜収穫の様子

 

先日、神田下水に潜らせていただきました。
マンホールの床がかなり滑りますし、降りるときに腕や足の筋肉に頼ることを実感しました。
下水道関係の工事の方の安全性がよくうたわれていますが、実際にやってみて、安全第一で、働く環境を整えていく必要があることを身に染みて感じました。

実際に神田下水の見学の日も、雨が降るか降らないか、天気に左右されることを強く実感しました。

 

 

※安全性という点で、「一滴ルール」というのがあります。
下水工事について、雨が一滴でも降ればただちに管内工事を中止し、雨がやんでも管内水位が通常に戻るまでは作業を再開しない、とする東京都独自の安全対策のこと。

 

8月1日は「#水の日」!各地の施設が#ブルーライトアップ!

 

- 竹田さんのマイブームは?

 

元々旅行が好きだったことと、ミス日本になって、日本の良さをもっと知りたいと思って、観光地や日本の名所や河川の流域を意識して名称を暗記しようと勉強し始めました。
タブレットの白地図に、多摩川、利根川、谷川、木曽川、といった川の名前を確認したりしています。
旅行については、昔はタイに住んでいたこともあり、海外旅行が多かったのですが、コロナ禍だったこともあり、最近は国内旅行が多いです。

 

 

- 楽しいニュースの読者に向けて、お勧めのスポットはありますか?

 

初めて東北に行ったのですが、太平洋側の宮城県の松島と、ほぼ緯度が同じ西にある日本海側の山形県のクラゲで有名な加茂水族館があり、ちょうどその2つの中間に千と千尋のモデルにもなった銀山温泉があります。
もし車が運転できたら、松島から加茂水族館に横断すると2時間少しで行けます。
その日のうちに、太平洋と日本海に行けて、帰りに銀山温泉に戻って来られるのでお勧めのルートだと思います。

 

- ミス日本「水の天使」として今後の予定を教えてください

 

10月21日(土曜日)、22日(日曜日)に愛知県岡崎市で「第11回マンホールサミットin岡崎」があります。そこで、司会をします。
去年は何万人も来場された大イベントで、マンホールカードを集めている人を、「マンホーラー」っていうのですが、マンホーラーの方々が集まって、全国各地、行かないともらえないマンホールカードを集めるために人気が高まっているイベントです。

 

- 竹田さんもマンホールカードを集めているのですか?

 

ミス日本「水の天使」になってから集めるようになりました。
私のお気に入りのカードは、先日、札幌に行ったときにゲットした雪ミクちゃんの可愛いマンホールカードです。

 

雪ミク マンホールカード

https://www.city.sapporo.jp/gesui/manholecard.html

※『雪ミク』は、2010年の「さっぽろ雪まつり」で“真っ白い『初音ミク』の雪像”を作ったことをきっかけに誕生した、北海道を応援するキャラクターです。(編集部注)

 

- 竹田さんご自身について、今後の予定や希望を教えてください

 

今、3年生で、インターンも 2年ありますので、勉強を疎かにしないようにがんばりたいと思っています。
どういった医師になるかというために、病院実習では、実際に接する患者さんや病院の雰囲気に触れて学ぶ部分が大きいと思うので、いろいろと吸収できるようにがんばりたいと思います。
普段から「この人(先生)に相談したら大丈夫」と思ってもらえるような身近な医師になりたいと思っています。
ミス日本のファイナリスト時代から「心の安全地帯になる医師」とずっと言い続けているのですが、患者さんとお話ができる内科や耳鼻科の医師になりたいと考えています。

 

前日の取材日にエア始球式を行っていただきました

 

- さて、明日は バンテリンドームで始球式ですね(※) 意気込みを聞かせてください。

※取材は 8月10日に行っていますが、翌日 8月11日の「ドラゴンズ vs. カープ」戦の始球式を竹田さんが務めることになっています(編集部注)

 

野球とは無縁の、中学・高校と 6年間はバレーボール部でアタッカーをしていました。
この1週間は、高架下の練習場に行って、元 ソフトボール部だった母にキャッチングをしてもらって投げ込みの練習をしています。
グローブも母が 39年前に使っていたものを使っています。
恥ずかしくない投球をしようと思って、今朝も朝 5時半に起きて、投球練習してから、東京に来ました(笑)
パワー的にはベースまで届くと思うのですが、方向音痴なので、そこをたくさん練習しています。

 

- 明日の始球式も楽しみにしています。ありがとうございました!

 

ミス日本「水の天使」としての竹田さんの活動例:

 

(取材協力: 一般社団法人ミス日本協会、出演: 竹田 聖彩、 撮影・編集: 森川 創)
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